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支配・筑後市リサイクル店殺人事件:/中 妻と出会い一変 転職、事業失敗、破産…転落の男

2014年06月18日 | 事故・事件・災害

毎日新聞 2014年06月18日 西部朝刊

 ◇金奪い続ける裏の顔

 「本当に子供思いのお父さん。周りに行方不明者が何人もいるなんて信じられない」。殺人容疑で逮捕された福岡県筑後市のリサイクル店経営、中尾伸也(47)と妻知佐(45)両容疑者の長女が数年前まで通っていた小学校のPTA関係者は、一連の事件に驚きを隠さない。

 中尾容疑者は毎日、車で長女の送り迎えをし、運動会などの行事にも参加。声をかけると敬語であいさつを返す「腰の低い人物」だったという。だが、県警によると、既にその頃には、店の従業員だった日高崇(たかし)さん(当時22歳)を暴行し、殺害していたとされる。

 表向きは子煩悩な父親。店では従業員らを暴力で支配する二面性。関係者の話をたどると、生活の苦境や知佐容疑者との出会いから“裏の顔”を持つようになったとみられる。

 中尾容疑者は筑後市出身。高校は中退したが、1990年ごろには市内の老舗ホテルでフロントや宴会係をしていた。近所の住民には「正社員になりました」と胸を張っていたといい、経営者の男性は「いたって普通の青年という印象」と振り返る。

 だが「一身上の都合」でホテルを数年で退職。95年には県に貸金業の届け出を提出しており、金融業にも手を出した。しかし、その3年後には自己破産。2年後には実家を差し押さえられ、両親や祖母も破産した。

 そのころ、中尾容疑者と偶然出くわした知人は、こう聞いた。「中洲の地下にある賭博場で働いている」。 更にその後「暴力団幹部の娘を嫁にした、ブイブイ言わせている」とも聞いた。それが知佐容疑者のことだったが、知人は「性格を知っていたのでハッタリだと 思った」と話す。

 両容疑者は2001年に八女市で喫茶店を開くが、客は入らず数カ月で閉店。知佐容疑者も同年に自己破産した。2人が次に始めた事業が03年4月に開店したリサイクル店だった。

 「不思議な店だった」。6年ほど前に勤務した元従業員の関係者によると、この従業員は当初、時給900 円で働き始めたが、1週間後には1300円に引き上げられた。だが、店の売り上げは1日数千円から数万円。「我々のお金はどこから来ているのか」と疑問 だった。中尾容疑者がスーツ姿で高級車を乗り回すこともあった。

 しばらくして怪しげな部分が見えてきた。ある日、家具を売りに来た夫婦がいた。両容疑者はその夜、防犯 カメラの映像でその夫婦が万引きする姿を確認すると店を飛び出した。元従業員は「すぐに夫婦を店に連れてきて暴行を加え、盗んだ商品の代金以上の金額を弁 償させたと聞いた」。

 両容疑者は朝、店に顔を出すとどこかに出かけ、夜遅く帰ってきた。それから何かに理由をつけては従業員を怒鳴ったり、殴ったりしたという。元従業員の親族によると、知佐容疑者とみられる「社長」と呼ばれる女が「従業員を土下座させ、何度も殴っていた」。

 死亡した日高さんや他の元従業員の親族らは、両容疑者から金銭を要求されていたと証言する。店は両容疑者が君臨し、金を吸い上げる場と化していたとみられる。


支配・筑後市リサイクル店殺人事件:/上 暴力と脅し、金銭要求 「泊まり込みで働かされ軟禁状態」

2014年06月18日 | 事故・事件・災害

毎日新聞 2014年06月17日 西部朝刊

 福岡県筑後市でリサイクル店を経営する夫婦の周辺で複数の関係者が行方不明となっていた事件は、夫婦の 殺人容疑での逮捕に発展した。県警によると、被害者の店の元従業員、日高崇(たかし)さん(当時22歳)は長期間、暴行を受けていた。夫婦は何が目的だっ たのか。関係者を取材すると、背景に「暴力」と「カネ」が浮かぶ。

 「一緒に働いていた30~40代男性が事務所から出てくると顔に傷ができており、夫婦から暴力を受けて いるようだった。抗議しようとすると、男性から『黙っていて』と頼まれた。男性は暴力に屈しているように見えた」。殺人容疑で逮捕された中尾伸也 (47)、妻知佐(45)両容疑者の店で約5年前、アルバイトをしていた20代男性はこう証言する。

