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北朝鮮「衛星」:自衛隊に破壊命令 沖縄・首都圏迎撃態勢

2012年03月30日 | 政治
北朝鮮「衛星」:自衛隊に破壊命令 沖縄・首都圏迎撃態勢

閣議後の記者会見で北朝鮮の「衛星」打ち上げに備えて破壊措置命令を出したことを発表する田中直紀防衛相=国会内で2012年3月30日午前8時50分、藤井太郎撮影

 政府は30日午前、国会内で安全保障会議(議長・野田佳彦首相)を開き、北朝鮮が「衛星」として4月中旬の打ち上げを予告した長距離弾道ミサイルへの対処方針を決定した。これを受け、田中直紀防衛相は午前8時17分、ミサイルの部品などが日本の領土・領海に落下する場合に備え、ミサイル防衛(MD)による迎撃態勢を取るため、自衛隊法に基づく破壊措置命令を出した。北朝鮮が日本上空を通過する長距離弾道ミサイルを発射した09年以来2回目で、命令の期間は4月16日まで。

 北朝鮮の事前通報によると、衛星は4月12~16日の午前7時~正午(日本時間)、北朝鮮西部・東倉里(トン・チャン・リ)の西海衛星発射場から発射され、1段目は韓国南部・全羅道の西方沖の黄海、2段目はフィリピン・ルソン島の東方沖の太平洋に落下する見込み。1段目が落下した後、沖縄県の石垣島など先島諸島付近の上空を通過する可能性がある。

 政府は、ミサイルの部品などが日本に飛来する可能性は高くないと判断している。飛来しない場合は破壊しない。09年も上空を通過したため見送った。

 藤村修官房長官は30日午前、コメントを発表し、「何らかの物体が我が国に落下するケースは通常は起こらないが、万々が一に備え、自衛隊の部隊を展開する」と強調。ミサイル発射の際は全国瞬時警報システム(Jアラート)、緊急情報ネットワーク(エムネット)などを通じて自治体・国民に速やかに情報提供するとしている。

 破壊措置は航空総隊司令官が指揮する「BMD(弾道ミサイル防衛)統合任務部隊」が実施する。部隊は海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海自イージス艦部隊や地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)を持つ空自高射部隊などで構成。SM3が大気圏外で迎撃し、撃ち漏らした場合はPAC3で破壊する「2段構え」で対処する方針だ。

 イージス艦は3隻を投入。沖縄周辺に2隻、日本海に1隻配置する。PAC3は沖縄本島の那覇、南城両市、宮古島、石垣島の4カ所と、防衛省(東京都新宿区)など首都圏3カ所に計7基を展開する。30日にも中部や近畿地方の空自基地から移動させ、海自呉基地(広島県呉市)から輸送艦で送り込む計画だ。陸自も打ち上げ後に被害の有無を確認するヘリや、住民にけが人が出た場合の救援隊を宮古、石垣両島や与那国島に投入する方針だ。【朝日弘行、鈴木泰広、新垣和也】
 ◇破壊措置命令(要旨)

 自衛隊は、日米間で緊密な連携を図りつつ、自衛隊法第82条の3第3項の規定により、我が国に向けて弾道ミサイル等が飛来する場合における人命及び財産に対する被害を防止するため、我が国領域に落下することが確認された弾道ミサイル等に対する破壊措置等の必要な措置を実施する。

<命令の期間>4月16日まで

<破壊措置の対象>北朝鮮から発射されたと考えられる弾道ミサイル等で、我が国の弾道ミサイル防衛システムにより我が国領域に落下することが確認されたもの

<破壊方法>海上配備型迎撃ミサイル(SM3)または地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)を発射し、我が国領域または周辺の公海の上空で破壊

<行動範囲>(1)SM3搭載護衛艦=日本海、東シナ海において、首都圏とミサイル予想飛翔経路下周辺を含む領域を防護できる位置(2)PAC3部隊=陸上自衛隊朝霞訓練場・習志野演習場、航空自衛隊市ケ谷基地・習志野分屯基地・那覇基地・知念分屯基地、宮古島、石垣島

毎日新聞 2012年3月30日 8時37分(最終更新 3月30日 11時37分)

