今年もやってきました、浜松まつり。
大平台の様に新興住宅街では、馴染みも薄いですし?
きっとラッパの音や、GWの混雑時に更に追い討ちをかけるような交通渋滞を巻き起こす、
この浜松まつりを不愉快に感じる方々も少なくないと思います。
我が家は、毎年「たしなむ」程度ですが実家の町で参加します。
数年前、甥っ子の初節句をやって依頼、子供達も感心を持つようになりました。
そもそも、この浜松まつり。
450余年前、浜松を治めていた引間城主の長男誕生を祝い凧を揚げたのが起源。
五穀豊穣の秋祭りや神社仏閣の祭礼とは関係ない、長男誕生を祝う祭りです。
そして、夜の御殿屋台は綺麗に着飾ったお囃子の子供達。
凧を揚げてくれた町内の方々への労をねぎらう意味で、お囃子に併せて練り歩き
清酒や料理を振る舞った・・・・ と言われています。
遠州浜の海岸で「遠州のからっ風」が凧揚げには好条件の立地にもあり、
初節句のご家族の為に何ヶ月も前から凧糸を伸ばし、糸目をつけ、
御殿屋台の維持管理はもちろん、
祭りまでの段取りや当日の3日間のスケジュール管理。
祭り当日は朝から夕方まで各町内の男性陣が、
ものすごいパワーで体を張って大空高く大凧を揚げ・・・・
夜からも御殿屋台や練りの誘導・・・・
5日の夜には、みんな日に焼けて声もガラガラで何を喋っているのかも聞き取れない位です。
男気溢れた縦社会を重んじた、礼儀正しい町内の男性陣・・・・
そんな姿を見て・・・・何かと被りませんか???
『 』
大平台小学校「おやじの会」の精鋭の皆様方の顔が私の頭を過ぎりました
ただ「町内」のくくりが「小学校」ってだけで、この究極のボランティア活動は
今後、すごい歴史を残してくれると思います!
話が反れましたが、日本を代表するテーマパークのあのキャラクターも
浜松まつりを盛り上げに来てくれました。
30周年だそうで、日本中の30のお祭りに参加する抽選に浜松祭りがエントリーして
見事当選!
鍛治町通りがほんの30分程、シンデレラ城前の様に見えたのか気のせいでしょうか?
今年の浜松まつりは、ボランティア柄?なのか?
普段と少しちがった目線で楽しむ事ができました。
皆さん~GW、おつかれさまでした。
明日からは・・・・・ 現実ですよ?
副会長 永田