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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

「森のカフェ~桜まつり」終了!

2010-03-30 04:05:00 | 活動報告
小田急百貨店と並んで、
今年度初めてオファーをいただいた演奏会、
世田谷トラストまちづくり「森のカフェ~桜まつり」が、
28日(日)に終了しました。


実は延ゼミ史上初の野外演奏でした
花見シーズンとは言え、気温は上がらず、
強風で何度も楽譜が飛ばされそうになりながらでしたが、
何とか30分の公演を2回終えることができました。


予想しうることはすべて対応できましたが、
手はかじかみ日頃の成果を出すのは難しい状況でした。
それでも集中してとてもよくがんばった、
ゼミ生のプロ意識に拍手を送りたいと思います。


各部の前半はフルートカルテットで、
よっちゃん、はにゅ、たま、
そして、普通のフルート、アルト、バスの
3種のフルートを操る来年度からの新メンバー、
おけけ こと、桶谷由花梨さんです。
(注:この呼び名は桶谷さん希望のものです



あいにくの曇り空で桜も映えませんでしたが、
思ったよりも多くの方が聴いて下さいました。
演奏中に、主催者の方が聴衆の方に、
「寒すぎませんか?」と訊ねたところ、
「この演奏なら大丈夫! 下手だったら聴いていられないけど、
(そうではないから)寒くても聴いていられます。」と返答され、
思わず涙が出そうなくらいに嬉しくなりました。


この寒い中、演奏するほうも強者(つわもの)ならば、
聴いていらっしゃる方も強者でした。


本日「森のカフェ~桜まつり」本番

2010-03-28 02:56:57 | 活動報告
彫刻の森の続きではありません。
シュールさに思わずまだ続きかと思ってしまいます。
部屋の中で雨も降らないのに傘をさす4人

早くもお披露目になりました、
延ゼミ新3年・クラリネットカルテット

左側で立って何かを見ている二人が、
元からのメンバーの安本、山田です。
そして右側でしゃがんでいる二人が、
何と新年度から延ゼミの新メンバーです
前倒しして、今日延ゼミデビュー


サービス精神は皆旺盛のようです。
山本陽香(はるか)さん。


実は昨年に1回賛助出演で延ゼミに来た、
山口彩さん。

本日「森のカフェ~桜まつり」で延ゼミデビューの
このクラリネット・カルテット、メンバーをよく見ると、
安本、山本、山口、山田…。
メンバーの頭文字は皆「や」なのです
このカルテットの名前は、これに因んで、
「チームやーさん
いや、違った 「チームY」だそうです。
(やーさんのほうがわかりやすいと思うけどなぁ…)


今日の詳しい曲目などはこちらをご覧下さい。


箱根旅行(4)

2010-03-27 03:15:18 | 活動報告
さまざまな彫刻がある中、
「愛」とか「恋」がテーマのものには
ひときわ敏感なあずぽんとよっちゃんです。
頭の中にはそんな妄想が詰まっているんでしょう



ひときわノリノリだったのが、
比較的新しいこの「恋人の聖地」と書かれている
「妖精たちのチャペル」では盛り上がりました。
しかし、なぜ男同士で手をつないでいるのでしょう



昨年にはなかった彫刻も発見しました



「森のPlanet 惑星からのおくりもの」と題された、
癒し系、瞑想系の期間限定展示です。
部屋全体で球体がぶら下がっています。
時とともに照明が変わっていきます。


いよいよ明日28日が「森のカフェ~桜まつり」の本番です。
フルート4重奏では、上の写真のよっちゃん(右側)が演奏します。
お花見がてらお越し下さい。
世田谷トラストまちづくり・ビジターセンター
12時と13時 30分間2回公演


箱根旅行(3)

2010-03-26 10:15:26 | 活動報告
人が乗ってる目玉焼きを食べようとしているところ
こんな写真の撮影会ができるのも、
彫刻の森ならではですね。
このオブジェの作者はこんなことになるのを
果たして予想できていたでしょうか


カッコいい海賊船の会社の人を発見
皆、一緒に記念撮影
こんな観光客相手の会社の方は、
業務もいろいろですね


お馴染みになった彫刻の森美術館の
「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」の中です。
昨年は改装中で中に入れませんでした。
このステンドグラスばかりの光景は圧巻です。


昨日から、「森のカフェ~桜まつり」の
本格的な練習が始まりました。
本番はもう明後日になりました
今日も終日練習です

箱根旅行(2)

2010-03-25 03:46:11 | 活動報告
旅行初日は連休最後の日ということもあってか、
箱根にはとてもたくさんの観光客がいました。
並んでやっと乗れたロープウェイです。
乗り場であゆ母を撮ってみたところ、怪しい人影が…。
あゆ母のすぐ後ろと右側にも怪しい男



怪しい人影はこの写真にも入っています。
大胆にもポーズも決めているようです…。



この怪しい人影にすっかり脅えている三森
(注:実はロープウェイが恐くて、
   椅子にしがみついているところです。)


