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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

トロンボーンの柔らかな音色で

2018-09-01 19:34:57 | 活動報告


YouTubeの中ではそこそこ意義はある、
そんな録音を残しておきたいと考えるのです。
逆から言えば録音するからには、
何かしら意義がなくてはなりません。

演奏の出来がいかに判断されても、
そのほかの部分でもじゅうぶんに意義はあると考えます。
そのひとつに録音です。
マイクなど機材を含めて、
小貝先生や深田先生が直接レコーディングして、
マスタリングしていただける環境は、
CDをそのまま載せたクオリティがあることです。
これは他の動画とは一線を画していることです。

そんな意義を感じてアップしている中で、
この「ドビュッシー風に」は高度な演奏技術を要する、
トロンボーンとピアノの作品です。
トロンボーンの日比野君はトロンボーンにとって過酷とも言える、
柔らかな音色のみによる演奏は果敢な挑戦と言えますが、
ピアノの遠藤君の演奏は、
ややクラシックとしてもジャンルの緩いピアニズムの、
この曲の緩さを巧みに彼らしい演奏にしています。
クラシックの理念からこの曲らしいラフさを引き出しています。
このような音色で弾いている彼も日頃からは珍しいですが、
彼の程よい音の揺らぎが素晴らしいと思います。

トロンボーン 日比野龍人
ピアノ 遠藤龍軌

ドビュッシー風に


さて、レコーディング音源でアップするものはあと1件になりました。
ゼミとしての活動はこれでいよいよ最後になります。
ゼミはありませんが、これからもその繋がりは貴重なものとなります。


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