鎌倉への付箋

散策中に記憶に留めた様々な鎌倉を紹介する写真ブログです。
皆さんの次回鎌倉訪問の参考にして頂けたら幸いです。

鶴岡厄除大祈祷【鶴岡八幡宮】転ばぬ先の杖としての厄除け

2022年01月29日 | 行事
鶴岡八幡宮では、年間を通して厄除けの祈祷はしていますが、
1月下旬には「鶴岡厄除大祭」を執り行っています。
今回は厄除に使用する御幣にフォーカスしながら行事を追ってみました。
 
 
 
祝詞奏上に続いて、厄除大祭。
 
 
 
 
金幣に付いた鈴の音が舞殿に響きます。
 
 
巫女による神楽舞「破魔神楽」の奉納が始まりました。
 
 
 
 
続いて、焼悩斎庭
 
 
 
 
 
 
宮司により厄難札が焼かれます。
 
 
 
鶴岡八幡宮のHPにはこんな解説がありました。

『私たちの祖先は、長い経験と知恵の中から「厄年」を見いだし、転ばぬ先の杖として、
神様にその年を無事に過ごせるよう祈願し、ご加護を戴くという習わしを生み出してきました。』
 
転ばぬ先の杖として・・
 
今年も1年無事に過ごせますように。


職人の講【寶戒寺】太子堂から聞こえる読経、職人たちによる木遣り唄

2022年01月23日 | 行事
毎年、1月22日。
 
 
鎌倉寶戒寺では太子講が行われる。
 
 
 
聖徳太子が寺院建立の際の職人たちを育てたのが基。
 
 
 
聖徳太子を守護神として行う職業講として、鎌倉では建築業者、石屋の職人が聖徳太子をお祀りします。
 
 
篝火からの煙が漂う境内、太子堂から聞こえる読経。
 
 
職人たちによる木遣り唄。
 
 
 
日本各地では、大工や桶屋、畳屋、下駄屋、指物師、曲物師、木型屋、
 
 
鳶、左官、瓦屋、屋根葺き、建具屋、井戸屋、鍛冶屋、石工などなど、職人たちが聖徳太子を奉賛するという。
 
 
鎌倉の歳時記。
 
 

この日の撮影レンズ

 

隠里稲荷と福寿草【英勝寺・海蔵寺】頼朝の足跡と春の気配

2022年01月20日 | 街角スケッチ
いつもは素通りしている道だけど、
 

綺麗に掃き清められた地面に足を止めた。
 
 
隠里稲荷、そして伊豆蛭が小島の文字。
 
 
ここにも頼朝の足跡。そして英勝寺さん管理ということ。
 
 
放送中の大河ドラマで頼朝流刑の地、
蛭ヶ小島史跡の紹介は以下の投稿でご覧頂けます。
 
 
 
福寿草を期待して海蔵寺へ。
 
 
ポツンとひとつだけ、
 
 
 
お天道様を浴びて眩しかった。
 
 
寒さ厳しい中、僅かな春の気配。
 
 


智岸寺稲荷神社
 
海蔵寺
 

この日の撮影レンズ

 
 
 
 

やっと「大切通」が開通!【朝夷奈切通】2019年の台風からの復活

2022年01月16日 | 寺社・名所史蹟
鎌倉七口の一つ、朝夷奈(あざいな)切通は2019年の台風で大きな被害を受けました。
 
 
一足早く整備が進んだ鎌倉市側と違い、横浜市側の整備は一向に進まずの状態でした。
が、大河ドラマの影響でしょうか。この度、大規模な整備が実施され晴れて開通となりました。
この日は、いつもと逆。鎌倉側から横浜側六浦湊を目指す感じで歩いて来ました。
 
 
十二所近くの崖の整備。霊園沿いの倒木の下のやぐら群。鎌倉らしい光景です。
 
 
先日のNHK番組『歴史探偵「武士の都・鎌倉」』でも切通を取り上げていましたね。
 
 
 
「キルゾーン」崖の上部からの守備側の視線を想像しながらの歴史散歩。
 
 
 
 
今年は観光客は増えるでしょう。古道らしさが消えてしまうのは避けたいなあと願うばかりです。
 
 
 
上を走るのは横浜横須賀道路。
 
 
 
今回、改めて気づいた事。横浜市教育委員会の案内板に記載の「小切通」と「大切通」の文言。
 
 
今まであまり使い分けたことが無かったけど、今後は使い分けてもいこうと思う。
 
 

この日の撮影レンズ

 

左義長神事【鶴岡八幡宮】源氏池畔に立ち込める煙

2022年01月15日 | 行事
1月15日。今日はどんど焼き。正月飾りを持参して鶴岡八幡宮へ。
 
 
鶴岡八幡宮では左義長神事と呼ぶ、
 
 
正月に家々に訪れていた歳神様をお見送りする神事。
 
 
源氏池畔に備えられたさいと。
 
 
神様のお帰りを告げる『おぉ~~・・』の声。
 
 
お焚き上げが始まる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1/3ほど凍った源氏池畔に立ち込めるお焚き上げの煙。
 
 
 
今年は供物のみかんを2つ頂いてきました。
 
 
今年も無事過ごせますように。。
 
 
帰り道、小町通りで見かけた。まだまだ寒い朝。

この日の撮影レンズ