秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

生体を日光浴させる時の注意点

2023-05-27 14:25:11 | 飼育設備
樹上性の種が紫外線の影響を受けて生活していることは否めません。
もちろん紫外線灯という人工物を利用するのも悪くはありませんが日光に当てる
方がより良いと言えます。

たとえ夜行性のヤモリであっても然りです。私が好んで飼育しているホソイシヤモリ
グループなどはこれに当てはまります。私が一つの目安としている外気温は30度
くらいまででそれ以上の場合は危険と感じています。そういった場合に日光浴をする
とすれば直射光が当たらない明るめの日陰を利用するのも悪くはありません。
私がプラケースで飼育をしている理由の一つは軽くて移動が簡単だからです。移動が
不便な重たいケージでは日光浴用のケージを準備しなければなりません。スペースの
無い私には実際不可能です。
日光浴をする場には必ず温度計を置くようにしています。生体とほぼ同じ状態の場所が
何度あるのかは非常に重要です。人の感覚なんぞ当てになりませんから数値を重視する
点と体感的な部分は分離して考えるべきです。私は葦簀や簾を使い僅かに日が当たる
程度に調整しています。私が飼育対象にしている個体は小型の種が多いですから暑く
なりすぎる事は避けなければいけません。木漏れ日程度の日差しの中うとうとしている
カナヘビたちを見て癒やされない訳がありませんよね。

ワックスモス(ハニーワーム)累代飼育この時期注意すべき事

2023-05-23 08:08:43 | 飼育設備
この時期は真夏を連想させる日があったり梅雨のような日があったりと温度管理
湿度管理に気を遣いますね。

私が約20年に渡り殖やし続けている餌昆虫の一つがワックスモスです。
商品名はハニーワーム、和名はハチノスツヅリガと言い養蜂業者からは害虫として
扱われています。昔は釣り餌として知られていました。私が高校生の頃には既に
販売されていましたから釣り餌として養殖の歴史は40年以上ということになると
思います。
この昆虫の維持で重要なのは湿度管理です。冬場は乾燥に気を付けないと一令幼虫が
うまく育ちませんがこれからの時期は多湿が原因のカビには特に気を付けています。
蛹になった繭の表面に付いた糞は出来るだけ除去し、乾燥させます。晴れた日で
あれば風通しのよい日陰に置いて表面がカラカラになるようにします。幼虫飼育に
ついては餌をまめに交換することが良い結果になります。
ちょこまかとした手間は掛かりますが餌昆虫の飼育から得ることが出来る情報は
多大であると私は思います。冷凍餌はあくまでも私にとっては副菜的なもので与える
餌の中心的存在ではありません。

副産物は・・・楽しんじゃいましょう!

2023-05-19 17:15:37 | ソメワケササクレヤモリ
ホワイト品種を維持しつつ繁殖させていると時折ですがこのような個体が出ます。

画像の状態はフラッシュアップしているのでメリハリが効いています。
この模様は恐らく遺伝しないと思います。何故かといいますとホワイト品種は模様が
細くなる傾向があるからです。一点物(?)として個体差を楽しむには良い個体かと私は
思います。ノーマル個体の千差万別の模様もこれに通ずるものがあると感じています。

アクアリウムバスありがとうございました。

2023-05-01 11:39:59 | イベント
生体をパッキングするために朝4時過ぎに起床しました。
外は小雨模様ですが幸い気温は思ったより高そうです。

足下の悪い中を秋海棠&ディーレプタイルブースに足を運んでいただき
本当にありがとうございました。
今回は運営者様のご厚意でGeckoMarket2023のフライヤーを置かせて
いただき感謝しております。たくさんの来場者様とお話する事が出来て
幸せな時間を過ごせました。特に嬉しかったのは私が作出したホワイト
品種やチタニウム品種といったソメワケササクレヤモリの認知度が少し
づつ上がってきた事でした。今後も一人の趣味家として小さく努力して
いきたいと思います。次回も許可をいただければ参加させていただき
たいと思います。・・・がその前に都内某所の怪しげなお店で開催される
予定の小規模イベントに参加予定です。緩く温くご期待を。(笑)