 2009年1月には、別の男性従業員が入院した。その従業員の親族は「傷だらけで逃げ出してきた。(伸也容疑者から)けしかけられて、従業員同士でけんかさせられたと聞いた」と話した。

 店は03年4月開業。常時、数人の従業員がおり、日高さんを含む数人が両容疑者の自宅アパートに住み込んでいた。日高さんはこのアパートで暴行されたと県警はみている。元従業員の親族は「泊まり込みで働かされて、次第に軟禁状態になった」と話す。

 ある不動産業者は「同業者のところに(伸也容疑者が)少年3、4人を連れてきて『店でこいつらを更生する』と言っていたと聞いた」と振り返る。

 両容疑者は暴力団の影をちらつかせていたとの証言もある。伸也容疑者の知人は約15年前、伸也容疑者がこう話したのを覚えている。「暴力団幹部の娘を嫁にしたので怖いものはない」

 暴力や脅しの下、元従業員やその親族は「夫婦から金銭を要求された」と明かす。

 日高さんの親族は「(日高さんが)交際相手の名義でサラ金2社から借金していた」と話すが、別の知人は 実態は「夫婦に借金をさせられていた」とみる。親族は「借金は結局、日高さんの両親が返済した」と語る。さらに、日高さんの家族は日高さんが行方不明に なった後、両容疑者から現金を要求されていた。親族は「店の売り上げを持ち出したといわれ、両親が300万円支払った」と話す。

 別の元従業員の母親は、03年5月に両容疑者のアパートに呼び出された。その直前、店で働いていた息子は、両容疑者に消費者金融で借金をさせられたり、暴力を受けたりしたことに耐えかね、店を逃げ出していた。

 母親によると、当時夫婦からは「(息子が)売上金を持ち逃げした」と言われた。暴力団との関係をほのめ かし「組の人が(息子を)見つけても関わらせない」「私たちなら止められる」と話したという。母親は言われるままに現金360万円を支払った。その後、息 子の無事は確認できたが、母親はこう振り返る。「穏やかに話され信じてしまったが、だまされていた。でも今でもあの夫婦のことは怖い」

    ×

 両容疑者の逮捕後、県警幹部は「何とか扉が開いた」と話した。毎日新聞の取材では、行方不明者は日高崇さんを含め少なくとも4人。リサイクル店を巡る「支配」の構図を探る。


元警官を器物損壊容疑で逮捕=県警本部で10台パンクさせる-兵庫

2014年05月22日 | 事故・事件・災害

元警官を器物損壊容疑で逮捕=県警本部で10台パンクさせる-兵庫

 

 兵庫県警本部の地下駐車場で、警察車両10台のタイヤが何者かにパンクさせられた事件で、捜査1課などは22日、器物損壊容疑などで元県警巡査部長上芝正訓容疑者(31)=同県三木市口吉川町槇=を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は、昨年12月24日~今年1月26日、県警本部に侵入し、地下駐車場にあった車両10台のタイヤをパンクさせるなどした疑い。
 同課によると、同本部の防犯カメラに写った不審な男の映像を解析し判明した。上芝容疑者は昨年4月、大学の女子トイレをのぞいたなどとして逮捕され、懲戒免職となった。
 西影正明総務課長の話 誠に残念。庁舎管理の徹底を図りたい。(2014/05/22-17:52)


自衛隊6機、大雪で損傷?…調達価格860億円

2014年03月18日 | 事故・事件・災害
 
雪の重みで屋根がつぶれた格納庫。天井を突き破った機体の一部が見える(2月15日、読売ヘリから)=三浦邦彦撮影

 

自衛隊6機、大雪で損傷?…調達価格860億円

 海上自衛隊厚木航空基地(神奈川県)に隣接する格納庫の屋根が2月の大雪で陥没し、定期修理中の自衛隊や米軍の哨戒機などに被害が出た。

 

 格納されていた10機のうち、自衛隊機(6機)だけで調達価格は約860億円に上るが、倒壊の危険から調査が進まず、1か月が経過した今も被害の全容は判明していない。

 

 防衛省などによると、格納庫は、自衛隊機などの整備を請け負う日本飛行機(横浜市)の所有。縦約60メートル、横約170メートルの大きさで、2 月15日午前5時頃、天井部分が大きく陥没した。当時、格納庫では、潜水艦を探知するP3Cや画像情報を収集するOP3Cなど計6機の自衛隊機が整備を受 けていたほか、米軍の哨戒機4機も置かれていた。