北朝鮮:打ち上げ予告 ロケット本体を施設に搬入か

2012年03月30日 | 国際 南北朝鮮
北朝鮮:打ち上げ予告 ロケット本体を施設に搬入か

 【ソウル西脇真一、北京・米村耕一】4月中旬の「衛星」打ち上げを予告している北朝鮮はロケット本体を平安北道(ピョンアンプクド)鉄山郡東倉里(チョルサングントンチャンリ)の発射施設に搬入するなど、準備を着々と進めている模様だ。北朝鮮は穀物収穫高の判定や資源探査などのための「地球観測衛星」と発表したが、重量は100キロと小型で、日韓の専門家は「機能を考えると小さすぎる」と指摘している。

 北朝鮮は4月12~16日に「西海(ソヘ)衛星発射場」から打ち上げると発表したが、ここは00年ごろから建設を進めてきた東倉里のミサイル発射基地とみられる。米デジタルグローブ社が28日撮影した衛星写真には、20日の写真にはなかった2台の車両や、向きが変わったクレーンのアームが写っていた。

 韓国の軍事関係者によると、ミサイル本体とみられる物体は分割され、覆いをかけた状態で列車で搬入された。施設屋内で部品の点検整備中とみられ、近く組み立て作業に移行すると予測されている。米専門家らによると、東倉里は自動化が進んでおり、発射台に立て、燃料注入を始めてから数時間程度で発射準備が整うとみられる。

 北朝鮮は28日、打ち上げる「衛星」について「質量約100キロで高度500キロの軌道を回る」と説明し、森林資源分布の調査や自然災害の度合いを調べるほか、気象予報や資源探査のための資料収集にもあたると述べた。

 しかし、韓国航空宇宙研究院の李相律(イサンリュル)航空宇宙システム研究所長は「この程度の大きさで本格的な役割を果たすのは難しく、実用衛星とは言い難い」と指摘した。日本の宇宙航空研究開発機構の的川泰宣名誉教授も「北朝鮮が言う観測機能を満足させるセンサーを積むのは難しい」と懐疑的だ。「衛星打ち上げ」の体裁を取っていても、実態はやはり「長距離弾道ミサイル開発のための実験」との見方が強まっている。

毎日新聞 2012年3月29日 19時56分(最終更新 3月29日 23時32分)

特集ワイド:北朝鮮ミサイル開発「小説」を読む 極秘「星の光」計画

2012年03月30日 | 国際 南北朝鮮
特集ワイド:北朝鮮ミサイル開発「小説」を読む 極秘「星の光」計画
 ◇「日本見返す」執念にじむ

 それは「ピョルピッ(星の光)」計画と呼ばれていた--。北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」と称し、長距離弾道ミサイルの発射を予告している。食糧問題解決もままならず、人民は空腹を抱えているのになぜミサイルか? 極秘で進められてきたミサイル開発の舞台裏を描いた小説を入手した。【鈴木琢磨】

 驚くほど生々しい。平壌から届いたリ・ドング著「飛躍の翼」(文学芸術出版社、02年)を読んだ。460ページを超える長編小説である。金正日(キムジョンイル)総書記の偉業をたたえる「不滅の嚮導(きょうどう)」シリーズの一冊で、日本列島を飛び越え、三陸沖に落ちた98年8月31日のテポドン1号にまつわるエピソードがふんだんに盛り込まれている。著者は総書記お抱えの「4・15文学創作団」に所属しているらしい。

 小説は88年の平壌と東京が主な舞台。弾道ミサイルに必要なチタン合金の開発に成功した北朝鮮は加工技術だけは日本から輸入する方針を決める。植民地時代、東京の某理工科大で学んだ老科学者、ヤン・ヨンボク博士が東京に派遣される。加工技術を持つ会社と契約し、設備が新潟港から万景峰号で積み出される直前、ココム(対共産圏輸出調整委員会)に引っかかる。会社の重役がこう言う。「北朝鮮はまだチタン合金を加工して大量に使う水準にないでしょう。必要なら原資材を送ってもらえば、加工します」

