トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

GW at 長野

2021-04-29 11:13:11 | お出かけ
4月25日(日)から28日(水)まで長野の家に滞在しました。毎年、この時期に冬中閉め切ってある家に風をとおしに行きます。晴天が続く日程を選び、三泊で行ってきました。
4月25日(日)。家を9時頃出発。中部横断自動車道、中央高速道路を通り、諏訪南ICで高速を降り、あとは大門街道をひたすら北上します。途中、久しぶりに八ヶ岳倶楽部に立ち寄りました。GWまじかのこの時期、例年なら駐車場もいっぱいのはずですが、緊急事態宣言が出ているので、お客さんは少なかったです。最初に、林を散策しました。木々はまだあまり芽吹いていなくて、早春という感じ。カタクリの花が咲いていました。レストランでは、薪ストーブを焚いていました。私はラザーニアを夫はチキンカレーとルバーブのジャムを頼みました。フルーツティも頼みました。フルーツティは八ヶ岳倶楽部のレストランの名物だと思います。ティーポット一杯に入れられたフルーツの甘みが紅茶をとても美味しくします。八ヶ岳倶楽部のギャラリーでは「高芝孝子 陶の彩り展」をやっていて、花瓶を始め、お皿や小鉢などたくさん陳列されていました。私は煮物をよそったり、サラダを入れても良さそうな深めの小鉢に一目ぼれして、夫の分と二つ買いました。一つ3000円でしたので、6000円の出費でしたが、こういうものは一期一会ですものね。







その後、立科町の権現の湯に入って、別荘に向いました。食材は家からたくさん持って行ったので、買い物は最小限にしました。長野の家の花壇では、白いプリムラと黄色の水仙が見ごろでした。サクラソウの蕾もたくさん伸びていて、開花はもう少しというところでした。季節が一か月くらい逆戻りした感じです。途中の山道でも山桜がたくさん見られました。

4月26日(月)。ツルヤ立科店に食材を買いに行く途中に、山部にある津金寺に花を観に行きました。駐車場に「山野草祭り中止のお知らせ」の表示がありましたが、個人で津金寺の山野草を観ることはできるので、順路の札に従って花を見ました。今回、初めて順路札を見つけて、寺の裏山沿いの道をたどりましたら、カタクリの群生が見られました。山吹、リュウキンカ、シャクナゲ他、名前のわからない白い野の花もたくさん咲いてとても綺麗でした。境内の紫木蓮もまだ咲いていて、枝垂れ桜も見られました。



その日のお昼は、道の駅たてしなのレストランで、蓼科牛の焼肉重を食べました。1200円ですが、とても美味しいので、ここではこれを食べることが多いです。



昼食後、芦田宿本陣を見学に行きました。芦田宿本陣は土田さんという方が管理しておられるそうで、連絡して在宅であれば案内していただけるそうですが、あいにくお留守で見学できず。資料館の映像を見た限りでは、すごく立派で保存状態も良く、また行きたいと思います。

4月27日(火)。午前中に武石町余里の花桃の里に行きました。赤、白、ピンクの花桃の木が小川沿いにずっと並木のようにつながり、付近の昔ながらの農家の庭先も雪柳や、芝さくら、水仙なども観られて、のどかで桃源郷のような雰囲気です。花見道路の終点まで行きましたら、一本の木に、ピンクと白の花の両方が咲いている不思議な花桃がありました。