 

 格納庫は30センチの積雪に耐えられるように設計されていたが、完成から約60年がたっており、同省は雪の重みで陥没したと見ている。6機の垂直 尾翼が天井を突き破っている状態といい、幹部は「機体の上方から大きな圧力がかかっており、大規模な修理や検査が必要だろう」と見る。

 

(2014年3月18日14時44分  読売新聞)

 


「憤り感じる」=逮捕の男「偽物」主張に-アンネ関連書籍破損事件

2014年03月15日 | 事故・事件・災害

「憤り感じる」=逮捕の男「偽物」主張に-アンネ関連書籍破損事件

 

 東京都内の図書館や書店で「アンネの日記」や関連図書が相次いで破られ、無職の男が逮捕された事件。警視庁によると、男は日記は偽物という趣旨の主張をしているといい、関係者は14日、「憤りを感じる」などの声を上げた。
  ホロコースト記念館(広島県)の大塚信館長は「残念だ。日記の中でアンネ・フランクが記した『どうして人間は仲良くできないのか』という言葉を思い出す」 と悲しそうに話した。男の主張については「オランダの研究所などが日記は真実と認めている。事実の否定で悲しむ人は多く、憤りを感じる」と指摘した。
 大塚館長はアンネの遺族とも交流が深い。「(アンネの父)オットーさんも日記の真贋(しんがん)論争に心を痛めていた。今回のことで、天国でもまた傷ついているのでは」と話し、「しっかりと動機を究明してほしい」と要望した。
  最も多い被害が出た杉並区にある区立中央図書館の武笠茂館長は「事件は残念だが、事件後に本の寄付など多くの支援が寄せられたことは、うれしい驚きだっ た」と話す。イスラエル大使館などからの寄贈以外にも、子供が小遣いを出し合って購入した本を送ってくれたり、高齢者が長年大切にしてきた蔵書を寄付して くれたりしたといい、個人からの寄贈は35件112冊に上ったという。(2014/03/14-19:10)


【PC遠隔操作事件】保釈決定は出たが…

2014年03月05日 | 事故・事件・災害

【PC遠隔操作事件】保釈決定は出たが…

江川 紹子 | ジャーナリスト

2014年3月4日 20時11分

 PC遠隔操作事件の被告人片山祐輔氏について、東京高裁第11刑事部(三好幹夫裁判長、阿部浩巳裁判官、染谷武宣裁判官)は3月4日、東京地裁が2月18日に行っていた保釈請求の却下決定を取り消し、保釈を許可する決定を出した。

罪証隠滅の恐れは小さく保釈の必要性は大きい

決定によると、同高裁は

1)弁護人は600点以上に及ぶ検察官請求の書証全部を証拠とすることに同意し、第1回公判で甲号証のすべてが取り調べられた

2)検察側証人16人の大半は、警察関係者やコンピュータ関係会社の技術者等である。被告人を釈放しても、これら証人予定者に働きかけて自己に有利な証言をさせることは想定し難い

3)被告人が自宅や勤務先で使用していたパソコンは全て押収されるなどして捜査当局の管理下にあるとみられ、 ハードディスク内のデータに被告人の主張に沿う痕跡を作出するのは困難というほかないから、被告人がそのような行為に出る漠然とした危惧は否定できないけ れども、実効的な罪証隠滅を図る余地はそれほど大きいとは考えられない

――などとして、

「釈放すれば巧妙な手法を駆使し、主張に沿った遠隔操作の痕跡を、自らあるいは他人の通謀して作出し、または他人のパソコンに密かに指令を出して作出するなどの罪証隠滅に及ぶおそれはきわめて大きい」とする検察側の主張を退けた。

さらに、

あ)被告人の身柄拘束は1年以上と長期にわたっている

い)専門的知識を必要とする本件事案の困難性に照らし、被告人を釈放したうえで、弁護人、特別弁護人との間における十分な意思疎通の機会を確保させる必要性が高い

――と認定。

保釈保証金を1000万円とし、都内の自宅に居住すること、逃げ隠れしたり証拠隠滅と思われる行為をしてはならない、海外旅行または3泊以上の旅行をする時には前もって裁判所の許可を得るなどの条件をつけて保釈を認めた。

最高裁は人質司法を公認するか?

