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リビアに再び内戦の危機、武装勢力の対立が激化

2014年07月16日 | 国際 アラブ

リビアに再び内戦の危機、武装勢力の対立が激化

2014年07月16日 16:44 発信地:トリポリ/リビア

【7月16日 AFP】リビアの首都トリポリ(Tripoli)の国際空港周辺で発生した武装勢力同士の衝突により、同国が再び内戦状態に陥る恐れが出ている。リビア政府は15日、治安回復に向け国際部隊の派遣要請について検討中であることを明らかにした。

 トリポリの国際空港は、空港を管理していたリベラル派の民兵組織「ジンタン(Zintan)旅団」をイスラム武装勢力が襲撃したことを受け、13日から閉鎖されている。空港は翌14日夜にも襲撃を受け、当局によると警備員1人が死亡、6人が負傷した。

 リビア政府はその直後、「治安回復と政府による統治の支援を目的とした、国際地上部隊の派遣要請の可能性について検討している」と表明した。

 アナリストらは、今回の衝突が先月25日に実施された議会選挙の暫定結果に関連しているとみている。イスラム勢力が大半を占めていた議会は、権力 の独占を図ろうとしているとの批判を受けてきており、今回の選挙によって議席の大半がリベラル派議員に置き換えられることが予想されている。だが、選挙で の不正を指摘する声が上がっており、その一部は選挙管理委員会にも認められている。

 リビアでは、2011年に北大西洋条約機構(NATO)軍による軍事介入でムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の独裁政権が崩壊して以降、国内に大量の武器が流通し、新たに発足した暫定政権は強力な軍や警察の確立に奮闘してきた。その間に野放しとなった元反体制派グループが互いに対立し、現在も衝突を繰り返している。

 反カダフィ派政治勢力に所属していたオスマン・ベン・サシ(Othman Ben Sassi)氏は国内の現状について、政府が「迅速に対応し、衝突を封じ込めることができなければ、内戦に陥る可能性がある」と警告している。(c)AFP/Imed LAMLOUM



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