 平壌へ戻る機内でヤン博士は同行の助手に悔しさをぶちまける。学生のころ、朝鮮人だからと差別された記憶までよみがえる。帰国した博士の報告を聞いた正日氏は憤慨する。「どんな制裁、封鎖にもわれわれは屈しない。われわれは必ず科学技術で帝国主義者どもの傲慢な鼻っ柱をへし折ってみせる!」。金日成(キムイルソン)主席も怒る。「日本人どもがわが人民を冒とくしただと!」

 日本から受けた屈辱で金総書記は自力でミサイル開発へ突き進む。小説によれば、計画は「ピョルピッ」と名付けられ、国家秘密にされた。このほど改訂された「金正日選集」第12巻には、88年8月31日に正日氏が科学部門責任者協議会で行った演説が初収録された。「チタン研究も実験室段階から大きく抜け出していない」。偶然か、この演説から10年後、テポドン1号が発射される。当初計画では真東へ発射されるはずだったが、日本の領土上空を通過するので、総書記が津軽海峡上空を通過するように修正したとある。軌道計算したのは数学オリンピックで金メダルをとった10代の少年と明かしている。

  ◆     ◆

 この小説を興味深く読んだひとりに中川雅彦・アジア経済研究所動向分析研究グループ長代理がいる。「小説では『9月製錬所』という名になっていますが、86年にチタン合金を製造する8号製鋼所が完工したんです。88年に多段階ロケット開発に入るのは技術的可能性が見えたからに違いありません。頭脳集中が図られ、コードネームもつけられたのでしょう。北朝鮮におけるロケット兵器開発の歴史は古く、68年の金日成演説で言及されていますし、70年代に弾道ミサイルの配備計画も進んだとみられます」

 ところで、今回の発射もそうだが、北朝鮮は弾道ミサイルでなく、あくまで人工衛星だ、と言い張る。だが、その主張は苦しい。同じく「不滅の嚮導」シリーズの一冊で、軍人作家のパク・ユン著「銃身」(文学芸術出版社、03年)に、テポドン1号の発射を総書記が最高司令部の作戦指揮官に指示するシーンがある。

 「どれが打ち上げられる?」

 「X号かXX号を発射するようになっています」

 「X号だ! それを打ち上げたら、世界はとんでもなく騒乱するだろうな。われわれの人工衛星発射は平和目的だが、世界の軍事専門家たちの見地に立てば、大陸間弾道ミサイル試射と変わらない」

 いくら小説とはいえ、金総書記の「お言葉」はいじれない。人工衛星打ち上げ=大陸間弾道ミサイル試射だと総書記自身、よく知っている。少なくとも世界がそう受け止めるとわかっている。また先の小説「飛躍の翼」では高麗時代、火薬によって矢を飛ばす新兵器を発明した崔茂宣(チェムソン)の業績に触れている。<わが民族は600年前、今日の人類が大陸間弾道ミサイルをつくり、宇宙飛行まで実現できるようになったロケット技術の最初の開発者だった。どれほど誇らしいことか!>。しかもこの兵器によって、倭寇(わこう)との戦いに勝ったという。ここでも日本が悪役で登場する。

  ◆     ◆

 この1月8日、後継者、金正恩(キムジョンウン)氏の誕生日にあわせて朝鮮中央テレビは記録映画「白頭の先軍革命偉業を継承されて」を放映した。なんと彼は父と一緒に管制センターで、09年4月5日のテポドン2号発射を見守っていたのである。科学者や技術者と記念写真を撮ったあと、彼の手を握りしめたのが、軍需工業部門のトップ、朱奎昌(チュギュチャン)党機械工業部長だった。そして女性アナウンサーのナレーションは正恩氏の言葉を紹介した。「敵が迎撃してくれば、戦争する決意だった」。敵はアメリカ、むろん日本も含まれる。

 当時、防衛相だった浜田靖一さんに聞いた。「あのころは、そんなこと知るよしもなかったね。われわれは不測の事態に備え、PAC3(地上配備型迎撃ミサイル・パトリオット)と、イージス艦で警戒していたわけで。私は防衛省の執務室にいたけれど、状況は刻々と変わる。ミサイル一点に集中できない。日本だけでなく、各国がぎりぎりまで近づいて情報収集するから、北朝鮮が迎え撃つ可能性もある。そのときにどう判断するか、緊張が続いた」