これに対し検察側は、最高裁に特別抗告し、その判断が出るまでの間、高裁に保釈の執行停止を求めた。高裁は、検察側の請求を認め、保釈の執行を停止。片山氏の同日中の保釈はなくなった。

これについて、元東京高裁裁判長で片山氏の弁護人の木谷明弁護士は、次のように語る。

「検察はしつこすぎる。検察がやっていることは、自白をしないと最大限勾留するという、身柄拘束を 武器に使う人質司法そのもの。最高裁が、高裁の決定をひっくり返すようなことになれば、この人質司法を最高裁が公認することになり、影響は甚大。まさか最 高裁がそのようなことをするとは考えがたく、適法な抗告理由がないとして退けると確信しているし、そうあるべきだ」

第2回公判は、3月5日に行われる。

江川 紹子

ジャーナリスト

神奈川新聞記者を経てフリーランス。司法、政治、災害、教育、カルト、音楽など関心分野は様々です。


沖縄、ヘリ墜落現場から有害物質 米軍が表土除去

2014年02月11日 | 事故・事件・災害

 昨年8月に米空軍ヘリコプターが墜落した米軍基地キャンプ・ハンセン(沖縄県宜野座村など)で、墜落現場周辺の土壌から基準値を超えるヒ素など数 種類の有害物質が検出されたことが11日、県への取材で分かった。米軍が実施した環境調査の報告書に記し、沖縄防衛局を通じて県に提出した。

 米軍側はヘリが墜落、炎上した影響とみているが「汚染は深刻ではない」と説明、1月末から現場周辺50平方メートルの表土を取り除く作業をしている。墜落現場近くには住民用の飲料水を取る大川ダムがあるが、宜野座村は事故後から取水を停止している。

(共同)
 

「不払い」最後まで認めず 顧客軽視 明白に 東京海上保険金問題

2014年02月08日 | 事故・事件・災害

保険金不払いで記者会見する東京海上日動火災保険の永野毅社長=7日午後、東京都中央区の日銀本店で

写真

 自動車保険の一部を支払わず公表しなかった問題で東京海上日動火災保険の永野毅社長は七日都内で会見し、「お客や関係者に心配をかけて申し訳な い」と陳謝した。契約者からの問い合わせで不払いの可能性があれば、契約関係の書類などが紛失した場合でも、柔軟に支払いに応じる考えを明言した。

 東京海上日動で新たに判明した不払いは二〇〇二年四月から〇三年六月で最大約十万件。だが、同社の資料保存期間が九年のため、契約関連書類などがすでに破棄されており、具体的な件数や金額、該当する契約者などを正確に把握するのは難しい状況だ。

 このため永野社長は「(契約の)証拠が不十分であっても総合的な判断を加えて可能な限り顧客対応をしたい」と強調。当時契約をしていたことが判明 した顧客には請求通知を送るほか、資料がない場合でも聞き取り調査などで保険金の支払いを行うという。東京海上日動は今回の問題で、電話での相談窓口を設 置。電話番号はフリーダイヤル、(0120)490015。

 保険金の不払いで会見した東京海上日動火災保険の永野毅社長は、この問題を不払いとは最後まで認めなかった。契約者にはこの問題を非公表にし続け ていたのに、監督官庁の金融庁には説明していたことも判明。顧客を軽視する同社の経営姿勢があらためて明白となった。 (桐山純平)

 「今日的な座標軸というか目線に立ったときには、もっとできたのではないかという気持ちもある」。契約者からの請求がなければ支払いをしない姿勢を問われ、永野氏は釈明した。

 だが、東京海上日動が今回の問題で完全に非を認めたかというと、そうは言いがたい。永野氏は「私たちは請求がありながら支払いをしていないものを 不払いとしていた。請求がないものは不払いではない」と主張。保険業界に不払い問題が浮上した二〇〇五年当時、請求がなくても支払わなければ不払い扱いと していたほかの大手損保との違いがあらためて鮮明となった。

 顧客への問題公表も遅れた。〇六年には金融庁に説明していたのに、契約者にはこれまで知らされなかった。即座に公表していれば、今では消去されている契約者データも残っていたので、不払いにされた保険金支払いは今よりは簡単な手続きで可能だったはずだ。

