「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20110616

2011-06-16 | 矮小布団圧縮袋

○東区の名島の方に用事で行ったら、名島亭・濃麻呂とかラーメン激戦地のこの付近に、また新しいラーメン屋のチェーンで「博多麺王」が出来ていた(前はガソリンスタンドがあったところだと思う)。普通のラーメンだと、煮卵ともやしがちょっと入っている。キムチ漬けはセルフサービスで自由。ラーメンは意外ととんこつ臭くも油っぽくもなくマイルドな方だった。(※つきそいのキイロイトリとどんぶりの大きさを比較する)


本日のBGM:映画「怒号する巨弾」(1960、新東宝)(チャンネルneco、6/15 21:00~)
 これはかなり以前から見てみたかった作品で、期待に違わず天知茂先生が「見事に持っていきました」わくわく(^^)。こないだのカービン銃の話からしてまた犯人?悪賢いチームリーダーかい?と思えば、中盤から 次第に浪花節的ラブサスペンスの様相?に。そう、言うなれば井上梅次監督の土曜ワイド劇場・江戸川乱歩の美女シリーズ第一作「吸血鬼・氷柱の美女」(1977)の「美女」が、なぜ三ツ矢歌子さんだったのか?という謎が解けた(ような気分)。ダンディ明智先生とマダム倭文子夫人には、17年前にこんな青春な悲恋の因縁があったのね!(←※違ーう。)…それにしても、まだ若々しい美男美女である。三原葉子が「情婦の姐さん」なら、三ツ矢歌子は「お嬢さん」だ。そしてそれこそ、いや悪いけど、この場合はこうなっちゃうと、どうしてもスーパージャイアンツ宇津井健(宇野)よりも、天知茂(天田)がおいしすぎるというか、かっこよすぎるだろ。ジェームズ・ディーンですかあなたは。そんでもってこの宇野・天田の2人とも“根がもろ生真面目ぽい”青い堅物感が漲ってくるから、見てる方がはらはらするというか。こういう昭和30年代の映画の場合、サスペンスものでも最近のスペクタクルで大仰なオーケストレーションのサントラでは全然なく、どっちかというと室内楽的だ。画質的にも戦後イタリアのネオ・レアリスモだかフランスのジャンギャバンのノワールなやつあたりをもしかして狙っているのか?といった雰囲気のBGMで(というか「第三の男」風だっていう話らしいが)、この冒頭から流れている、何とも哀愁漂うマンドリンとギターとテルミンみたいな音楽が、やるせなく印象的で、いかにもほろ苦い。と思って、もう一度最初から録画分を見てみたら、なんとOPから「音楽 渡辺宙明」(!!)のテロップが。すごーい。油断も隙もありゃしない。(20110616)

※土ワイの明智小五郎先生の頃には、こっちはリアルタイムでバトルフィーバーJやデンジマンやギャバンシャリバンでお世話になっていたというわけである。


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