 だが、あのテポドン2号発射の日、PAC3の配備された陸上自衛隊市ケ谷駐屯地そばの靖国神社はのどかに花見の真っ盛りだった。かの国の小説を読む限り、北朝鮮のミサイル開発に日本を見返したい、との執念がにじむ。いわば「反日ドラマ」としてのミサイル--。4月15日の金主席生誕100年記念日に念願だった「強盛大国」の大門を開く、その「祝砲」の意味を込めた「衛星」打ち上げで、ドラマは完結するのか。日朝平壌宣言から10年。人民が食べられるための「光」を外交努力でつかむときだろう。

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毎日新聞 2012年3月29日 東京夕刊

死刑:3人に執行 1年8カ月ぶり

2012年03月29日 | 政治
死刑:3人に執行 1年8カ月ぶり
小川敏夫法相=田村彰子撮影

 法務省は29日、東京・広島・福岡の3拘置所で3人の死刑を執行したと発表した。小川敏夫法相による初の執行命令で、民主党政権での執行は10年7月の千葉景子法相(当時)下での執行に続いて1年8カ月ぶり2度目。昨年は19年ぶりの「未執行年」となったが、今年は執行が再開された。
 ◇下関通り魔事件など3人に

 執行されたのは、古沢友幸(46)▽上部康明(48)▽松田康敏(44)の各死刑囚。

 確定判決などによると、古沢死刑囚は02年7月、離婚を決意して実家に戻っていた当時の妻の拉致を計画。横浜市の実家に侵入し、義父母、妻と前夫の間の長男の3人を刺殺するなどした。

 上部死刑囚は99年9月、通行人を無差別に殺害する「通り魔」を計画、レンタカーで山口県下関市のJR下関駅コンコースに突っ込み、7人を次々にはねた。さらに車を降りて階段やホームにいた8人を包丁で襲い、計5人を殺害した。

 松田死刑囚は01年11~12月、生活費や遊興費欲しさに宮崎県内の民家に侵入し、女性2人を殺害し、現金やバッグを奪った。

 同省刑事局によると、28日現在の死刑囚は135人だったが、今回の執行で132人となった。昨年末時点での130人は、年末時点での戦後最多を記録している。

 民主党政権で初代の法相になった千葉氏は2人の死刑執行を命じた後の10年8月、死刑制度について検討する省内勉強会を設置し、「国民的議論の材料としたい」として報道陣に初めて東京拘置所の刑場を公開した。

 千葉氏の後は柳田稔、仙谷由人、江田五月、平岡秀夫の4氏が法相を務めたが、在任期間が短かったり、死刑執行に慎重な姿勢をみせるなどして、執行命令を出さなかった。

 これに対し、小川法相は1月13日の就任記者会見で「法律で定められた法相の職責なので、大変つらい職務だが、その職責をしっかりと果たしていきたい」と執行に前向きな姿勢を示していた。また、千葉氏以来続いてきた勉強会を「議論は尽くされている」として終結させ、今月9日に死刑存続・廃止の両論の根拠などをまとめた報告書を発表していた。【伊藤一郎】

法王、米のキューバ制裁批判=カストロ前議長とも会談

2012年03月29日 | 国際 中南米
法王、米のキューバ制裁批判=カストロ前議長とも会談

 【サンパウロ時事】ローマ法王として14年ぶりにキューバを訪れたベネディクト16世(84)は28日、帰国の途に就いた。法王は首都ハバナの空港で「国外から締め付ける経済措置が人々に不公平な負担を強いている」と述べ、米国が約半世紀もキューバに科している経済制裁を批判した。
 法王が同日執り行ったミサには、報道によると約30万人の市民が参列。「キューバと世界には変化が必要だ。互いに真実を求め、愛の道を選べば変化は起きる」として、国際社会の歩み寄りとともに、キューバ側にも共産党独裁が続く社会主義体制の変革を暗に求めた。
 法王はまた、病気療養のため政界を引退した革命の英雄フィデル・カストロ前国家評議会議長(85)とも約30分会談。世界情勢やカトリック教会の儀礼などで意見を交わし、フィデル氏が「法王の仕事とは何か」と尋ねる場面もあったという。(2012/03/29-08:44)