 「信頼回復が重要で社内処分はまだ考えていない」と永野氏は話す。だが、本来必要だった顧客対応については「私たちの思いが至らなかった」と述べ、経営責任は小さくない。 

◆社長「柔軟に支払い対応」

 自動車保険の一部を支払わず公表しなかった問題で東京海上日動火災保険の永野毅社長は七日都内で会見し、「お客や関係者に心配をかけて申し訳な い」と陳謝した。契約者からの問い合わせで不払いの可能性があれば、契約関係の書類などが紛失した場合でも、柔軟に支払いに応じる考えを明言した。

 東京海上日動で新たに判明した不払いは二〇〇二年四月から〇三年六月で最大約十万件。だが、同社の資料保存期間が九年のため、契約関連書類などがすでに破棄されており、具体的な件数や金額、該当する契約者などを正確に把握するのは難しい状況だ。

 このため永野社長は「(契約の)証拠が不十分であっても総合的な判断を加えて可能な限り顧客対応をしたい」と強調。当時契約をしていたことが判明 した顧客には請求通知を送るほか、資料がない場合でも聞き取り調査などで保険金の支払いを行うという。東京海上日動は今回の問題で、電話での相談窓口を設 置。電話番号はフリーダイヤル、(0120)490015。


事件性有無「コメント控える」=内閣府職員死亡で菅長官

2014年02月04日 | 事故・事件・災害

事件性有無「コメント控える」=内閣府職員死亡で菅長官

 

 菅義偉官房長官は3日午前の記者会見で、内閣府の男性職員が先月、北九州市沖で遺体で発見されたことに関し、「極めて痛ましく残念だ」と述べた。事件性の有無などについては「捜査中なのでコメントを控える」と語った。
  菅長官や内閣府の説明によると、米国ミネソタ大の大学院に留学中の男性職員は、韓国で開催される経済セミナーへの参加を目的に、1月7~12日の日程での 韓国出張を申請していた。男性職員から内閣府への連絡は、韓国入りした日とみられる7日の電話連絡が最後。米国での生活や研究に関して報告があった。内閣 府は遺体を発見した福岡県警から23日午後に照会を受けた。(2014/02/03-18:06)


死因は溺死か低体温症=遺体の内閣府職員-北九州

2014年02月04日 | 事故・事件・災害

死因は溺死か低体温症=遺体の内閣府職員-北九州

 

 第7管区海上保安本部は3日、北九州市若松区沖で遺体で見つかった内閣府の男性職員(30)の死因について、溺死か低体温症の可能性があることを明らかにした。同本部は事件と事故の両面で調べている。
 司法解剖の結果、遺体は死後1~2週間経過し、目立った外傷はなかった。ハングルのタグの付いたフード付きジャンパーを2枚重ねし、黒色のズボンをはき靴下を重ねてはいていた。
 ジャンパーのポケットには、本人名義のクレジットカードとウォン紙幣の入ったポーチがあったという。(2014/02/03-21:31)


 

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「虐待では」と通報、警官訪問=死亡発覚5日前、東京・葛飾女児暴行事件-警視庁

2014年01月31日 | 事故・事件・災害

「虐待では」と通報、警官訪問=死亡発覚5日前、東京・葛飾女児暴行事件-警視庁

 東京都葛飾区のマンション一室で、住人の夫婦の坂本愛羅ちゃん(2)が変死した事件で、付近の住民から今月25日に「子供の泣き叫ぶ声が聞こえる。虐待ではないか」と110番があり、警視庁葛飾署員が夫婦の部屋を訪ねていたことが30日、同署への取材で分かった。
 署員は室内にいた愛羅ちゃんら子供2人の体を確認したが、衣服を脱がせたりせず、外見上は目立った傷などがなかったため、虐待はないと判断したという。
 しかし、愛羅ちゃんの遺体には全身約30カ所のあざが確認されており、虐待を受けた可能性が出ている。
 同署によると、通報があったのは25日午後7時ごろ。署員に応対した父親の無職坂本雄容疑者(33)=暴行容疑で逮捕=は「夫婦げんかをしていただけ」と虐待を否定したという。(2014/01/30-23:57)


