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ゾンビランド:ダブルタップ★★★

2019年12月13日 | アクション映画ーサ行

ゾンビが蔓延した世界を舞台に、自ら編み出した「生き残るための32のルール」を実践する引きこもりの青年を描いた人気ゾンビコメディ「ゾンビランド」の10年ぶりとなる続編。コロンバス役のジェシー・アイゼンバーグを筆頭に、ウッディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンという、前作以降にそれぞれ大きくブレイクを果たしたメインキャスト4人が再結集。監督も大ヒット作「ヴェノム」を手がけたルーベン・フライシャーが、再びメガホンをとった。

あらすじ:爆発的なウィルス感染によって地球上の人類がゾンビと化したなか、コロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックの4人は、コロンバスが作り上げたルールに従い、10年にわたってゾンビ社会を生き抜いていた。そして2019年、地球上のゾンビたちが、パワーもスピードもレベルアップした新種へと進化。そのほかの生存者を仲間に加えたコロンバスたちは、ルールさえ守れば何でもありな状態で、ゾンビたちをなぎ倒していくが……。

<感想>2009年に世界を熱狂させたホラー・コメディ「ゾンビランド」。それ以降、ゾンビは映画の中の単なるモンスターにとどまらず、Tvドラマなどでもヒット作を生み、カルチャーメインストリームとなった。それから10年、この間では軒並みにスターとなったキャスト陣が、再びゾンビだらけの世界で冒険を繰り広げるということに。

ホワイトハウス跡に落ち着いた彼らの絆は、ひょんなことから揺らぎ始める。自立心に目覚め、ヒッピーふうの若者と家出をしてしまったリトルロック。あの「リトルサンシャイン」で人気が出た可愛い女の子だったアビゲイル・ブレスリン。いまではぽっちゃりデブになって子役の面影はない。

生粋のゾンビキラーであるタラハシーこと、ウディ・ハレルソンは、4人の父親的存在であり、デカいアメ車がお気に入りで、ミニバンのような車を毛嫌いしていて、すぐにブチ切れる一面をもっている。リトルロックを本当の娘のように可愛がり、つい口出しが多くなる。だからデカいタラハシーの車にのり家出をするのだ。

姉のウィチタのエマ・ストーンは、しっかり者で性格は現実的。コロンバスの恋人であるが、ポロポーズに戸惑い返事をしないまま、妹と家を出て行く。

コロンバスには、ジェシー・アイゼンバーグが演じている。ルールの考案者であり、ヘタレな大学生だったが、タラハシーたちと修羅場を潜り抜けたことで、少しだけ逞しくなった。恋人のウィチタと結婚をしたいと思っているも断られてしまう。だからって、ホームセンターの冷凍庫の中に住んでいたピンクだらけの能天気女マディソンを仲間に入れて、挙句にセックスまでして男女の仲になってしまう。男って勝手な生き物だ。

逃げ出したリトルロックとウィチタは、途中でインド人ふうのヒッピーと出会い、妹がその男と仲良くなってしまい、姉のウィチタがホワイトハウス跡へ戻って来る。そこで、コロンバスがピンクのバカ女と仲良くなっているのを見て怒り心頭。プロポーズを嫌いで断ったのではなく、今の世の中では赤ん坊が出来たら育てられないと思ったからだろう。

リトルロックの事を心配するタラハシーは、小さいミニバンに乗って後を追うが、行く手に待ち受けていた新種のゾンビたちに襲われてしまう。二度撃ちをしないと死なない(ダブルタップ)凶暴なゾンビをT-800と名ずけて、ゾンビ世界を生き抜くためにルールを守りつつ、旅をするコロンバスたちの珍道中が始まる。

グレイスランドへ向かうも、途中でプレスリーの館を見つけるが、見るも無残な廃墟となっていた。そして、キラキラとネオンが輝くホテルらしき屋敷に到着する。そこはエルビス・プレスリー博物館を管理するネバダという女性に会う。

彼女はロザリオ・ドーソンが扮していて、さらにタラハシーとコロンバスによく似たルーク・ウィルソンとトーマス・ミドルディッチが演じている、アルバカーキとフラッグスタッグの生存者と出会うが、こいつらおバカすぎて、ゾンビに食われて歯形がついていた。それで、ゾンビ化してしまう。

つまりは、ネバダの用心棒も兼ねているような感じもしたが、エルヴィスの大ファンであるタラハシーとネバダは意気投合して、夜の間にいい関係になっていた。プレスリーの衣装を着てご満悦のタラハシーちゃん、まぁ、いつ死んでもおかしくない世の中だもの、どうでもいいけど。

しかし、今作では4種類の新型のゾンビが登場する。ホーキング博士に由来する思考型の“ホーキング”や、太り過ぎて愚鈍な“ホーマー”とか、機敏な“ニンジャ”とか、なかなか死なない“T-800”など、古典的なゾンビのデザインにユーモラスな要素が加わっていた。画面の中には、ルールを記したロゴを画面のあちこちに配置してるのがウザかった。

ヒッピーたちが武器を持たず立て籠る平和の塔、バビロンへ、そこには武器持ち込み禁止のお触れがでていて、拳銃、短刀など武器は没収される。中で溶鉱炉で溶かしてペンダントを作ってしまうのだ。ゾンビが現れたらどう対処するのだろうか、ここには絶対にゾンビはこないなんてこと、誰が決めたの?・・・。

中では、呑気に歌い踊り、楽しくコミニュティーを作っていて、何か宗教的なことがあるのかと思えば、そんなのはない。ただ、楽しく生きているだけ。

そこへ、ゾンビ軍団が押し寄せて来るのだが、さて、彼らはゾンビを撲滅することが出来るのだろうか、それは観てのお楽しみとして、助かるのはいつもの4人に、最後に大きな車で助けに来た、ネバダの5人くらいしか生き残っていないのでは。

最後にあの、1作目でサプライズで登場した、ビル・マーリーが出て来る。TVの番組で、第3弾も制作するという売れ込みでしたが、放送の途中でゾンビが雪崩れ込み、人間たちは襲われてしまうのだが、もう続編は作らなくてもいいと思いますね。

 

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