フォト

2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

新たな録音をアップしました!

2018-08-13 23:11:45 | 活動報告
今は演奏したい編成で演奏したい曲を演奏する時代、
演奏したい人同士、特に同属楽器が多いようですが、
クラシックの作曲家において、楽器編成をどうするか?
ということは作曲のコンセプトにおいてたいへん重要でした。

和声的によいバランスが保たれているかどうか、
構成音としてのバランス、楽器間のバランスなど、
瞬間瞬間が常によいバランスに保たれていることが必要で、
低音楽器や弱音楽器がメロディを取ることが難しいです。

特に三重奏でそもそも楽器間のバランスの取れていない編成、
ヴァイオリン、サックス、ピアノという編成で作曲する場合、
作曲の先生は「なぜそのような編成で作るの?」と、
訊くのではないかとも思います。
そんな珍しい編成で書かれている、
アルジェリアからフランスに移った作曲家エイシェンヌの、
「カンティレーヌとダンス」はその難しさを乗り越えた名曲です。
この曲はゼミで度々演奏してきました。

ヴァイオリン 武田杏奈
アルトサックス 松田知大
ピアノ 末次実玲

カンティレーヌ


ダンス


エイシェンヌの故郷であるアルジェリアの写真をたくさん入れました。
北アフリカで砂漠地帯の多いアルジェリアもお楽しみください!

この録音はゼミ制作の「ベストパフォーマンス2014」からです。
まだ音源のアップは続きます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