Listening:ストーカー、治療に重点 特有心理 再犯防止で警察庁

2014年01月28日 | 事故・事件・災害

2014年01月28日

 東京都三鷹市の女子高生殺人事件で、殺人罪などで起訴された元交際相手の池永チャールストーマス被告 (21)が勾留先の立川拘置所(東京都立川市)で毎日新聞の取材に応じた。池永被告はストーカー行為や殺害の理由について「復縁ではなく、連絡を取り続け たかった。彼女の死を考えると楽になった」などと述べた。こうした発言に象徴されるストーカー加害者の心理を巡っては、刑罰だけでは再犯を防げないとの指 摘があることから、警察庁は来年度から加害者の治療に向けた研究に乗り出す。

 今月24日に面会に応じた池永被告は、丸刈りが少し伸びた髪形で上下ジャージー姿。質問に一つ一つ言葉を選びながら答えた。

 女子生徒に電話やメールで執拗(しつよう)に連絡を取った理由について、復縁目的ではないと強調。ストーカー行為は犯罪と認識していたとした上で、「(連絡が途絶えて)すべてを手放すのは勇気がいる。連絡の強要はした」と話した。

 こうした説明について、加害者治療に実績のある精神科医の福井裕輝さん(44)は「ストーカー加害者は 相手に対する愛情と憎しみが共存し、感情を整理できない場合が多い。池永被告にも同様の傾向がうかがえる」と指摘する。自分を拒絶して苦しめる相手を不幸 に陥れることで心の痛みを和らげる−−という自分勝手な思考は、ストーカーに特有という。

 常磐大大学院の諸沢英道教授(被害者学)も「殺害することで、女性が他の人のところに行ってしまうとい う苦しみがなくなると考えたのだろう」と分析。その上で復縁の望みを否定している部分に、加害者に共通する都合の良さを強く感じるという。「当時は感情の 赴くままにやったことを事件後に理性的に説明をつけようとしている。加害者は自分の行為を正当化しがちで、復縁を望んでいないとの説明は虚偽の可能性が高 い」とみる。

 殺害を決意したきっかけに警察の介入を挙げていることについて、福井さんは「拒絶は加害者が最も傷つく 行為で、逆恨みになりやすい」と指摘。諸沢教授は「警察の介入を知ったからといって、すぐに重大事件に発展するケースは少ない。女性に連絡を取りたいなら 殺害する必要はなく、裁判を意識した発言では」と語った。【松本惇、林奈緒美】

 ◇警視庁で先行研究

 ストーカー加害者を巡っては、警察庁が来年度から警察から警告を受けた加害者に精神科医の診察を受ける よう促す取り組みを始める。被害の防止策として、刑事司法上の手続きだけでは十分とはいえないと判断したためで、治療の効果を検証したいとしている。当面 は警視庁管内でのみ実施する方針で、2014年度予算案に加害者数十人分の治療に向けた研究費用として約1100万円を計上した。

 警察庁によると、警告した加害者に対し、被害者の了解を取ったうえで定期的なカウンセリングの受診などを促す。実際に受診するかは加害者の自由で、費用を警察庁が負担する仕組み。

 実際の診察には福井裕輝医師らがあたるとみられ、まずは東京都内に限った実施となる見通し。

 同庁幹部は「海外の取り組みも参考に効果的な手法を研究したい」としている。【川辺康広】

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「これからどうなるのか…」 アクリ群馬工場 8割が非正規雇用

2014年01月27日 | 事故・事件・災害

冷凍食品から農薬が検出されたため、操業を停止しているアクリフーズ群馬工場=群馬県大泉町で

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 冷凍食品の農薬混入事件でアクリフーズ群馬工場(群馬県大泉町)は操業を停止している。同社のもう一つの国内製造拠点である夕張工場(北海道夕張市)も生産が半減。地元経済に暗い影を落としている。

  群馬工場の従業員は約三百人で、約八割が非正規雇用。三月で契約期間が切れる男性従業員は「仮に再開しても商品は売れないだろうし、通常の生産は無理。こ れからどうなるのか不安です」と打ち明ける。昨年末の混入発覚後、製造ラインは停止し、従業員は自主回収した商品の検品などに追われている。

  大手メーカーの企業城下町として発展し、食品工場も多い大泉町だが、三洋電機が大規模な人員整理を行うなど、ここ数年は事業縮小が相次いでいる。村山俊明 町長は「雇用や町の財政面への影響だけでなく、町内で製造された食品全体のイメージダウンにつながりかねない」と危惧する。

