北京オリンピックが終わってしまった。

いろいろ問題があった北京オリンピックでしたが、昨日の閉会式で終わってしまい、寂しい。日本選手の活躍には感動しました。メダル総数18個だそうで、今までの最高だとか。獲得メダル数を数えて、外国と比べるのは好きじゃないですが、毎回やっていますね。スピードスケート1000メートルで、金メダルを獲得した高木美帆選手。決勝戦に進出し、銀メダルを獲得した女子カーリングチーム。スピードスケートの女子パシュートでは、高木菜那選手がゴール前のコーナーで転倒して、銀メダルになり、泣きじゃくる姿が可哀そうでした。銀メダルだって立派なんですが、悔しい、悲しい気持ちは察して余りあるものです。あの転倒した場面を何回も再放送しないでほしかったです。女子フィギュアスケートの坂本花織選手は自己最高得点を記録し、安定した完成度の高いスケーティングで堂々の3位でしたね。男子複合団体も28年ぶりの銅メダルだったとか。たとえ、上位入賞できなくても、転倒してメダルに届かなくても、全力で頑張っていたどの選手にも拍手を送りたいと思いました。昨日のフィギュアのエキシビションは、すごく楽しかったです。採点を離れて、のびのびと楽しんでいる様子に、こちらも楽しくなりました。次回の冬季オリンピックはイタリアミラノだそうで、その前に2024年にパリで夏のオリンピックがあります。2年後なんてすぐですね。
さて、今日から平常に復帰。私も気持ちを入れ替えて、3月6日に行われる太極拳教室の発表会、健美拳まつりの進行表をパソコンで作りました。今回初めて、当日の進行係を仰せつかったためです。去年に引き続き無観客ですが、日頃の練習の成果が発揮できるように、頑張りたいと思います。そして、久しぶりに杉浦先生がyou tubeにあげてくださった合唱動画を見ながら、「ペチカ」の練習もしました。26日に合唱の運営委員会があるのですが、練習再開はいつになるかなぁ。3回目のワクチン接種は私は1週間後の28日です。モデルナのワクチンを打ちますが、副反応が出ないといいなぁ。

天を灼く 地に滾る 人を乞う

あさのあつこさんの時代小説の三部作、「天を灼く」「地に滾る」「人を乞う」を読みました。あさのあつこさんというと、有名な野球少年の話の「バッテリー」を思い浮かべますが、こういう時代小説もなかなかのものだと思いました。とにかく面白かったです。私は本を読むのが遅いので、最初の二冊、「天を灼く」と「地に滾る」を図書館から借りましたが、オリンピックを観戦する合間にあっという間に読み切ってしまい、急いで最終話の「人を乞う」を借りました。まるでテレビで連続時代劇を見ているような面白さでした。この小説の主人公は天羽藩の上士の嫡男、伊吹藤志郎という少年です。ある日、登城したまま夜更けになっても帰ってこない父、斗十郎を案じていたところ、今泉家に嫁いだ姉が、斗十郎は城内で捕らわれたと知らせに来た。後日、父の咎は、豪商の出雲屋から賄賂を受け便宜を図っていたことらしいとわかる。斗十郎は切腹を申し渡され、所領内の流刑地、能戸の沢にある牢屋敷に入れられた。能登の沢の牢屋敷におもむいた藤志郎は、父から介錯をするよう頼まれる。そして、父は自分は潔白であると伝えた。父に託された佩刀の中には、出雲屋と藩の金銭のやり取りを明かす証文が隠されていたのだった。機密文書を手にしたものの、元服前の若き藤志郎は、腐敗した藩の重臣たちを追い落とし、藩政を正すことができるか。領内所払いになり、砂川村で暮らすことになった藤志郎たち一家は、嫁ぎ先から出戻った姉の美鶴、藤志郎、母の3人で、旧友や周りの人たちに助けられながら、農村生活になじんでいく。下級武士の悲哀、江戸庶民や百姓の暮らしや人情に触れ、藤志郎は、真の政はどうあるべきかに目覚める。藤志郎の苦闘が始まる。登場人物が魅力的。特に柘植左京さんがかっこいいです。時代小説が好きな方にお勧めです。

北京オリンピック2022

早くも二月第三週に入ってしまいました。建国記念日も入れた先週末の三連休も終わり、今日は月曜日です。退職して毎日が日曜日の私にとって月曜日はのんびりできる日です。2月4日の開会式で始まった北京オリンピック2022.。新聞のテレビ欄で、今日行われる競技を確認しながら、できるだけライブで応援する毎日です。これまでさまざまなドラマがありました。4年に一度の大会で、実力が思うように発揮できなかった選手、自己ベスト記録を更新してメダルを獲得できた選手など、選手によっていろいろですが、どの選手も日々努力を重ねて、国を代表して出場している人ばかりですから、心から応援しています。すばらしい演技を見せていただき、感動しています。特に平野歩夢選手の金メダル獲得の瞬間はライブで応援していましたが、本当に感動し、テレビの前で正座して拍手しました。本当におめでとうございました！大怪我を乗り越えて猛練習を重ね、つかみ取った金メダルでしたね。平野選手と優勝を競い合ってきたハープパイプのレジェンド、アメリカのショーン・ホワイト選手が、競技後、平野選手に祝福のハグをしに駆け寄ってくれた様子も感動的でした。今回のオリンピックでは、不可思議な採点があったり、スピードスケートでもあり得ない反則が見逃されたり、男女混合のスキージャンプノーマルヒルでは、スーツの規定違反で、5人もの有力な女子選手が失格にされたり、波乱が多い大会です。おまけにフィギュアスケートでは、ＲＯＣのワリエワ選手にドーピング疑惑が起きて、禁止薬物の陽性反応が出たという。今日の午後、ワリエワ選手に対する今後の対応が決まるそうです。国として参加できなくなったけれど、潔白な選手はＲＯＣという形で参加しているにもかかわらず、まだドーピングが続いていたとしたら、許すことはできませんね。今夜は、また男子ジャンプの団体戦があります。女子のカーリングの昨日の大逆転ゲームはすばらしかったです。女子スピードスケートのパシュートや1000メートル競技も残っています。昨夜の女子スピートスケートの小平選手は500メートルは、17位に終わってしまいましたが、1000メートルで上位に食い込めますよう応援しています。高木美帆選手の500メートル銀メダルは素晴らしかったと思います。今週は、自主練習も含めると太極拳と太極剣で火水木金と4日稽古に出るので、ライブで観れない競技があるかもしれませんが、日本選手を応援します。