ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

パーミー

2012-10-13 | 旅行
トンガリロの2日目は天気予報どおり、朝からかなりの大雨
(こういう時は当たるのね~


「ブッシュウォークでも?」
とトランピングシューズを持って行きましたが出番なし。
「じゃ、ドライブに行こう!」


今年1月にも来たオハクネ。

「ニンジンの里」ですが冬場はスキー客で賑わうよう。


ガソリンスタンドにもニンジン他根菜が袋詰めで売っていました。

どうりで10kgぐらいのニンジン袋をクルマに積んでいる人がいる訳だ
でもここは前回観光したので、素通り~


あとは、行けども、



行けども、

牧場か植林か。
幸い雨も止んでいました。


途中で通りかかった、

陸軍博物館


近くに陸軍の広大な訓練場がありました。

しかし、素通りでさらに先へ。


2時間以上かけて、とうとうやって来ました!

ラグビーショップ?


じゃなくて、

ラグビー博物館


といえば、パーミーの愛称で知られる、
パーマストンノース
と言ってもラグビーファン以外には知られていないかも


ラグビー博物館はテマナワという博物館の中に入っていました。


パーミーはマナワツ地方の中心都市ですが、
博物館は「テ(マオリ語のTheのような冠詞)マナワ」

『ツ』はないの?


マナワツ・カラーといえば、

グリーン
これは博物館の建物ですが、「緑すぎないか?」というのは置いといて・・・


ラグビーのマナワツ・サポーターたちも

これですから


彼らはバケツを被るのでも有名です。



テマナワの前に立つ、1870年にNZにスクールラグビーを紹介した
チャールズ・モンローの銅像

パーミーの住人だったんだそうです。


初期の頃のラグビーボール

かなり丸いです。


囚人服ではなく、

ラグビーのユニフォーム
今の巨大化した選手に着せたらどうなるんだろう


オールブラックスが初めてイギリス遠征に行ったときのユニフォーム

ほとんどセーターです
ウールだけは昔から売りに行くほどあったわけですからね~
まだ「オールブラックス」の名称ができていない頃だから、色はネイビー


オックスフォード大学対マオリの試合



こういう人たちが来ると思われていたらしい

う~ん、当たってないけど、外れてもない


当時のイギリスの報道

左下はハカのようですが、だいぶ違うって!


ランファリー・シールド発見

すでに100年以上ラグビーチームの間をグルグル回っている盾。
詳しくはコチラで。
本当はラグビー用の杯を注文したのに、届いたらサッカー用の盾だった
というエピソードもあり、中心部分をラグビー用に作り変えたそうです!


古いジャージは手刺しの刺繍がもっこりしていて、温かみがあります。




南アのスプリング・ボックス



サクラのジャージもありました。

これもほとんどセーター


あまり時間がなかったのでテマナワはこれだけでおしまいに。

さすがアートな空間です。


2人で気に入った、

キウイアナなオブジェ


これは博物館の隣の建物でしたが、

なんだかアーティスティック


クラシックな教会の隣は~



思い切りポップなビル



街の中心部は古いビルが多く、今でもそのまま使われています。



古いものを大切にしているというのもあるんでしょうが、



美しく堅牢なのと、

街の規模がそれほど変わっていないので立て直す必要もないのでは?


建てた頃は輸入商のビルだった、



今の図書館



街のあちこちにこんなオブジェがあり、中心は広々とした公園でした。



パーミーは「人気の旅行先アンケート」の30ヵ所だか40ヵ所中で、
堂々最低
だった場所
観光名所はないけれど、ゆったりと時間の流れる穏やかな場所でした。
羊を育てたり、木を育てたりと、日々の業務に終われる酪農の街とは違う
時間が流れているような感じがしました。
(毎日集乳のあるデイリーファーマーは本当に忙しいらしいです)


時間がなかったのでトンボ帰りでしたが、次回はマナワツのシンボル
風力発電のタービンが回っているところまで行ってみたいな~


その後また2時間以上かけてトンガリロまで帰りましたとさ

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