その日のお昼は、長和町の和紙の里ふるさとセンターで蕎麦を食べました。去年ここで食べたとき、蕎麦の味が落ちていてがっがりしましたが、今回は以前の美味しさが戻っていました。長門町のやすらぎの湯は定休日だったので、旧和田村にあるお風呂に行きました。いい温泉ですが、遠いです。(^^;)。源泉かけ流しの加温していない浴槽がありましたが、冷たくて入れませんでした。帰りに学者村管理センターに寄って治水のことを相談しました。去年の秋の台風で、長野県は千曲川が氾濫し、別荘地内で何か所か土砂くずれがあり、西隣のお宅が被災したので心配。土留めになるかもということで、満天星つつじの苗を3本と蓮華つつじの苗を2本いただきました。裏にこならの苗木を植えてくれるそうです。高くなりすぎた針葉樹を伐採し、広葉樹の森に変えていく方針だそうです。今回は八ヶ岳倶楽部で、シラネアオイという山野草の苗を買い、山桜の下に植えました。多年草だそうで、来年も元気に咲いてくれますように。

4月28日(水)。午後から雨が降るという天気予報でしたので、早めに家を出ました。朝、夫が満天星つつじと蓮華つつじの苗を植えてくれました。お昼は姫木平の利休庵で、十割蕎麦の天ざるを食べました。蕎麦の名店で、最近は混んでいてなかなか入れませんが、子供たちが幼いころ、時々利用していた店です。今回はすっと入れました。利休庵の蕗味噌と卵を買いました。あとは、原村自然農園でリンゴ、味噌、アスパラなどを買っただけで、まっすぐ静岡に向いました。行きも帰りも道路は空いていて、4時半頃帰宅しました。
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STORIES@静岡県立美術館

2021-04-24 09:28:55 | 美術
昨日の金曜日に現在静岡県立美術館で開催中の「STORIES」という企画展を友人と観に行きました。ボランティア対象の内覧会で観ましたが、もう一度ゆっくりと観覧したく思っていたものです。新型コロナウィルスがますます広がりつつある状況ですので、静岡市内繁華街に行くことは避けていますが、静岡県立美術館は市街からかなり外れているので、コロナも来ないかなと思っています。それでも、入口にサーモグラフィと消毒薬が設置され、マスクは必須です。最近私は不特定多数の人と接する場所に出かけるときは、使い捨ての不織布マスクの上にさらにマスクを重ねづけしています。写真は美術館のそばにある外看板です。



会期は5月16日まで。静岡県立美術館の収蔵品について、学芸員さんが知っていることを語る企画展です。収蔵されるまでの経緯など裏話的な内容も含まれています。ニューヨークで作品を評価された若き日の草間彌生はドナルド・ジャッドと交流があったことを知りました。富士山の絵を多く描いたことで有名な和田英作の富士の絵、曾宮一念の「毛無山」、「毛無山連峰」「スペインの野」、川村清雄の「梅に親子雀」、「波」、石田徹也の「社長の傘の下」を始め、今回は展示室一杯に石田徹也さんの作品を観ることができました。石田徹也さんは焼津市出身の画家ですが、早逝されたため、それほど多くの作品が残されていませんが、遺族から21点の作品を寄贈されたそうで、私は彼の作品をこんなに多く観たのは初めてでした。また彫刻家、掛井五郎さんの作品もたくさん見ることができました。美術館へ登っていく坂の途中のプロムナードに鎮座している「蝶」は、ご自身のお母さんをモデルにされたそうで、そのお母さんの名前は旧かなづかいで「ちゃう」。逞しく美しいお母さんだったらしいです。バンザイクリフという彫像も印象的でした。静岡県立美術館収蔵の名品として有名な伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」も第一室にドーンと展示されています。日本画、洋画、彫刻、現代美術など、様々な県美の収蔵品に関心のある人向きの企画展です。ストーリーズをじっくり読みつつ鑑賞しているとかなり時間がかかりまして、疲れました。なので、第7室はさら~っと観ただけで、出口付近のソファーで休憩しました。企画展を観る前に、館内レストラン「ロダンテラス」で食事を済ませておいてよかったです。お昼ご飯は11時開店と同時に入り、ゆっくりと楽しめました。



展示を観終わった後、甘いものが食べたくなって、美術館から徒歩圏内にあったカフェに入り、苺パフェを食べました。1100円の豪華なパフェ。とても美味しかったです。一人なら注文しないけど、2人なら食べようという気になるものですね。太りますけど・・・



