小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

口内炎の治療

2008-03-06 10:00:00 | 口内炎

口内炎は粘膜の皮がはがれてしまっている状態です。

            

はがれたところは生傷と同じで、醤油や果物そしてお湯でもしみます。

          

ですから食事をすることも困難になります。

                 

治療は皮がはがれたところに早くかさぶたをつくることです。

                

口内炎にはいろいろな治療方法があります。

               

軟膏を塗る

ステロイドの軟膏を口内炎に塗ります。

口内炎の炎症をステロイドで抑えて、治りを早くしようとする治療法です。

              

シールを貼る

口内炎に直接貼る薄い透明のシールがあります。

人工のかさぶたです。

            

レーザー

レーザーでかさぶたをつくる治療法です。

            

私のお勧めの治療は「薬で口内炎にかさぶたをつくる」方法です。

               

使う薬はサホライド(フッ化ジアンミン銀)という子供に使う「虫歯進行止め」の薬

です。

         

このサホライドを塗ると口内炎に強いかさぶたができます。

           

レーザー、軟膏などに比べてこの薬でできたかさぶたは持続します。

                

ただしこのサホライドを口内炎に塗ると涙が出るくらい痛いです。

           

ですので、表面麻酔(塗るだけで注射はしない)は必須です。

             

           

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/index.html


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