北朝鮮「衛星」 ロケット燃料注入開始「12~13日に発射」

2012年03月29日 | 国際 南北朝鮮
北朝鮮「衛星」 ロケット燃料注入開始「12~13日に発射」

 【ソウル=篠ケ瀬祐司】北朝鮮の政権に近い関係者は二十八日、同国が予告している「衛星」発射をめぐり、打ち上げ予定の「ロケット」に液体燃料の注入を開始したと明らかにした。日本や米国、韓国など関係各国はソウルで開かれた核安全保障サミットでも「衛星」打ち上げを事実上の長距離弾道ミサイルの発射と指摘し、中止するよう強く求めているが、燃料注入の開始により、予告通り発射されることが確実となった。 

 この関係者は「発射は間近に迫っている。四月十二、十三日に打ち上げる可能性が高い」と語った。北朝鮮外務省報道官も二十三日、打ち上げ準備作業が「本格的な実動段階に入った」との談話を発表していた。

 北朝鮮は、車両での搬送が可能な移動式ミサイルと、固定式ミサイルを保有している。

 軍事に詳しい専門家は「固定式の場合、燃料の注入開始後は、採算面を考慮すると発射の中止は極めて難しい」と指摘する。

 外交筋によれば、北朝鮮が「衛星」打ち上げのためのロケットと主張する本体部分とみられる物体は、すでに同国北西部の平安北道鉄山郡東倉里(ピョンアンプクドチョルサングントンチャンリ)にあるミサイル発射基地に搬送されたことが確認されている。

 北朝鮮は「衛星」発射について、故金正日(キムジョンイル)総書記の「遺訓」と主張。

 同国外務省報道官は二十七日、「絶対に放棄しない」と強調し、オバマ米大統領がソウルでの演説で「敵意はない」と発言したことに対し「それが本当の気持ちならば、われわれにも他国と同じ衛星発射の権利を認めなければならない」と主張していた。

日本自民党総裁、軍国主義の復活に警鐘鳴らす

2012年03月27日 | 政治
日本自民党総裁、軍国主義の復活に警鐘鳴らす
発信時間: 2012-03-26 14:20:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

近日、日本の橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新会」が注目されているが、維新会が打ち出した「船中八策(維新八策)」は更に大きな話題を呼んだ。これに対し、自民党の谷垣禎一総裁は「戦前の日本軍部やヒトラー、ムッソリーニが台頭した時の状況を想起させる」として、警鐘を鳴らした。22日付の『澳門日報』が伝えた。

橋下氏は日本の政治界において、急速に台頭してきた改革派の新星である。2010年4月に「大阪維新の会」を設立し、日本の改革を主旨とした「維新八策」を打ち出し、物議をかもしている。また、橋下氏は「日本の政治には独裁が足りない」と明言しており、多くの右翼派政治家たちの賛同を得た。その中には、近日「南京大虐殺の存在を否定した」河村たかし名古屋市長や、大村秀章愛知県知事などがいる。保右翼保守政治家であり、独立独歩で有名な石原慎太郎東京都知事でさえ、「大阪維新の会」の主張をずっと支持しており、橋下氏に賛辞を送っている。

谷垣氏の見解によると、維新の会が急激に勢力を拡大したのは、与野党の政治政権では衰退していく国家情勢をひっくり返す事はできないと国民が不安を感じ始めているからである。「今の日本は現在の政党に失望し、第三極が期待を集めている。『維新の会』は現存の政党に不満を感じている人のより所となっている」と谷垣氏は分析している。今年2月20日、共同通信社の世論調査の結果によると、「大阪維新の会」の国政への進出に関して61.2%の人が支持している。「維新の会」は、次期衆議院選挙において、全国範囲で300名の候補者を擁立し、200席の議席獲得を目指している。

