ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ラグビーのレフリーデビュー

2007-04-21 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
・・・って、もちろん私ではなく、夫です。
(彼がラグビーのレフリーを目指すようになった経緯はすでに書いているので、ご興味があればメルマガ「ラストリゾートと失楽園」でどうぞ)

レフリーと言っても、皆さんが思い浮かべるような笛をピーっと吹いて手を上げたりするアレではなく、旗を上げ下げする線審とかラインマン(英語ではタッチジャッジ)と呼ばれる役割でデビューしました。

線審もレフリーの大事な仕事のひとつで、笛こそ吹きませんがデビューに違いありません。

彼は今年に入ってレフリーになることを決意し、2月末にはシーズンに先駆けて実習が始まり、今でも週1回かなりハードなトレーニングを続けています。高校からラグビーをしていたとはいえ、ずっと選手だったわけですから、
真横や真後ろに全速力で走る
など、ミョーな練習@@は、かな~り勝手が違うそうです。

(←ハーフタイムに他のレフリーと。夫だけ「見習い」なのでオフィシャル・ユニフォームではなく練習着。
「早くアレが着たい~☆」by夫)


3月からは週1回の講義実習も始まり、今のところ皆勤賞でいそいそワクワク通っています。今日の線審デビューも自分で掛け合って獲得したもので、朝からユニフォームに着替え(試合は午後なのに´m`;)、遠足当日の子どもよりも舞い上がっていました。

強豪同士の試合だったので、結果的にアイちゃん(アイランダー)対決となり、「彼ら英語をしゃべってない@@!」 

選手は重量級だし→


←観客も個性的

見ていても楽しかったです。





デビューのために、長年拒んでいたコンタクトレンズまで大枚をはたいて作り、線審の旗と柄の接着が甘いと言っては、電動ドリルまで買ってきて(木工用は持っていましたが、今朝になってわざわざプラスチック用を買ってきました@▽@)、柄に穴を開けて紐を通し、旗をしっかり結びつけ、ボランティアといえども万全の体制。

私たちもせっかくのデビュー戦、見に行かないはずがありません。
一家で押しかけ、
「パパ、がんばれ~☆」
「レフ(英語の略称)、走れ~☆」
と、世にも不思議なレフリーの応援´▽`A

これから毎週土曜日と週によっては平日も借り出されることになり、シーズン中は今まで以上に忙しい土曜日となりそうです。これも彼の夢への第一歩、コツコツ地道にがんばっていってほしいです。
5年で「プレミア」と呼ばれる国内アマチュア・リーグのレフを目指しているそう。国際試合を吹くまでにはさらに5年か?

40代でここまで心をときめかすものに出会うなんて本当に果報者。
しかも、残りの人生をかけて存分愉しめるものだなんて、羨ましい限りです。ニュージーランド移住の夢がかなってしまった私も、羨ましがってばかりいないで、ぜひ次なる“心底ときめくもの”を見つけていきましょう。
まずは、デビューおめでとう!!

「ラグビーをプレーして、レフリーをして、愛しましょう!」
と書いてある練習着。レフは万年募集中なので、我こそは、と思う方はぜひ!

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