ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

お受験とお引越し

2009-06-24 | 海外子育て
ちょっと笑っちゃうんですが、善(12歳)も来年から高校生≧m≦
(「あれでぇ?」という話は置いといて・・・)

今夜は善が入学を希望している、温(15歳)も通う学区外の高校の入学説明会があったので、善の友だちも連れて行ってきました。

(いつの間にかロゴ入りの椅子に@@→)

温の行事で何度か行ったことがあったのに、いざ、「自分が通うかも!」と思ってしげしげと見て回るととても新鮮だったようで、
「ボク、小さい学校が好き」(ホント、小さいです)
「スポーツは卓球やろうかな?」
「○○も□□も(友だち)ここに来るんだよ。」
「選択科目はなにしよっかな~?」「(←3年目から選ぶんだってば)
善はエラくハイ↑↑↑になってました。


(美術史の作品?「最後の晩餐」を生徒が実演?!シャレか授業の一環かびみょ~なところ。温は美術史をとる気満々ですが・・・) 

NZの高校はニッポンの中高一貫校のようなものでジュニア2年、シニア3年の計5年間です。高校は小中校と同様、完全な学区制で学区内の高校に自動的に入学できます。なので私立にでも行かない限り、この国には高校受験というものがありません。

その代わり学校の選択肢がなく、住所ごとに入る高校が決まっているのです。ごくたまに2校から選択できたり、学区のない高校に行くこともできますが、ほとんどの生徒は学区の高校に入ります。

学区外の高校に行きたい場合は、越境入学を申請します。
温がそうしたこともあって善も最初からそのつもりだったため、説明会に出てますます決心が固くなったようです。

ただ、昨今の景気悪化で、私立への進学を断念した生徒が公立校に戻ってきており、越境入学がどんどん狭き門になっています。実際、温の高校でも今年度は、「きょうだい枠」などがある優先順位の高い生徒以外、1人も採らなかったそうです@@;

温が入学した3年前は願書さえ出せば誰でも入れたんですけどね。
隔世の感です。幸い善は「きょうだい枠」に入るので大丈夫じゃないかと思っているのですが、それさえ規定人数以上になれば定かではありません。とにもかくにも学区内の生徒が最優先ですからね。

一緒に行った善の友だちも越境になるのですが、きょうだい枠がなく、学校で落ち合ったママは、
「じゃあ、引っ越そうかしら?私立に行かせるよりその方が安くつくし。善や他の子とも一緒の方がいいだろうし・・・」
とあっさり言ってました(((@@)))

そうなんです!ここには「お受験」がない代わりに、
希望の学区に引っ越す「お引越し」があります。
ところ変われば、ですね~´ー`ゞ

5年も通うので、第一志望の学校に通えるのが一番いいのですが、どうなりますことやら?まずは願書を出してみないことには・・・。

(←木工ルームにて説明を聞く保護者や生徒の後ろからこっそり撮影してる、全然話を聞いてないワタクシ( ̄‥ ̄)ゞ 

だって温のときに聞いたし、もう通っちゃってるし~)

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