1980年代後半から1990年代初頭にかけて、バブルが崩壊して以降、日本経済は10年以上続く不景気のどん底にあり、今も抜け出せずに低迷が続いている。少子高齢化、失業率の上昇、年金問題など妥当な解決手段が見つからない問題が山済みとなり、加えて大災害が追い討ちをかけ、一部の国民の民主党政権に対する信頼感は消失してしまっている。そのような状況の中、「大阪維新の会」はここぞとばかりに「維新八策」という切り札を出し、人々の変化への願望に合致したのだ。しかし、今の滅茶苦茶な政治体制や「維新八策」「大阪維新の会」を取り巻く右翼保守の政治勢力は、自己中心的で、事態を硬直化させるのではないかという懸念が広がる。

日本は資源が乏しい国で、90%近くの資源は輸入に頼っている。敗戦後の挫折感と不十分な資源によって、日本は自身の生存環境を極度に意識するようになった。他の民族に比べ、すぐさま過剰な反応を示すようになった。日本人が改革を求めるのには理由がある。しかし、問題は仮に橋下氏の構想が実現した場合、日本は現在とは全く違った姿に変わるだろう。歴史から得た教訓を忘れてはいけない。日本も国際社会も日本の軍国主義が甦ることに警告を発するべきである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月26日

君が代歌わず、厳重注意にとどめる=命令違反で戒告は29人に-大阪府教委

2012年03月27日 | 橋下
君が代歌わず、厳重注意にとどめる=命令違反で戒告は29人に-大阪府教委

 大阪府立和泉高校(岸和田市)の卒業式で、君が代斉唱時に学校側が教職員の口元を確認し、教員1人が歌わなかったことを認めた問題で、府教育委員会は27日、この教員を懲戒処分とはせず、校長による厳重注意にとどめたことを明らかにした。
 府教委は1月、君が代条例に基づき、府立学校の全教職員に君が代の起立斉唱を求める職務命令を出していた。この教員は、起立はしていたため「式典への影響は比較的小さい」と判断した。
 一方、3月1~16日にあった府立学校の卒業式で、君が代斉唱時に起立しなかった50~60歳の教員12人を27日付で戒告処分とした。2月中の卒業式で起立しなかった17人と合わせ、命令違反で戒告処分を受けたのは29人になった。(2012/03/27-18:41)

南北スーダンの交戦続く=油田地帯攻撃、死傷者なし

2012年03月27日 | 国際 アフリカ
南北スーダンの交戦続く=油田地帯攻撃、死傷者なし

 【ロンドン時事】自衛隊が派遣されている南スーダンからの報道によると、同国北部にあるユニティ州当局者は27日、隣国スーダンが同日、州内の油田地帯を爆撃したと述べた。死傷者や油田関連施設への被害はなかったもよう。南北スーダンの交戦は2日連続。
 州当局者は「前日にはスーダン空軍と陸軍による攻撃を受けた」と指摘した上で、「きょうは空軍機が再飛来し、爆弾を2発投下した」と語った。(2012/03/27-18:34)

ローマ法王:14年ぶりキューバ訪問 進む「雪解け」

2012年03月27日 | 国際 中南米
ローマ法王:14年ぶりキューバ訪問 進む「雪解け」


キューバ訪問を開始したローマ法王ベネディクト16世(左)。右はラウル・カストロ国家評議会議長=2012年3月26日、AP

 【メキシコ市・國枝すみれ】世界約12億人のカトリック教徒の頂点に立つローマ法王ベネディクト16世(84)が26日、キューバ東部サンティアゴデクーバに到着し、3日間の訪問を開始した。法王のキューバ訪問は98年の前法王ヨハネ・パウロ2世以来、14年ぶり。カトリック教会は59年のキューバ革命で反革命派を支持したことから、長く弾圧を受けてきたが、政府は前法王の訪問を機にクリスマスを「休日」と定めるなど、近年は「雪解け」が進んでいる。

 ラウル・カストロ国家評議会議長らに出迎えられた法王は空港で「キューバ政府と教会の関係には、さらなる発展の余地がある」とあいさつ。教会の権利拡大のほか、在米の亡命キューバ人との和解や政治犯の釈放などを暗に求めた。議長は「キューバ憲法は信教の自由を保障している」と述べ、教会と対立してきたキューバの変化を印象づけた。