 影響は夕張にも及ぶ。財政破綻から再建中の夕張市は働き口の不足が深刻で、従業員約二百四十人を抱える夕張工場は「市内最大の雇用の受け皿」(市担当者)。

 夕張工場の製品から農薬は検出されていないものの、発覚以降の販売不振で一月の生産規模は計画の五割減。従業員は一時、交代で自宅待機を余儀なくされた。

 群馬工場で対応しきれない購入者への返金作業を支援するため、夕張工場は二十三日から通常勤務に戻ったが、生産回復の見通しは立っていない。夕張商工会議所の小網敏男専務理事は「街全体の消費の低下につながったら困る」と気をもむ。

 産炭地として繁栄した一九六〇年に十一万人以上いた夕張市の人口は、昨年一万人を切った。市の担当者は「従業員が市外に転出するようなことになったら最悪だ。一日も早く元の生産体制に戻ってほしい」と切実に訴えた。

(東京新聞)


寺山修司記念館で指輪盗まれる…監視カメラなし

2014年01月26日 | 事故・事件・災害

寺山修司記念館で指輪盗まれる…監視カメラなし


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盗難に遭ったとみられる「水滴の指輪」(三沢市寺山修司記念館提供)

 「三沢市寺山修司記念館」(青森県三沢市)で展示していた作品がなくなっていることがわかった。

 同館は何者かに持ち去られた可能性があるとみて、三沢署に盗難の被害届を提出した。

 同館によると、なくなったのは「水滴の指輪」(直径約17ミリ、時価総額15万7500円)で、県外アーティストが寺山の言葉を基にデザインした作品。昨年11月30日から企画展示室で展示販売していた。

 24日午前11時頃には職員が指輪があるのを確認していたが、午後4時頃になくなっているのに気がついたという。指輪は来館者が手に触れられる形で展示され、周囲に監視カメラもなかったことから、誰でも外に持ち出せる状態だった。

 同館の担当者は「世界に一つだけの作品なので、返してほしい」と話している。

(2014年1月26日13時58分  読売新聞)

なぜ「契約社員による犯行」と連呼するのか

2014年01月26日 | 事故・事件・災害

なぜ「契約社員による犯行」と連呼するのか

武田 砂鉄 | フリーライター

2014年1月26日 12時4分

現時点でなぜ「雇用形態への不満が動機」と言い切れるのか

朝からワイドショーをザッピングしていると、「契約社員」という言葉が乱発されている。マルハニチロホールディングスのグループ会社アクリフーズの群馬工場製造の冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された事件で、工場に勤務していた49歳の男が逮捕された。

この記事の執筆時点(26日・AM11時)で男は県警の調べに「覚えていない」と否認している。この状態でワイ ドショーのコメンテーターは、「(こうして契約社員が犯罪を起こすのは)日本社会のシステムの問題点が濃縮している」とまで言い切っており、強烈な違和感 が残る。今後、容疑者がどのような供述をするのかは分からないが、少なくともこの段階で「同工場の契約社員には、不満が根強かったとの指摘もある。(中 略)元従業員の女性は『正社員と契約社員の間には溝があり、職場に上下の隔たりがあった。正社員への不満を持っている人は多く、ストレスで辞める人も多 い』と話す」(時事通信)と報じるのは、いささか乱暴に過ぎるのではないか。

その乱暴に対して乱暴に反論すれば、正社員と契約社員の間にはいつだって溝があったのだろうし、職場にはいつだって上下の隔たりがあったの だろうし、いつだって正社員への不満はあったのだろうし、残念なことにストレスで会社を辞める人は多かったのだろう。それゆえに、契約社員という雇用形態 が犯罪を誘発したという見立ては、「おそらく正しい」のだろうが、この時点では「必ずしも正しいものではない」という判断が完全に欠落している。

もっとも冷静沈着だったKAT-TUN中丸雄一の見解

一通り、テレビ や新聞紙面に目を通してみたが、あらゆる識者・コメンテーター・司会者の中でもっとも冷静沈着だったのが、『シューイチ』でのKAT-TUN中丸雄一だ。 コメントを求められた中丸は「まだその人が犯人かどうかわかりませんが」と前置きをした。そう、この時点では、彼は犯行を否認しているし、当然ながら彼の 罪は確定していない。日本弁護士連合会のHPには「無罪推定原則」についてこのような説明がある。

