仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ホリデイ

2010年11月13日 | ムービー
『ホリデイ(原題The Holiday)』(2006年/ナンシー・マイヤーズ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「クリスマス休暇直前。ロンドンの出版社に勤めているアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、片思いの相手・同僚ジャスパー(ルーファス・シーウェル)の結婚を祝うコラムを書かされることになる。最も悲劇的な形で失恋した彼女の元に"ホーム・エクスチェンジ"のサイトで彼女の家を見たアマンダ(キャメロン・ディアス)から、"2週間、お互いの家とクルマを交換しないか?"との連絡が入る。アマンダはロサンゼルスに住み、ハリウッド映画の予告編を製作している会社の経営者。同棲している恋人の浮気に傷つき落ち込んでいた。見ず知らずのアメリカ人からいきなりの提案を受けたアイリスは・・・」という内容。
アイリスが住んでいる"ローズヒルコテージ"は、イギリス・サリー州のシェールという小さな村にあるのだが、温暖なロサンゼルスで何不自由なく暮らしているアマンダが、そんな不自由な所に2日といられるわけがない。
少し冷静になれば充分に予測可能な事柄なのだが、元々猪突猛進型のアマンダの想像力は、失恋で大きなダメージを受けていたのだろう。
マイルズ(ジャック・ブラック)が、「サンタアナという季節風が吹くと何かが起きる」と言った後、そのロサンゼルスばかりかシェールでも事態が大きく動き出すのだが、ジュード・ロウ(グラハム役)とルーファス・シーウェルの顔の見分けがつかなかった仁左衛門は、しばらく「???」な感じで見ていたのだった。
(^_^;)
現役時代は映画の脚本家だったアーサー(イーライ・ウォラック)とすぐに友達になれるアイリスは好感度が高いキャラクターで、ケイト・ウィンスレットは役に恵まれている女優さんだと思う。
子役達も良い演技をしていたし、クリスマスが題材のひとつになっているだけあって、心暖まる大人の物語だった。