身体で聴こう音楽会「王様の条件」の
ゼミ撮影による記録スライドと、パイオニアの方が撮られた
写真スライドをゼミのホームページ「演奏会フォト」ページ
アップしました(橋本さん写真はまだです)。
アップしてからもう5日ほど経ってしまいました。
報告が遅くなりました。


箱根旅行(1)

2010-03-24 02:32:45 | 活動報告
ゼミの年度末恒例となった、
箱根1泊旅行に今年も行ってきました

箱根と言えば温泉で、温泉の源泉がある大湧谷では
毎年温泉でゆでられた黒卵を食べるのです。


上の写真の背景、よく見ると白い湯気が…。



それともう一か所、毎年訪れているのが、
彫刻の森美術館です。


ユニークで楽しい数々の彫刻が立ち並ぶ中、
皆が何かおもしろい写真の構図を考え撮影
ひとつの変な写真集ができあがりそうです。


ともあれ、愉快で少しスリルのある旅行は、
行った皆にとってとても楽しいものになりました



卒業おめでとうございます!

2010-03-18 09:38:02 | 活動報告
こんな格好で卒業式に出たら、
おもしろいとは思いますが、
さすがに川尻さんでもやめたほうがいいと思います

今日は卒業式です。
お天気もよく、いい卒業式になりそうです。


「王様の条件」の王様役だった
川尻さんのシリアスな熱演は、
この写真から伝わってきますね。
しかもこれまでの写真は本番ではなく、
リハーサルの写真ですから、
行って初めての会場リハーサルが、
如何に真剣だったかもよくわかります。
(注:王様は最初の10分だけの出番で、
   すぐ亡くなってしまいます。
   川尻さん、役はいつも亡くなりますね




しかし、王様の相方の溝の口執事はずっと出ずっぱりで、
台詞量も最も多くいちばんがんばった役どころです。
今回の公演で初演となった「Honesty」の編曲も、
大作でしたからとてもたいへんだったはずです。


今日で大学も卒業となったわけですが、
溝の口さんは22日からのゼミ旅行では、今度は幹事です。
溝の口さんもゼミ旅行に毎年行っているので、
箱根も3回めということですね。(注:その前は鬼怒川)
よい卒業旅行になることを祈っています。

4年生の皆さん、卒業おめでとうごさいます



すごい贈り物(3)

2010-03-17 01:28:38 | 活動報告
たくさんいただいた写真なのですが、
照明やセッティング、呼び出し、スクリーン係など、
スタッフの写真はやはりあまり多くありません。
その中でも、数少ないシャッターチャンスを
呼び寄せたのが、この秋間さんの1枚かもしれません。


ステージの下手壁で照明操作をしていた、
4年生の秋間、相田の二人です。
いよいよ卒業式は明日になりました
しかし、秋間さんは何を見ているんでしょう?
相田さんの後姿もやけにカッコいいですね。




八木ちゃんは今回ステージの下手扉で、
役者や演奏者の出入り管理をしていました。
とても重要な役割ですが、
目立たない地味な仕事でもあります。
しかし、そこは不思議系ボスの八木ちゃんですから、
カメラマンの橋本さんも気になったに違いありません。
ばっちりカメラにおさまっています。




聴衆での参加を含めて、ゼミ生よりも本番参加率が高いと、
思われるくらいゼミ思いのありがたい卒業生、
平泉さんとの反省会でのツーショットです。
大学生活の4年間を延ゼミに捧げた同士の二人ですから、
感慨深い話をしたことでしょう。

このパイオニアの方々が会社をあげて開いて下さる、
反省会と称する事実上の「打ち上げ」は、
毎回本当に尋常ではない大盛り上がりです。
(注:部長さんや課長さんもいらっしゃいます。感謝。)


すごい贈り物(2)

2010-03-16 02:48:16 | 活動報告
今日も橋本さん提供の写真です。


卒業式まであと2日になりました。
日頃はやたらサービス精神旺盛な尾張さんでしたが…。
卒業前にまじめな写真で締めくくりたいと思います…。


ヘンデルの有名な「調子のよい鍛冶屋による変奏曲」を
トランペットとピアノによるアレンジで、
日頃から「調子のよい松本&尾張ペア」で演奏しました。


しかし、すましてピアノを弾く尾張さんは、
別人に見えますね


さて、次の演奏会が迫ってきました。
3月28日(日)に行われる「森のカフェ~桜まつり」です。
財団法人「世田谷トラストまちづくり」が主催の区民対象のコンサートで、
12時から30分と13時から30分の2回公演です。
場所は、小田急線喜多見のビジターセンター(世田谷区成城4-29-1)です。
今回はフルート4重奏とクラリネット4重奏による演奏です。
会場に桜があり、ちょうど見頃になるといいのですが…


すごい贈り物(1)

2010-03-15 03:29:40 | 活動報告
パイオニアの方から、本番が終わったら本当にすぐに、
いつもすごい贈り物が届きます。


それは、本番の模様を収めたDVD、録音CD、
さらにすごいのは何百枚に及ぶ写真が収められたCDです。


この写真は日頃撮っているものとは比較にならない、
髪の毛1本1本、譜面が読めるくらいの鮮やかさ、
そしてアートのようなアングルで表情が捉えられています。


上の写真は、そのパイオニアの橋本さん撮影のもので、
イタリア歌曲を伴奏する赤坂さんです。
赤坂さんも、もうあと3日で卒業式ですね。
ゼミでの赤坂さんの本番は本当に多かったです。
やり抜いた赤坂さんに拍手です




来年度は、この「身体で聴こう音楽会」を、
洗足学園音楽大学に迎える予定です。
実は、参加者の半数以上の方のアンケート集計結果も届き、
反省点も多々ある中、改良していかなければなりません。
気持ちを新たにがんばりたいと思います。

最後の演奏!?

