口内炎は粘膜の皮がはがれてしまっている状態です。
はがれたところは生傷と同じで、醤油や果物そしてお湯でもしみます。
ですから食事をすることも困難になります。
治療は皮がはがれたところに早くかさぶたをつくることです。
口内炎にはいろいろな治療方法があります。
軟膏を塗る
ステロイドの軟膏を口内炎に塗ります。
口内炎の炎症をステロイドで抑えて、治りを早くしようとする治療法です。
シールを貼る
口内炎に直接貼る薄い透明のシールがあります。
人工のかさぶたです。
レーザー
レーザーでかさぶたをつくる治療法です。
私のお勧めの治療は「薬で口内炎にかさぶたをつくる」方法です。
使う薬はサホライド(フッ化ジアンミン銀)という子供に使う「虫歯進行止め」の薬
です。
このサホライドを塗ると口内炎に強いかさぶたができます。
レーザー、軟膏などに比べてこの薬でできたかさぶたは持続します。
ただしこのサホライドを口内炎に塗ると涙が出るくらい痛いです。
ですので、表面麻酔(塗るだけで注射はしない)は必須です。
小幡歯科医院