あれは,あれで良いのかなPART2

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12月9日(火)のつぶやき

2014年12月10日 04時24分34秒 | ツイッター

最近の選挙情勢をみて、なんとなく思ったことをつぶやきます。これは本当につぶやきなので、反論は山ほどあると思いますが、本気で突っ込まないでね。


最近の選挙の情勢1
郵政民営化選挙のころから、有権者はYes、Noの二択選挙を好むようになった。いわゆる、デジタル思考である。
今回の選挙は、争点大杉につき、二択にできないことから、思考放棄傾向が強い。


最近の選挙情勢2
日本の有権者は、アメリカのようなネガティブキャンペーンを嫌う傾向が強い。
人の悪口は嫌いじゃないのだが、度を過ぎると「お前が言うな」という不快感に急激に変化し、悪口の相手を同情する判官贔屓的な思考になりやすい。
なので、少しでもポジティブなことを言う人を好む。


最近の選挙の情勢3
政治家が身近でなくなっている。ネット社会でSNSなどでやりとりを行っている政治家もおおいが、本当に双方向なのか怪しい人も多い。
そもそも、候補者の多くが落下傘であり、地元密着ではないため、なんとなく感情移入できない候補者が多い。


以前、自民党のゲル大臣が「かつては、あなたの隣に自民党、ということできちんと声を聞いていたが、90年代から様子が変わってきた」と述べていたが、良し悪しがあるにせよ、昔はかなり地域密着政治家であり、実はかなり身近な存在であった。


最近の選挙の情勢4
その自民党だが、昔から一党独裁状態が続いていたものの、今回ほど不安がられていなかったのは、派閥政治により、実質的に自民党が複数に分裂していたため、内情が決して一党独裁とはいえなかったことによる。
ここ最近は、派閥が弱いため、オール自民党になっている。


最近の選挙の情勢5
野党の選択肢に悩む有権者が多い。
特に、今回は、「反自民、反民主、反共産」という人が実は多いが、その受け皿が弱く、維新、次世代くらいしかなく、これまた決め手を欠く状況である。
結果、安パイとして自民に戻る、という選択肢になりやすい傾向である。

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最近の選挙の情勢6
基本政治は他人事、それよりも自分の生活が第一、と考える人が多い。その背景には、前述の政治家が身近でないこともあるが、自分の日常生活と政治がリンクしていないと思ってしまうところであろう。
例えば、財政再建しようがしまいが自分の生活は全く変わらないと思ってしまう。


今回の選挙ほど候補者を誰にするか悩ましいことはありません。
理由はいろいろありますが、個人的に一番感じていることは「具体的な将来ビジョンや生活の変化」を明確に示している政党がないことです。
特に野党は批判ばかりで、国民に夢を与える話をほとんどしていないのが致命傷です。


何もバラ色のバラマキ政策を示せとは言いません。もっと単純に、何をどうするから国はこうなる、みんなの生活はこうなる、その根拠は、逆に負担は、っていうことを具体的かつ分かりやすく伝えてもらいたいですし、そうしている政党や候補者を中心に選びたいと思います。