9月8日(土)市P連指導者研修会の後半の「分科会」では、私は、『小中学校の教育~保健室から見た子どもたち~』というテーマの分科会に参加させていただきました。
この分科会では、主に小学校高学年~中学生の思春期の子どもと親の関係の話し合いを行いました。
児童期~青年前期に当たるこの時期の子どもは「第2反抗期」にさしかかります。
親への反発と甘えを繰り返し、大人になっていくそうです。
子どもが反抗的な態度をとる⇒親からたっぷりと愛情をうけている
親への信頼があるからこそ、自然に態度に出せるのだそうです。
叱る時には・・・
・一方的に叱るだけでなく親の気持ちを入れる
・他の人と比べない
・叱るのは「子どものした行為」
・叱る基準を変えない
子どものストレスサイン
・行動の変化・体の反応・表情や会話…を見逃さない様に、いつも子どもと向き合う。
※相談してきたら、どんな小さな事でもその時に対応する。
子どもが相談をしてくるタイミングは、なぜか親の忙しい時間が多いそうです。でも、子どもは勇気を出して相談しています。
分科会の中で、
・「話す役」と「目を合わせずに話を聞く役」で1分スピーチ
・「話す役」と「目を見て相づちを打って 聞く役」で1分スピーチ
両方を体験するワークショップがありました。
実際に体験して身に沁みました。
・目を見てしっかり話を聞いてもらえる時に、自分から自然に言葉がたくさん出てくる事。
・目を合わさずに話す時は、1分が長すぎて言葉が出なくなった事。
・そして、自分は普段、ちゃんと子どもと向き合って会話ができているだろうか?
・子どもの話を、適当に聞いていないだろうか?
本当に大事な事に気づかせていただきました。
私たち「親」は子どもに、出来るだけスムーズにいい道を進んでほしいと思います。だから舵取りもしたくなります。
でも、子どもが選ぶ道は尊重してあげ るのが大切だそうです。
その道が遠回りだとしても、その道だから出会える事や人があります。
ある意味、より貴重な経験になるかもしれません。
講師の先生からのまとめ
・さりげなく子どもの背中を押してあげる
・家庭に子どもの居場所を作っておく
・子どもの話をしっかり聞く
~これがとても大切です。~
長い文章になってしまいましたが、研修会で勉強させていただいた事をPTA会員の皆さまにお伝えしたかったので、書かせていただきました。読んでいただきありがとうございました。
今後とも皆さまのご協力をお願い致します。
PTA副会長 高柳