「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20160228

2016-02-28 | 矮小布団圧縮袋

〇先日も書いたが、年明けからこの1~2か月近く、いわゆる外食をすることがほとんどなかった。いうなれば自炊であるが、ぜいたくなものはない。朝はごはん茶碗一杯くらい、昼は弁当、夜は残りと明日昼用のおかず作り、というサイクルで、野菜とか材料だけ休みにまとめて買っておいて、ともかく「あるもの」で作っておくという方式でしのいできたという表現が正しい。あとは間に合わない時は近所のベーカリーでのサンドイッチなどを買ってきて家かデスクでお茶とともにいただく、という感じである。
 だから仕事で出向の時、食事でどこかの店に入るというのが、本当に久しぶりな感覚である。

 
 柳川の京町洋風食堂でのオムライスランチセットでお昼。
 キイロイトリ「ドミグラス ソース デスネ」サラダもお洒落だ。普段の仕事中の昼のように10分でかっこむことはせず、ゆっくり食べるようにする。
 わりと新しくできたお店のようで、結構混んでいた。夜はワイン居酒屋って感じである。

本日のBGM:
・真田丸 #8「調略」(2/28 20:00~)音楽:服部隆之
  複雑で非情な作戦ながら、昌幸の策士ぶりがよくできてた話。叔父さんの信尹が渋い。
・映画「俳優 亀岡拓次」(2016)音楽:大友良英
  映画館にもここのところずっとご無沙汰だったけれども、先日仕事帰りにさくっと寄って見た。いちおう原作も読んでみた。だいたい居酒屋に呑みに行くのになぜカブで行くのかが、バイク乗りの自分には不可解だった。小説を読んだら「ホテル泊まりが前提」の計画なんだなとわかった。
  亀岡拓次は安田さんのようだとニュースなどでもいわれているが、安田さんであるようでいて安田さんではないようにも思う。「奇矯な容貌」(原作)という設定だし。それにこの映画の主役「亀拓」という役を演じる時、他の色々な所で安田顕という人が演じる脇役の時の“「あの」ヤスケン”度の異様な破壊力は、むしろ穏やかにセーブされている、という見方も可能だ。一種のメタフィクションのようなところがあって、この映画そのものよりも、劇中の映画といわれる作品の方が気になる。下足の泥とか猫ゾンビパニックとかだったら、安田さんがいかにも出てそうな感じが想像できてしまい、そっちの得体のしれない方が見たくなってしまうのだった。
  居酒屋のショットとかカメラの図が昭和の風景ぽく多少の荒廃感を漂わせながら綺麗にはまってるな、と思ったら編集が「舟を編む」の人(普嶋信一)だった。本当にお酒を飲む時はうれしそうな表情になる「安田顕の長編PV」的に貴重かも。(20160228)
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