「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20110505

2011-05-05 | 矮小布団圧縮袋

○…祝日「5月5日」を新潟市内に戻って過ごしていた。数日、福島県境まで数十キロの旧・東蒲原郡の山奥の温泉旅館にいた。人里離れた湯治場で親類の老人や子供と過ごす。たれぱんだやむすび丸やキイロイトリも保養中である。
  
 福岡-新潟間の往復の飛行機がGWに関わらず異常に空いていようが、それでもこの3月4月の日々、さらにこの1年のことを思えば、休みが連続するこの数日、ともかく福岡にはいない方がいい、と思った。家にいたら、強迫神経症のようにちょっとした拍子ですぐ会社に足が向いてしまうかもしれない。会社には業務命令もないのにまだ数人、この連休でも強迫神経症的に詰めてる奴がいるのに違いない。でもこれ以上、自分がそういうのに気を遣ってまた会社に出てしまい、結局心身ともに拘束されて疲弊しきっていたら、社長のように物事の途中で死んでしまうんじゃないか。そんなのは嫌である。自分はそんなために福岡に来たんじゃない。とにかくこのままでは嫌だったから、福岡を離れたかったのである。
 新潟市内では、北光社の後に市役所前にできた北書店に行ってみたかったので、買物をして古町を散歩した。西堀の三吉屋で、由緒正しい魚や鶏などからとる式のスープの澄んだ滋味なるラーメンをいただく。メンマと葱と、シンプルなちぢれ細麺。自分の育った「日本」である場所の、子供の頃からの最もオーソドックスなイメージのラーメンとはこれだ。だから、今の毎日の単身赴任生活が、(日本語が通じたとしても)いかに自分にとって「外国」の「海外生活」であるか、ということを、ラーメンで改めてかみしめる。こんな感じで保養に勤める連休であった。
     
  

 そんな時のmp3 playerから流れてくる、子供の日らしいといえばkidsらしいかもしれないBGM:
 宇宙マーチ / 冨田勲、ボーカルショップ 東京マイスタージンガー ※参考
 北書店で買った新潟市レトロ復刻絵葉書の古町十字路を見た時に、もしプルースト風に喩えるならば百貨店の最上階の食堂で飲んだクリームソーダの香りとともに記憶が蘇り脳内に流れてくる、昭和中期のそのイメージの音楽。(20110505)


※「てをつなごう」(20110426)仲間が増えました。


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