トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

数へ日

2019-12-29 15:11:18 | つぶやき
今年も残すところ、今日をいれてあと三日。年末の大掃除でやろうと思っていた箇所は昨日までに一応全部終りました。正月の生花も活けました。昨日は八のつく日だったので、鏡餅をセットし、玄関にお飾りを付けました。昨日の午後は、夫と2人でお墓詣りをしました。元旦には、帰省した息子たちと一家そろって近所の神社に初詣をし、お墓参りをするつもりです。今日はちょっとのんびりしています。明日からおせち料理を始めますが、最初に作るのは黒豆。年末に帰ってくる次男と長男の娘が大好きなので、今年も美味しく煮ようと思います。黒豆は30日に煮て煮汁に一晩漬けておいて、翌日、蜜をちょっと煮詰めてかければ完成です。田つくり、旨煮、紅白なます、昆布巻き、栗きんとんを31日に作ります。圧力鍋で煮るので短時間でできます。たぶん夕方には出来上がっていると思います。今は昆布巻きの芯に使う身欠きにしんを戻しているところ。塩数の子も明日くらいには、塩抜きしないと。数の子は、塩抜きをしすぎると苦みが出るので要注意です。毎年やってる年末のルーティンワークですが、自宅を建てて正月に実家に帰らなくなってから始めたおせち料理は35年くらいやっています。数へ日という季語がありますが、今ごろのことですから、一句作ろうか・・・。
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Merry Christmas! 2019

2019-12-25 21:22:26 | つぶやき
メリークリスマス! 今年のクリスマスディナーは25日の今夜食べました。いつものように、メインは生協で買った丸ごとのローストチキン。解凍して、電子レンジで温めれば出来上がりというお手軽さ。でも、とても美味しいので、毎年買っています。私は副菜の温野菜とお吸い物を作っただけでした。お腹が弱いので、油っこい料理をいやがる夫もこのチキンは毎年食べます。その代わり、他の副菜はなるべくあっさりしたものを。今年はスイートコーンとグリーンオリーブを炒めたものを私のお皿にはつけました。(*^^*) 夫はオリーブだけ。人参のグラッセと小吹芋。ブロッコリーの茹でたもの。庭でとれた小松菜は生で。 今夜はご飯でなく、フランスパンにしました。お酒は酸化防止剤の入っていない国産の赤ワイン(180ml)を一本ずつ。 食後、1時間くらいしてから、私だけクリスマスケーキ代わりのモンブランを紅茶とともにいただきました。夫には、酒まんじゅうを買いましたが、今夜は食べないみたい。夕食後に甘いものを食べるのはクリスマスだけで、幸せなひとときでした。





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歌のボランティアに行ってきました。

2019-12-18 17:17:55 | コーラス
今日は久しぶりに合唱団有志で歌の訪問活動に行ってきました。訪問先は、焼津市中根新田の「一休」というお年寄りのための施設です。今日はクリスマス会ということで、サンタの帽子や、トナカイのカチューシャをはめて歌いました。団員の参加人数は26名。いつもより多くて楽しい会でした。入所者の皆さんと一緒に歌いました。曲目は、スキー、ジングルベル、静かな湖畔(3部の輪唱で)、汽車(手遊び歌)、高校三年生、山邊さんのどじょうすくい、虹と雪のバラード、星影のワルツ、上を向いて歩こう。最後はふるさと。ジングルベルはハンドベルの演奏もしました。今日はとても暖かい晴天で、セーターが要らないほどでした。1年前のクリスマスの頃も一休には、伺ったので、顔を覚えているおばあちゃんがいて、お元気だったんだなぁと思いました。いつもニコニコ、何度も「ありがとうね」といってくれるおばあちゃんです。伴奏はいつものらららband。ギター、アコーディオン、ウクレレ、ハーモニカ、ボンゴ(打楽器)。何か楽器があったら持ってきてと言われたので、夫のタンバリンを借りて持っていきました。リズムをとりながらタンバリンを鳴らして歌うと歌っている自分も楽しかったので、また次回も借りていこうと思います。歌を習っている夫の楽器が思わぬところで役立ちました。2019年度は精力的に歌の訪問活動を行い、今日の訪問で8回を数えました。訪問先は高齢者施設が多いので、厳冬期のインフルエンザや風邪の時期の訪問はありません。次回は、2月末頃にあるそうです。
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リーチ先生