2010-03-08 02:28:45 | 活動報告
これは、「身体で聴こう音楽会」での、
プーランク作曲「六重奏曲」のゲネプロの様子です。
延ゼミで最も張りきっている
と言っても過言ではないのが、この木管五重奏です。
クラリネットだけが、安本→山田、山田→安本、
と入れ替わる以外は(注:この演奏では、いちばん右で
切れかかっている安本です)、いつも同じメンバーの、
よっちゃん、あずぽん、ふなはし、ヒゲから成ってます。


ところが このメンバーによる演奏が、
今回で最後になってしまったのです

実は、ファゴットのヒゲ(日下)が、2年終了と同時に、
ドイツへ留学することになったのです

他のメンバーは来年度も延ゼミで
がんばってくれるようです。
ヒゲは残念ですが、来年度の延ゼミは、
聞くところによると、どうやら
木管楽器の層がよりパワフルに厚くなるようです
(注:ヒゲの本名は、クサカです。
   上の写真では右から2番目で吹いています。
   ぜひぜひがんばって来てもらいたいものです。)




新装オープンしてまだ10日ほどしか経っていない
ヤマハ銀座店に行ってきました。
入口を入った所から外に向けての写真ですが、
銀座らしく格調高い雰囲気があります。




一般には貸し出しされていない新しいコンサートサロンです。
天井や壁に豪華な特徴を出し、
椅子は赤系に統一されています。


昨年末は、ヤマハ銀座店にたいへんお世話になったことが、
もう遠い昔のように感じました。


白男の奮闘

2010-03-05 01:59:54 | 活動報告
「身体で聴こう音楽会」の
ストーリー型コンサート「王様の条件」の中で、
白の国から来た男、
それが浅沼君の演じた「白男」です。


他にも、勇気を誇る赤男、知性派の青男がいました。
白男は、仁愛の精神を持った優しい役所です。
当初、役者の勉強をしたわけではない、
私たち音大生がそれぞれのキャラクターまで
演じ分けるのは不可能だと思われていました。
つまり、それぞれのキャラクターは、
台詞の内容だけで伝えるしかないと考えられていました。


しかし、男役の3人は見事にその違いを出し、
キャラクターを演じ分けました。
そして、この白男の浅沼君も、
日頃は見られない才能を発揮しました。
(注:単なる素だという意見もあります



上の写真は、青の国の姫から出された試練、
知性のない者が食べたらすぐに眠ってしまうという、
青い林檎を食べたらすぐに眠ってしまう白男です。


家でもこんな感じで寝ているとか、
寝ていないとか…。


遅くなっていた写真アルバムが更新されました。
12月28日(月)クラシックおもしろ珍百景
2月19日(金)斎藤ホテル・ロビーコンサート「オペラチックな夜」
ゼミのホームページ「Photo(演奏会フォト)」ページをご覧下さい。



「身体で聴こう音楽会」終了!

2010-03-02 03:31:26 | 活動報告
また思い出深い演奏会がひとつ終わりました。
今回は第1部45分間だけでしたが、
中身がぎゅっと詰まった充実の内容でした。
本番ではお客さまが温かく、
打ち上げでは、パイオニアや第2部の方々が温かく、
本当に皆が温かくなれるコンサートです。


大学4年間を延ゼミで大活躍であった、
川端祐司君のゼミでの最後の曲となったのが、
写真のプーランク「六重奏曲」です。
最後を飾るには相応しい曲だったのではないでしょうか。




また、このコンサートのトリを飾ったのは、
やはり大学4年間を延ゼミで送った
溝口佳洋君の編曲による「Honesty」です。
この曲が完成したのはコンサートの1週間前でしたが、
その後も演奏会の直前まで修正していました。
演奏会の成功させるこだわりから考えると、
このようなこともあっていいと思います。


演奏者のサックスのあとむ、石ヶ谷さん、
ピアノの小原さんもそれによく応えていました。
特に小原さんは本当に頼もしいピアニストですね。


それにしても‥
あとむは昨年のかなっくホール演奏会といい、
ここという大きな演奏会ではいつもトリですね。
また、溝の口さんは4年間に何曲の作編曲を残し、
何回演奏されたでしょうか
本当に数えきれないです。


自分の音楽や周りをしっかり見つめ、ぶれない、
人には優しいが自分には厳しい、
そんな人が代々このゼミを引き継いでいます。
これは本当に嬉しいことで、誇りに思えます。