ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

カウリコーストの旅:ダーガビル

2011-10-14 | 旅行
初めて訪れたノースランドの西の町、
ダーガビル

カウリコーストへのゲートウェイで、昔から交通の要所だったようです。
現在は人口4,500人の掌サイズの町でした。
(オークランドでは生徒数3,000人を超える高校も多数ありますからね~)


町の教会にもオールブラックスの旗



往年の賑わいをしのばせるホテル

売りに出ていましたが・・・・


「お休み処&お食事処」とありますが、まさか今は営業してませんよね

1階は下着屋と土産屋でした。
(この街で土産屋というのも相当大変な感じがしましたが・・・・


イギリス人が入植してくる前は、このワイロア川が交通の大動脈でした。

マオリのワカ(舟)が川沿いの集落の間を盛んに行き交っていたようです。


イギリス人たちはカウリ(NZの原木)に覆われた宝の山に目を付け、
川に沿って道路を造り、鉄道を走らせました。
ここはほんの一時、NZで最も人口の多い町だったこともあるそうです。

今はレジャーボートがたくさん停泊していました。


この町はジョセフ・ダーガビルという、後に国会議員になった人のプライベートタウンとして建設されたので、彼の名前を冠しているんだそうです。


えっ
この人がダーガビル?

と思ったら、カウリガム(カウリから出る琥珀)採取人の銅像でした
ダーガビル本人はカウリの売買で巨額の富を築いたようです。


ハンティング用品・釣具店

この町にとても合っている店
(レジャーのために動物を殺すことには反対ですが・・・


ホスピス・ショップ(ホスピスのために寄付の品を売る店)

数ヶ月前にオープンしたそうです。
この旅の忘れられない思い出になるものを買いましたが、その話は後日。


オークランドではまず見ることのない、店先で脱いだ靴。

靴の泥で店内が汚れないように、お客が自主的に脱いでいきます。
確かに泥付きの長靴履きの人が多いです~(この靴なんてキレイな方)


図書館

こんなに静かなところで暮らしたら本もたくさん読めそう


ご主人の帰りを大人しく待つ、牧場のワーキング・ドッグ

この手の小型トラックや、


ピックアップトラックが乗用車並みに多いせいか、



駐車スペースが長~い

うちのクルマを停めたらこんなに余りました
ここなら縦列駐車も超~カンタン?


川沿いにあったステキな公園。立派な帆船の模型で遊べます。

春休み中なのに子どもが1人もいませんでしたが・・・・


夏になったら水を入れるらしい、子どもプール

凝ったタイル・モザイクです。
これはタニファ(マオリの民話に出てくる怪物)かな?


「うわ~、ノースランドって公園にこんなにお金かけてる~
と思ったら、

個人の寄贈でした


柏の木の下のキャンパーバンでは、老夫婦が新聞を読んでいました。

なんとものんびりとした、いい眺め。
(20年後の我々?ないな~い 「ベッドで寝たい派」の2人


都合3回も出かけた、カフェ

「ブラブラブラ」(ペラペラペラ)という名前の通り、地元の人の社交の場。
「南島に働きに行くんだ。」
と若いおニイさんが言えば、
「私ももうすぐウェリントンに帰るの。」
と若いおネエさんが言い、お店の人も加わって別れを惜しんでいました。


泊ったファームの奥さんに、

「町一番のカフェ
と太鼓判を押され、偶然立ち寄ったのに、結局ここばかり行きました。


写真を撮らなかったのですが、この店は、
バックヤードとトイレの壁画(カウリの森)
が素晴らしかったです~