 法王はキューバ入りに先立ち、経済改革を進めながらも社会主義体制を堅持するキューバを念頭に「マルクス主義が現実的でないことは明らか」と述べたが、キューバ到着後には「あるべき価値観を欠いた人間を作る」と資本主義も批判した。

 キューバでは革命以前、人口の8割がカトリック教徒だったが、教会統計によると、90年には41.2%にまで低下した。その後、回復傾向にあり、2010年には59.7%まで戻った。

 改革を進めるキューバ政府は最近、政治犯の釈放問題で教会の仲介を利用している。法王の訪問で信教の自由がさらに拡大すれば、教会の「隠れ信者」が立場を公にする可能性がある。

 ハバナ在住のカトリック教徒の女性(35)は「母から『信者であることは秘密にするように』と言われて育った。今回の法王訪問では記者会見の様子がテレビで放映されるなど、98年の前回訪問時と比べて隔世の感がある」と驚きを口にした。

 法王は26日午後、サンティアゴデクーバ市内でミサを執り行った。

毎日新聞 2012年3月27日 12時26分(最終更新 3月27日 14時10分)

大衆動員の政治運動を禁止=「脱薄熙来」展開-中国重慶

2012年03月27日 | 国際 中国
大衆動員の政治運動を禁止=「脱薄熙来」展開-中国重慶

 【北京時事】中国重慶市共産党委員会の何事忠宣伝部長は26日、解任された薄熙来前共産党委員会書記が党・政府主導で大衆を動員して展開してきた毛沢東時代の革命歌「紅歌」を熱唱するキャンペーンなど、一連の政治運動を中止するよう指示した。27日付の地元紙・重慶日報が伝えた。
 何部長は、「市の宣伝文化戦線は、断固として揺るぎなく党中央と一致していなければならない」と強調。その上で「集中的な舞台演出をできるだけ減少させ、(政治)運動式のやり方を断固として回避しなければならない」と述べ、民衆の自主性を重視した文化活動を行うよう求めた。(2012/03/27-17:42)

衛星打ち上げ放棄せず=米国などの中止要求に反論-北朝鮮

2012年03月27日 | 国際 南北朝鮮
衛星打ち上げ放棄せず=米国などの中止要求に反論-北朝鮮

 【ソウル時事】北朝鮮外務省スポークスマンは27日、人工衛星と主張する長距離弾道ミサイル発射計画について「絶対に放棄しない」と強調した。訪韓したオバマ米大統領が「敵意はない」と発言したことを受け「それが本当の気持ちならば、今からでも対決概念から脱し、われわれにも他国と同じ衛星発射の権利があることを認める勇気を持たなければならない」と要求した。朝鮮中央通信が伝えた。
 スポークスマンはまた、米国の国家航空宇宙局に対し、ミサイル発射を観覧する専門家を招請したことを明らかにし、「衛星発射の平和的目的をその目で直接確認できるだろう」と述べた。(2012/03/27-16:56)

北朝鮮「衛星」:防衛相が自衛隊に「準備命令」

2012年03月27日 | 政治
北朝鮮「衛星」:防衛相が自衛隊に「準備命令」

 田中直紀防衛相は27日午前、北朝鮮が「衛星打ち上げ」として予告した4月の長距離弾道ミサイル発射実験に備え、一部が日本国内に落下した場合の迎撃態勢をとるよう自衛隊に「準備命令」を出した。これを受け自衛隊は「BMD(弾道ミサイル防衛)統合任務部隊」の編成に着手した。政府は30日に安全保障会議(議長・野田佳彦首相)を開き、田中氏が自衛隊に破壊措置命令を出す。

 田中氏は27日午前、国会内で岡田克也副総理、藤村修官房長官、玄葉光一郎外相と協議後、防衛省で同省幹部との「防衛会議」を開催。地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)を展開させる沖縄本島、宮古島、石垣島と首都圏の現地調査などの準備を進めるよう指示した。記者会見で「国民の生命、財産を守るため準備を着実に進め、対応に万全を期していきたい」と述べ、26日に沖縄県の仲井真弘多知事に配備方針を伝えたことを明らかにした。