閉塞感のある日常ですが、気を付けながら楽しみたいものです。

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蓮華寺池公園の藤2021

2021-04-20 16:36:31 | お出かけ
今が見ごろの藤を昨日の午後、夫と蓮華寺池公園に観に行きました。花にさほど関心がないと思われる夫も藤は特別なのかな?珍しく行く気になって行きました。平日なので駐車場は大丈夫かと思いましたが、下のほうの駐車場は満車の表示が出ていて、上の駐車場に行くよう言われたので、文学館のそばの高いほうの駐車場に行ったら、駐車できました。藤まつりの時は、駐車場が有料になるのですが、まだ大丈夫でした。池の周りにたくさんある藤棚はちょうど見頃でした。途中で、池から離れて藤のさと公園に行きました。高草山と潮山のちょうど切れ目のところから、冠雪した富士山がのぞいていました。我が家からは高草山にさえぎられて富士山が見えないので、たまに富士山が見えると嬉しいです。紫の長藤も見頃で甘い香りが風にのって漂ってきました。その後、いつものように運動のため、公園の最高地点の古墳広場まで登っていきました。途中の山道にシャクナゲが咲いていました。藤もシャクナゲも今年は花が早いです。古墳広場の見晴台には、数人の人が眺めを楽しんでいました。今日の歩数は6569歩でした。約2時間花見をして帰宅しました。平日でしたが、お茶や長野の物産を売っているテントの店が出ていて、美味しそうなおやきとか、高遠饅頭なども売っていて、買いたいなぁと思ったのですが、夫が要らないというので、買うのをやめました。つまんないなぁ。園内のつつじはもう少しというところでした。これで、梅、桜、藤と連続で行った蓮華寺池公園の花見は終わりました。昔はGWの頃に藤は満開になったと思うのですが、温暖化のせいかなぁ。









つつじが満開の頃は、つつじの壁が見事になるんですが、もう少し先になります。久しぶりに私の写真も上げておきます。(^-^;
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一週間

2021-04-16 22:07:51 | つぶやき
昔、ロシア民謡の「1週間」という歌がありましたよね。ふと思い出して、スマホで検索したら、ボニージャックスが歌っている「1週間」をyoutubeで聞けました。私のこの1週間は月曜日は静岡県立美術館へボランティア対象の内覧会があり、出かけました。コロナ禍になってから内覧会にはいかず、開館しているときに1人で観覧しに行ってましたが、久しぶりにボランティア仲間や学芸員さんとお会いできて、懐かしかったです。退職や転勤で少し顔ぶれが変わりました。新型コロナウィルスが流行り始めてからギャラリーツアー班と学校班のボランティア活動はなくなり、今年度も活動中止のままです。おまけに9月6日から美術館に改修工事が入り、美術館自体も休館になります。3年任期のボランティアの切り替わりの年なので、来年度のボランティアを募集するそうです。学校班ボランティアとしての活動ができず残念ですが、内覧会に参加できる機会をいただけるのはありがたく、来年度も継続したいと思います。現在はストーリーズという企画展をやっています。静岡県立美術館に作品が収蔵されるまでの経緯など、裏話的な内容を知ることができる企画展で、収蔵品に関心がある人には、興味深いと思います。もう一度、来週23日に時間の制約を気にせずに友人と観覧しに行く予定です。火曜日は午前中に太極剣の稽古でしたが、なぜか午後の日程と間違えていて、仲間から電話がかかってきました。遅刻でしたが、剣の稽古に行きました。水曜日は、午前中は公文書写教室。午後は太極拳の自主練習があり、夜は梶の葉火曜句会でした。今月のみ、会員のTさんが町内会長になられた関係で、13日(火)の夜の都合がつかず、日程変更で14日(水)になりました。会場が我が家から遠く、午後7時から開始の句会で、道路がラッシュ時でもあり、時間がかかって大変です。コロナによる自粛生活で句作も行き詰っていますが、久しぶりに先生から秀逸句にとっていただけた句があり、嬉しく思いました。木曜日は午前中に太極拳の稽古で、午後二時から退職互助部のサークルの部長、会計対象の説明会があったので、出かけました。金曜日の今日は、午後、太極拳の自主練習に行きました。来週22日(木)に私たちの太極拳教室の発表会「健美拳祭り」があり、それに向けての練習です。こんなご時世なので、今年も無観客で開催しますが、練習はしっかりします。現在、私は土曜日の合唱練習を休んでいるので、今週のお出かけの予定は今日で終わりました。変則的日程が多かった1週間で疲れました。今日は帰りに頑張った自分へのご褒美に、チーズスフレというケーキを2つ買ってきました。写真は、家にあるマトリョーシカとサハリンで買ったロシア人形です。私の退職記念に、親友とダイアモンドプリンセス号に乗ってサハリンに行った日が遠く感じられます。