2019-12-14 17:14:50 | 
原田マハの「リーチ先生」を読みました。イギリス人の著名な陶芸家、バーナード・リーチの物語です。リーチは香港で生まれ、幼い頃、日本で過ごし、ロンドンの美術学校で高村光太郎と知り合い、そのつてを頼って来日した。当初はエッチング教室を開いたりしていたが、陶芸に目ざめる。浦野光山に陶芸を学び、七代目尾形乾山を襲名する。その後、中国の陶器に興味を抱き、北京にわたるが、また日本に帰って柳宗悦の自宅の庭(千葉県の我孫子)に登窯を築き、数々の名品を生みました。名のない陶工たちが作り出す日常使いの陶器の中に美を見出す「民藝」に共感し、そんな中で芸術的な陶器を作り出していった。リーチは後年、のちに人間国宝になる濱田庄司とリーチの弟子として作陶を続け、リーチを支えた沖亀之助を連れてイギリスに戻り、セント・アイブスというイギリス西部の地で、陶器に適した土を見つけ、そこに窯を築いて、職人と陶芸家がともに作陶するリーチ・ポタリ―を作り、活動を続けた。日本の陶芸技術を学ぶだけでなく、日本にもイギリスの伝統的技法のスリップウェアと言われる陶器を伝え、多くの影響を与えた。まさに日本とイギリスの架け橋となった陶芸家だったことがわかりました。物語の登場人物の沖亀之助とその息子の高市は架空の人物ですが、のちに偉大な陶芸家となる河井寛次郎、濱田庄司、「白樺」同人で美術評論家の柳宗悦、彫刻家の高村光太郎など実在人物を登場させ、史実を踏まえたバーナード・リーチの魅力的な物語になっています。陶芸などまったく門外漢の私ですが、今、NHKの朝のドラマ「スカーレット」で信楽の陶芸家の話を放送中なので、タイムリーでした。お勧めです。ネットでバーナード・リーチの作品を見ましたが、美しい!すごいなぁと思いました。

追伸=この記事がFacebookでシェアできるか、もう一度やってみます。 なぜかシェアのボタンが消えてるんですよね・・・。
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鏑木清方の築地明石町を含む三部作

2019-12-05 14:46:46 | お出かけ
合唱コンクールも無事にすみ(入賞しませんでしたが、(^-^;)、やっと心にゆとりができて、平日狙いで昨日4日に、東京国立近代美術館で開催中の鏑木清方の特別展を観に行きました。40年以上行方不明になっていたという鏑木清方の美人画、築地明石町を含む、浜町河岸、新富町と合わせた3部作を観ることができました。鏑木清方は、上村松園と肩を並べた美人画の大家で、この展示は是非観たいと思っていたものでした。T子さんと美術館前に10時半に待ち合わせましたが、チケット売り場に結構長い行列ができていたので、すぐに並びました。じきにT子さんも到着。800円のチケットを買いました。鏑木清方展と収蔵品展の両方を観覧できます。エレベーターで4階まで上がって、先に収蔵品展を観ました。収蔵品もとても見ごたえがあり、藤田嗣治やセザンヌの静物画など、じっくりと観覧していたら1時間以上経過し、おなかが空いてきてしまいました。でも、館内に気軽に入れるカフェはないそうなので、そのまま3階の肝心の清方の特別展に行きました。清方作品のフロアは平日にしては、人が多かった(特に3部作の前)ですが、キャプションを読みながらゆっくり観覧できました。さすがだな~という感じ。1月から12月までの日常の風景を切り取っ た絵の掛け軸のシリーズもすごく良かった。三部作は大きな絵でした。はんなりとした美人画。特に築地明石町のモデルになった女性の写真も見ましたが、実物も美人でしたが、絵の女性の美しさにはうっとりしました。黒い羽織と青みがかった着物の色のコントラスト、色白の顔と手には金の指輪。優雅な立ち姿でした。傍らに咲く碧い朝顔としっくり合っていました。その後、2階に降りて他の収蔵作品を見て、現代アートは早めにササっと。お土産に美人画三部作の絵葉書を買いました。

ドトールコーヒーで軽くパンのランチをすませ、T子さんとおしゃべりしながら、皇居の外堀に沿って歩きました。朝、大嘗宮見学に向かう人波がすごかったのですが、乾通一般公開と大嘗宮一般公開はこちらと矢印の掲示を持った案内人が立ってたので、朝ほどは混んでないかもと思って、せっかくなので、2人で大嘗宮も見学することにしました。行列整理に準備されたコーンの数がすごかったですが、平日なので、スムーズに持ち物検査と身体検査を通り、坂下門へ向かいました。大嘗宮が近づいたら、進行速度が遅くなりましたが、まぁまぁの時間に正面までいけました。ただし、最前列で写真を撮ろうとするとちょっと大変でしたが、頑張りました。私の生存中にもう即位はないと思いますので、見れて良かったと思います。8日までの公開です。





夕飯は東京駅前に戻って店を探そうとしましたが、むしろオフィスビルのほうがありそうということで、新丸の内ビルに戻り、5階のレストラン街の酢重ダイニングという和食の店に入りました。ソフトドリンクで乾杯し、美味しそうな料理をいくつかとってシェアしました。夜景も綺麗だし、落ち着いた雰囲気の店で、ゆったり話せました。料理も美味しかったし、お勧め。本店は軽井沢にあるそうで、味噌、醤油をベースにした懐かしい感じの味付けでした。大豆と葉野菜のサラダ、手羽先の塩麴焼き、かんぱちのカマの焼いたもの、鶏肉と根菜類の田舎煮、最後にご飯と味噌汁セットを取りました。どの料理も美味しく満足しました。温かいほうじ茶が出ました。東京駅前にはオリンピックまでの日数の電光掲示がありました。楽しい1日でした。









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