<「無罪の推定」とは、犯罪を行ったと疑われて捜査の対象となった人(被疑者)や刑事裁判を受ける人(被告人) について、「刑事裁判で有罪が確定するまでは『罪を犯していない人』として扱わなければならない」とする原則です。「無罪の推定」は、世界人権宣言や国際 人権規約に定められている刑事裁判の原則であり、憲法によっても保障されています。>

この原則に照らし合わせれば「まだ犯人と決まったわけではない」と一言入れておく中丸の見解は極めて真っ当だ。 スタジオの中で、唯一正しい前提を持っていた。今後犯人が自供し、犯人への見立てが当たっていたとしても、現時点で犯行理由を推測し「契約社員は会社への 不満が蓄積していた」と動機を決定付けてしまうことはできないはずなのである。

朝日新聞(26日)には、日本消費生活アドバイザー・コンサルト協会の宮本一子常任顧問のコメントとして「一般論だが、格差社会の中で豊か な生活に入っていけない人には、不満が募り、不特定多数を狙ったこうした一種の『テロ』が起こりやすい」とのコメントが載っている。推論にも程がある。こ の手の推論が群がるからこそ、その「一般論」が太っていくのではないか。

「仕事上の問題を動機」にさせたがった秋葉原無差別殺傷事件

秋葉原無差別殺傷事件の犯人・加藤智大が記した書籍『解』(批評社)は、「書き残しておくことで、似たような事件を未然に防ぐことになる」とする傲慢さが気になるものの、発生当初の報道を後々目にした時の違和感についての記述は、考えさせられる点が多い。

「逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)が警視庁の調べに、『仕事がうまくいかず、むしゃくしゃしていた』『仕事に不満があった』などと供述していることがわかった。仕事上の問題が事件につながった可能性もあるとみて、警視庁は調べている。(asahi.com)」

と、報じられていたことについて加藤は、「私から仕事への不満を話したということはありません。また、そもそも 私には仕事への不満など無かったのですが、そのように(「仕事で嫌なことは無かったか」・引用者注)訊かれたために、何かあっただろうかと考えて、そうい えばこんなトラブルがありました、と答えただけのことです」と書き、これらの記事を「仕事上の問題を動機とみた捜査機関が、それに合う犯人像を創るため に、ある事ない事を広報したものでしょう」としている。

もちろん、今回のように、勤務先での犯行動機と、街中での無差別殺人の動機を比較することは適当ではないが、本人が理由を語る前に報じる側 が理由を断定している、という奇天烈さはこうして平然と続いてきた。加藤の事件ならば派遣社員、今回ならば契約社員、雇用形態に向かう断定こそ、その雇用 に就く人たちの苦境を深めていくのではないか。

「犯人はアニメおたく」に代表されるレッテル貼り

当然だが、異物混入 など二度とあってはならない。だからこそ、「○○は危ない」という、ざっくりとしたカテゴライズで事件を象徴化させて済ましてしまうのは危険だ。群馬工場 の従業員は、昨年12月の時点で、正社員64人、契約社員194人、パート11人、派遣社員25人だったという。概ね、多くの製造工場における正規雇用と 非正期雇用の割合はこのように非正規が圧倒的に上回る。報道側が横並びで「契約社員が、」を連発し、その次にマルハの久代社長が謝罪会見で「グループ内に 悪質な犯罪行為におよぶ人物の存在を許したことは、痛恨の極み」と述べたことと繋げられてしまうと、これから上から下への締め付けは更に強固なものにな り、最初の段落で引用した元従業員の女性のような懸念は、あちこちで加速してしまう。

未だに何かの犯人がアニメ好きだったりすると、「見つけた~!」とばかりに、「犯人はアニメおたく」と報じる。こうして、すぐさまレッテル を貼りたがる働きかけが止まらない。今回の契約社員というフレーズも同様。「僕らとは違う誰かがやった、ああ怖い」、これってつまり、安心したいだけだ。 そして、離れたところを攻撃したいだけだ。これでは何一つ再発防止への道は開かない。あってはならないことだからこそ、大雑把なカテゴライズで済ませては いけない。

武田 砂鉄

フリーライター

82年生。フリーライター。「CINRA.NET」にて、「フジワラノリ化論」 「コンプレックス文化論」を連載。雑誌「beatleg」「STRANGE DAYS」「TRASH UP!!」、web「ハフィントンポスト」などでも執筆中。ここでは、時事・芸能を中心に、見過ごしがちな違和感をわざわざ書き留める。