「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

(Zepp Fukuoka 、20160309)

2016-03-09 | live2002-2024

〇夕方退社する前のネットの画面のニュースでジョージ・マーティン先生大往生の訃報を読み、その後、会社帰りにGolden Slumbersを鼻歌しながら、またもや久しぶりにバイクで向かったZepp福岡。で今日のBGMは


 TOTO Japan Tour 2016 (3/9、Zepp Fukuoka 19:00~)
 行ってきましたよ。TOTOは自分的には「自分の子どもの頃の最後のRadio Star」で、演奏している映像を見たことがほとんどなく、ラジオとかで声と音しか聴いたことがない。だから顔のイメージが全然頭の中に定着してなくて、視覚的につかめんかったのだけどね。
 今回は初めて生で聴く上に、初めて顔と声と音が一致するようなもんだ←それにしても35年かかるとは(爆)
 演者的にはZeppというかブルーノートのイメージでもあったが

 CDやラジオで聴いてたイメージではもはやClassicといってもよいほど精密な、狂いのない「手練れ」の人々、だと思っていた。それを今回は実際に演奏しているところを生で間近に見聞きすることができる。聴いてみて、やはり素晴らしかった。確かに圧倒的に「手練れ」である。「紛うことがない」演奏だ。しかもLIVEだからそれがさらにアグレッシヴなのだ。単にRockという枠でも括りきれないクロスオーバーな、喩えていえばPat Methenyのように、TOTOもこれはこれで一ジャンルのようなものだ。既に亡くなったメンバーもいるが、ルカサー先生やポーカロ先生やペイチ先生のソロにせよ、まさにこういうものだったのかと生で圧倒された感じである。
 有名な曲はもちろんおなじみだが、実は恥ずかしながら、「子供の頃に聴いていてメロディもサウンドも知っているのに、曲名はおろかTOTOだってことも知らなかった歌」が結構あったことに今日聴いてて気づいた(申し訳ない)。つまりそれだけ、よく流れてて耳に残ってて知らず知らず影響受けてたってことでもある。
 ※で、今回曲と曲名と歌手が改めて一致したのがI'll Supply The Love(邦題:愛する君に)です(爆)すんません!しょっちゅうラジオで流れてて聴こえてたよこれは。
 ※まだまだ脳内にぐちゃぐちゃに溜まっている記憶のBGMの確認と整理が必要だわ。

 MCの中で言ってたけど、やはり今日はGeorge Martinに捧ぐとか、Maurice Whiteに捧ぐ的なナンバーもやっていた。
 その後者にあたるのだが個人的にGeorgy Porgyが、聴いたことある昔のCDの時の感じと全然違ったアレンジで、まるでEW&Fみたいに黒く濃くねちっこく官能的な感じになってて、聴いているうちに、ちょっとじわじわと色気のようなものに当てられてしまった。もしかして仙人リーランド・スカラー先生の美技にもさりげなくやられてしまったのか。まさか、こんなにくらくらっと酔った気分になってしまうとは。予想外。
 ※そういえば、19時に始まる前だったかの会場内BGMで、Can't Hide Loveみたいなのが流れてたぞ。それに近いねちっこさである。
 イントロからして(!)いかにもモーリス・ホワイト仕様なversionで(これLIVE盤音源を熱烈希望)とても心地良い。この鉄板感。

 Africaってこんなにアフリカアフリカした熱い曲だったのね!ということもわかったしww
 
 
 もしかすると4月5月忙しくて来れなかったら、今回がラストかもしれない思い出のZepp福岡を記念撮影。
 いやあTOTOで〆に、とは、なんと至宝にして贅沢な〆か。また来るかもしれないけど、いちおう、そういう心構えで来ました。
 今回そういう雰囲気のお客さんがいっぱいいて(客層的には見た感じ40代以上な人たちが多く、きっと若き日の通った思い出がある人たちばかりだと思う)、わりとみんなZeppの記念写真撮ってた。
 福岡ドームのこっち側から、楽屋側のトレーラーが見えないかみんな群がってたりしたのが懐かしいw 

 (写真:Zeppのグッズ売り場に並ぶ人々と余韻にひたるキイロイトリ)(20160309)
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