ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ピッピ一周忌

2008-09-18 | ペット・動植物
1年前の昨日はピッピが生きていた最後の日。
1年前の今日はピッピがいなくなった最初の日。

愛して止まないピッピが逝って丸1年経ちました。

今でもピッピのHPブログがろくに読めない私ですが(放置していてすいません)、これから時間を見つけては気長に整理したり追加したりしていきたいな、と思っています。ピッピとの思い出は薄れるどころか、今でも鮮やかに残っています。たくさん写真を撮り文字で記録しておいて良かったと思います。でも、まだまだ足らない気がするのです。

今日はピッピの写真をたくさん載せて、追悼したいと思います。

2004年2月に悪性リンパ腫というガン発覚。

凄まじい闘病が始まりました。獣医のドリスと看護士に往診してもらい、家で点滴の針を替えてもらっているところ。闘病の克明な様子は「シロ猫ピッピの闘病日記」でどうぞ。

なんとかガンを克服したとたんに、待ってましたといわんばかりに「NZ移住認可」
が・・・。

(香港で最後に住んだウィークリーマンションにて。チャッチャがいつも付き添ってくれていました→)

「こんなに弱ったピッピを飛行機に乗せ、1ヵ月も検疫所に入れておけるんだろうか?」と不安に思いつつも、
「絶対連れていく!」
と心に誓っていた頃。

NZ到着。
無事な姿を見て腰が抜けそうになるくらいホッとしました。ありがとう、ピッピ!そしてチャッチャも。このがんばりは一生感謝するよ。




しかし、36度の真夏の香港から外並みに寒い10度以下の検疫所に入り2匹とも体調を崩し(チャッチャの方が深刻でした)、ピッピにもチワワの服を着てもらい、電気毛布2枚重ねでがんばってもらいました。



やっと家へ!

生まれたときに歩いて以来の外!芝!みるみる元気になって、体重も増え、色も輝くほど白くなり、心もからだもNZで癒されているようでした。最初の頃は野良猫に間違われないよう首輪をしてました。

すぐにコンクリートで背中をゴリゴリするのを覚え、体力もついてからは近所でも有名なケンカ野郎に´ー`ゞ 

耳を引っかかれ中耳炎になってからは鳴りを潜めましたが。元気ハツラツ、若さ(トシでしたが)バクハツ!の頃。


今の家に引越し。
猫にも飼い主にも、多分これが最後の引越し。9軒目の家。どこに行っても文句も言わず、すぐに慣れてくれました。









それはいつも2匹だったから!

いつも一緒でいつも昼寝。本当に2匹で1匹のように仲良しでした。
こんなに幸せな光景を15年も見てきた私たちも幸せでした。


タビ登場。
落ち着いた生活に突然変化が。毎日庭に現れ、けっきょく外飼いにすることにしたタビ。ピッピもチャッチャも最初は遠巻きにしていましたが、すぐに一緒にゴロゴロするように。


しかし、同時にピッピは悪性リンパ腫を再発し、再び首に恐ろしい腫瘍ができてしまいました。それから半年近く痛がりもせず穏やかに生き、草木が枯れていくように少しずつ少しずつ命の灯火を小さくし、1年前の今日、私の腕の中で静かに自分のからだを出て天に昇りました。

最期の最期まで穏やかで、気高く、可愛く、優しかったピッピ。
姿は見えなくなっても、私たちの心の中にいつまでもいつまでも生き続けているピッピ。チャッチャにはその気配もわかっているようです。

私たちが離れることは決してありません。

 
いつか天に昇ったとき、虹の橋で会えるのを楽しみにしてるよ、ピッピ!

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