「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20080909

2008-09-09 | 矮小布団圧縮袋

○福岡に戻り、休みなく週明けから出社さ。全然仕事が進んでない(汗)。夕方それでも、ちょっと早めに出られたから愛車を駆って近所の映画館へ。
 本日のBGMというか映画:「デトロイト・メタル・シティ」(2008) 
  だいたいDMC劇中歌のPVしか見たことないし、先週はその作曲した人のライブに通ってきた(爆)から、映画の方も初めてで、見てきた。実は漫画もまだ読んでない。あんまりみんなが言ってるもんだから、話に聞いて「見てから読む」方にしました。はははは。多分、厳密にデス完全再現したら映画館の一般客は引くでしょう(笑)映画のはどっちかというとメタルとかハードロックでわかりやすくなってると思う。デスも渋谷系もそこはかとなく笑いの対象になってるし。で(ジャンルはともかく)ロック系のライブであのノリにノったことがある、踊り出すか叫びが起こるかの身体的感覚のわかる人なら、ツボがわかるだろうという、そういう話。作ってる人たちもわかって作ってる感じ。このばかばかしさを主役はじめ全員でとことん大真面目にやってるからいいのであり、わかんない人には、ただ放送禁止用語がどうのとか、なんであんなに熱いのかわかんない、って引くのかもしれないが。そういう意味ではかなり、わかる人にしかわからんのかも、なマニアックな内容のはずで、タワレコとかMUSICAとか音楽雑誌がやたら関連記事おしまくりだった理由も見てわかってきた。それがどうして一般人にも、若い人だけでなく40代以上の人々にも話題になっていたのかと考えると、ただ単に「昔KISSが好きでした懐古主義(※だいたい音楽室でデトロイトロックシティか天国への階段かのイントロくらいは一度は真似しているはず)」だけに留まらない、「入口になりうる」特に後半の、ある種の「ドラマ」かな。そこで泣けるという人と、完全にばかばかしい方がよくて安い感動はいらんという人とで賛否両論だけど、見終わって帰っていくつか映画評を検索してたら、これとかそれとか、いろいろ、見る人ごとに見方が違う点は、意外と面白いと思う。よくmusicianの人にも人気というが(2日もVAMPSメンバーの人が見に行って時間あわなくてダークナイト見たっていってた)、きっと「田舎から出てきて、都会で、夢=虚業にいそしむ」芸能稼業の人々の心の中にこそ潜む、何か琴線にふれるものがあるのかもしれない(笑)。いや、業種に関係なく、仕事を続けていく人の心には同じ悩みの悲喜劇なテーマが潜んでいると思う(つよしのラジオとかでも言ってたことなんぞここまで戯画化できるんだぜ。とかいうと怒られるか・笑)だから結構大人の人も見てるのかもしれない。個人的には、自分の行った映画館の場合、音はあと2倍くらい大音響(なり終わって数秒残響できーんと突発性難聴になるくらい)だと、対バン的にはリアルでいいかな、と思ったほど(…最近そんなとこばっかし行ってるからだ><)←あんまし一般人的感想じゃねーな(爆)。
 自分的にどこにいて見てるかっつうと、全然、大倉孝二さん目線。これ、わかります(大笑)←この大倉さんが何かいい。こういう感じの人、もちデフォルメだけど、実際こうだもん(爆)。
 あと、同一化はしてないが、わかる、ひでえ社長(笑)。実家。その他つっこみどころ満載。博多のバンドはあったらちょっと行ってみたい感じ。ま、様々な相乗効果で映画館を出ながらふと「クラウザーさんやジャギやカミュが今度ほんとにMステに出てテレ朝がふっとばないかしら」と不覚にも思ってしまえちゃうあたり、騙されたつもりで話の種に。(20080909)
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