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4月8日

2021-04-08 11:02:10 | つぶやき
今日は4月8日。お釈迦様の誕生日ですね。灌仏会または花祭と呼ばれる仏教行事が行われる日。花で飾られた御堂に安置された誕生時の仏様に甘茶をかけるのだそうです。この行事に参加したことはないのですが、花祭、行ってみたいな。4月に入って早1週間が過ぎました。先週の3日(土)に行われた太極拳2段の一次試験は、無事に合格できました。初心者グループ5人全員が合格できて本当に良かったです。熱心に教えてくださった先生や先輩たちのおかげと思います。11月末に二次試験があり、それに合格すると晴れて2段取得になります。また頑張ろうと思います。今月22日には、私たちの太極拳教室の発表会、健美拳祭が青島北地区交流センターで行われます。去年と同じように、無観客で行いますので、内輪だけの発表会になりますが、しっかり練習はするつもりです。今日は午後、太極拳の稽古があるので、昼食後早めに出かけて練習します。混声コーラスら・ら・らの練習も3月27日から再開され、3月27日に久しぶりに練習に参加しましたが、夫が合唱でのコロナ感染をとても恐れるので、4月いっぱいは練習に参加するのをやめました。残念ですが、しかたありません。関西地域を中心にイギリス型の新型コロナウィルスが蔓延して感染爆発が起こっているので、5月になれば状況が良くなるとも思えず、ワクチンの接種がいつになるか待たれます。アストラゼネカ社のワクチン接種後に血栓ができることがあると報告があったようで、不安になります。太極拳教室に通って仲間とマスク越しに話すくらいで、家族以外の人と接することが少ない毎日。県をまたいだ移動も自粛で旅行もできず、閉塞感があります。花を愛でて癒されるしかありません。来週句会があるんですが、なかなか句材が見つからず行き詰っています。散歩してプチ吟行にしようか。今、家の庭で一番元気に咲いているのがイベリスブライダルブーケです。もう何年も育っていてだんだん大きくなりました。たまに置き肥をするくらいで、乾燥気味に育てます。日当たりは大切。



八重のクリスマスローズもまだ元気に咲いています。遅咲きです。



アリストロメリア、百合や紫陽花の若葉も元気に出てきました。自然は変わらず美しく、植物も元気なのに、人は新型コロナウィルスに翻弄される毎日。
そんな中、最近、猫の動画に癒されています。
「もちまる日記」という動画です。飼い主の「下僕」さんとスコティッシュフォールドの雄猫、もちまるちゃんの日常を観ることができます。you tubeで偶然見つけました。長男が猫アレルギーですし、猫は飼えませんが、もち様の可愛さに嵌って寝る前にほぼ毎日見ています。楽しく癒されます。「下僕」さんはツイッターもやってるみたいでこちらでももち様を観れます。フォローしました。
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