1月にアップしたこの本。
= オリンピックを呼んだ男 田畑 政治 いだてんロスに良く効く ありがた~い薬 のような一冊(笑)
いだてんロスに良く効く ありがた~い薬 のような一冊、というのが感想だった(笑)
で未だに、いだてんロスに苛まれている。
それを加速するのが、再放送の話。
月曜まで待てない!(笑)
というわけで読み始めたのがこの「ミスター・オリンピックと呼ばれた男 田畑 政治」
前のもそうだったが、ドラマになく、本にはあった箇所が興味深い。
・田畑 政治 が浜松地元にかけあって出来た弁天島プールは巨大!
長さ100m(!)、幅30m
このプールで選手たちは海では出来なかったスタート・ターンの練習が出来るようになる
・組織作りで苦労 = 水連と学連の対立
・岸体育館 といえばの元祖、岸 清一 と 田畑 政治 の相性はあまりよくなかった(汗)
が遂に頼みこんだことで神宮プールは実現に至る
・松沢 一鶴 は理系で科学的なトレーニングを導入
だけでなく、海外のYMCA経験もあり、この点でも選手たちの深い信頼を得た
・水泳の記述がメインの内容の流れで、古橋 廣之進 がタイトルの一章がある
・田畑 政治 の一生の恩人のひとり、フレッド和田イサム が登場(涙)
最重要人物のはずがドラマでは削られており、当ブログは涙を飲んだ…
が、この本でまた溜飲が下がった!
彼が何をしたかは本をお読みください(笑)
・最も長い第6章で、オリンピック招致に至る説得の道筋がしっかりと描かれている
テレビでは実は、かな~り はしょってた部分!
・国立競技場のお披露目も含め、招致の過程で東京で実施されたIOC総会。
この際、直前にギリシアで見つかった「オリンピック賛歌」が第1回大会以来、演奏された
原曲をオーケストラアレンジし演奏したのは勿論、朝ドラ「エール」主人公!
・招致活動で再び、フレッド和田イサム が登場(また涙)
たまたま娘の就職で東京に来ていた彼を即日捕まえ、中南米の票集めを頼む!
フレッドは妻を連れ、自腹で中南米を行脚し、東京開催を熱く訴える
etc..他にも岩ちんが目撃した 田畑 政治 のおっちょこちょいぶりを示す小エピソードなど、読みどころ満載。
結論:いだてんロス 及び 再放送気運アップ に良く効く ありがた~い薬 のような一冊(笑)