1年の半分が過ぎて、今日は半晦日。
冗談半分に入力してみたら、変換候補に出て来て、ほ~、こうした言葉があるんだ・・・。
ちなみに日本語入力システムはGoogleの日本語入力。
MSの日本語入力より使いやすい、とわたしは思っています。
ウィンドウズキー+スペースキーで、簡単に両者を切り替えられます。
試しに後者で、はんみそか、と入れたら、半と晦日とバラバラ事件になりました。
6月はお金、すなわちマネー(money)の月。
マネーは、ローマ神話のお金の神様モネタ(moneta)から来ています。
モネタは、神々の王ジュピターの后ジュノーの別名。
英語で6月はJune、これもジュノーの名に由来します。
ジューン・ブライドもここから。
ジュノーは豊穣の女神でもあり、結婚・出産を司る神様でもあります。
monetaからの派生語の一つが、狂気(mania)。
お金に狂ってしまうのは、古今東西、同じなのかもしれません。
記憶(memory)も派生語の一つですが、これまたお金と深い関係にあるのかも。
今の社会を象徴する言葉は、お金とテクノロジー(技術)でしょうか。
こちらはギリシャ語由来で、テクネーとロゴスの合成語。
テクネーは芸術・技能・工芸の意で、ロゴスは理性・言語・論理の意。
日本の技術はテクネーだけで、ロゴスが抜けていた。
だから脆弱な社会システムしか作れない、と指摘する識者もいるようです。
なるほど、ほとけ作って魂をいれず・・・ということでしょうか。