 統合任務部隊はPAC3を持つ航空自衛隊高射部隊や、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を装備した海上自衛隊のイージス艦部隊などで編成。イージス艦は2隻を沖縄周辺、1隻を日本海に配置する計画だ。【朝日弘行】

毎日新聞 2012年3月27日 11時10分(最終更新 3月27日 11時25分)

大阪府教育条例:文科相「法に触れるとは理解してない」

2012年03月27日 | 橋下
大阪府教育条例:文科相「法に触れるとは理解してない」

 平野博文文部科学相は27日の閣議後の記者会見で、大阪府知事が府教委と協議して教育目標を設定できると定めた府教育行政基本条例について「法律に触れるとは理解していない」との見解を示した。府知事が教育目標を設定するとした当初の条例案については、昨年12月に政府が地方教育行政法に抵触する恐れを示唆する閣議決定をしていた。23日に成立した同条例は府教委との協議などの修正があったため、文科省は容認した格好だ。

 教職員の君が代斉唱を念頭に同一の職務命令への3回の違反で分限免職の対象とすることなども盛り込んだ一連の条例について、平野氏は「乱暴な運用をされるといろんな影響が出る。裁量の中で適切な運用をしてもらいたい」とクギも刺した。【木村健二】

毎日新聞 2012年3月27日 12時12分(最終更新 3月27日 12時49分)

大阪市交通局:市長選リスト問題 捏造断定 何のため 組合「犯人視責任を」、維新「追及問題ない」

2012年03月27日 | 橋下
大阪市交通局:市長選リスト問題 捏造断定 何のため 組合「犯人視責任を」、維新「追及問題ない」

 リストは何のために作られたのか--。大阪交通労働組合(大交)が昨年の大阪市長選で作成したとされた平松邦夫・前市長の推薦人紹介カード配布リストは、一転して職員の捏造(ねつぞう)と断定された。職員は事実を認めておらず、動機は謎のまま。組合と市の選挙協力の証拠と指弾してきた大阪維新の会市議団は「議会で取り上げたことに問題はなかった」と釈明するが、ぬれぎぬを着せられた形の組合側は「開き直りだ」と批判している。【原田啓之、津久井達】

 「法を守るべき公務員としてあるまじき行為で、誠に情けない」。26日夕、市役所で西口進・総務部長ら交通局幹部3人が記者会見し、謝罪した。

 幹部らはこの数時間前、昨年5月に1年契約で採用された事務補助の男性非常勤嘱託職員(非組合員)を問いただしていた。当初は「知らない」と無関係を装ったが、パソコンの履歴を「動かぬ証拠」として突きつけられると絶句したという。

 聞き取りに立ち会った市特別顧問の野村修也弁護士は「この職員には、局内で推薦人紹介カードの配布など選挙活動がまん延していることへの問題意識があった」と捏造の背景を推察した。

 交通局の非常勤嘱託職員は二十数人。この問題を追及してきた維新の杉村幸太郎市議(33)=平野区選出、1期目=がリストの提供を受けたのも「非常勤嘱託職員」だといい、同一人物かどうかに注目が集まる。

 杉村市議によると、大交の選挙活動に憤りを感じていた点も同じ。昨秋から接触し、大交が市長選期間中に配布した違法な選挙ビラを含め、数件の情報提供を受けた。リストは「組合支部長が職場のリサイクルコーナーに置いた資料を持ってきた」と説明。捏造発覚後、入手ルートなどを確認しようとしたが、26日夜の時点で連絡が取れていないという。

 杉村市議は「疑惑があれば議会で質疑するのが私の仕事。間違ったことはしていない」と険しい表情で語った。橋下徹市長も報道陣に「トップとして申し訳なく思う」と陳謝する一方、「職場内での政治活動という事実自体が消えたわけではない」と持論の組合適正化を進める考えを改めて表明した。しかし、“犯人視”された組合側は怒りが収まらない。リスト問題の報道後には事務所へ抗議電話が殺到したという。ある組合幹部は「議会でならでっち上げでも取り上げていいのか。発言の影響を認識し、責任を取るべきだ」と批判している。