(左図参照)
歯の根の周りの歯根膜(赤)に炎症が
起こる
歯根膜とは歯の根の周りの「じん帯」のような組織です。
このじん帯にはとても繊細な神経が通っていて、歯の状態、体の状態によって
敏感に反応します。
このじん帯に炎症が起きるのが「歯根膜炎」です。
歯根膜炎は進行しないとレントゲンに写りません
レントゲンに写らないときは、症状から予測するしかありません。
歯根膜炎の起こる原因は、「かみ合わせが高い」か「歯ぎしり、食いしばり」がある
か、「歯の打撲」です。
かみ合わせが高い場合は、かみ合わせの調整で治ります。
歯ぎしり、食いしばりの場合は、歯に対する影響を少なくすることで治ります。
(歯ぎしり、食いしばりの影響をなくすことは難しいことですが。)
歯の打撲とは、歯が何かにぶつかったり、とても硬いものを噛んで当りが悪かった
時に起こります。
歯の打撲で痛い場合は放っておいても治ります。
小幡歯科医院
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