ネットを検索していたら、地球交響曲第8番の上映会の予告が眼に入りました。
へ~、まだ続いていたんだ、このドキュメンタリー映画。
というのも、10年ほど前、その6番の上映会をボランティアで手伝ったことがあるのです。
場所は葛飾のシンフォニーヒルズ。
当時、知り合った地元在住の声楽家の女性に頼まれ、事前の準備を手伝いました。
上映会では、座席に座って無料で映画鑑賞。
どんな内容だったかな?
これまた、ネット検索したらYouTubeに予告編がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=NkNbxFnWpT8
地球交響曲=Gaia Symphony。
Gaia(ガイア)は大地のこと。ギリシャ神話の地母神の名前でもあります。
ガイア仮説というものもあって、地球生態系を一つの生命体として捉えるという考え方。
科学的かどうかはともかく、考え方としては特に目新しいものではなさそうです。
一切悉有仏性(山川草木、この世のすべてには仏が宿っている)とは仏教の教え。
万物に神が宿るというのは古事記にも見られる考え方です。
生命を持つ持たないにかかわらず、モノを構成する最小の単位は原子。
その原子のレベルで見たとき、人間も犬も木も花も土もたいして変わりはありません。
もしかして137億年前の原子が、あらゆる時と場所を経巡っているのかも。
それが今わたしの身体の中に入っていても不思議ではない。
それは明日、吐く息に混じって空中を漂い、街路樹の葉に取り込まれるかもしれません。
ちなみに、ヒトの体を構成する原子は、何年かのうちにすべて入れ替わってしまうそうです。
原子の眼で見れば、この世に存在するすべては常に交わりつながっています。
すべての存在は、宇宙空間の中を、滅することも無く生じることもなく、
未来永劫、流転し変化し続けています・・・そう、万物は流転する。