昨日から「造幣局の通り抜け」が始まった。
世の中のお花見のほとんどがソメイヨシノを見るけど、造幣局の桜は八重桜だから、花の盛りが4月半ば過ぎになる。
ねこ吉は、例年ニュースを見て「今年もはじまったなぁ~。」と思っていた。
そんなに遠い訳でもないのに、見に行かない。
ねこ吉が「造幣局の通り抜け」に行ったのは、8歳くらいのこと。
父親に連れられて、八重桜の横でまぶしそうに顔をしかめて写したモノクロのピンボケ写真が、アルバムに残っている。
それ以来だから、半世紀以上、何と呆れるほど月日が流れてしまったんだろう・・・。
たぬ吉に「行こう、行こう~。」と言われてしぶしぶ家を出たのは12時前。
たぬ吉は、高校卒業までこの地域で育った。
友人の中には造幣局の官舎に住んでいた人もたくさんいるらしい。
懐かしい地域にやってきて、あちこちを指差しねこ吉に説明する。
興味のないねこ吉の頭には、たぬ吉の話は右から左に通り抜けている。
まさに、「話の通り抜け」だわ・・・。
枝もたわわに重たげに・・・。中には地面につきそうなものもある。
今年の桜は「天の川」だとか・・・。
多分写真を写したんだろうけど、どれがどれか判らなくなってしまって・・・。
立派なカメラを持った人たちが、しきりに写真を写してる。
係りに人は、「立ち止まらずにゆっくり進んでください。」とメガホンで叫んでる。
人、人、人・・・。
桜に雪洞・・・。
なかなか決まってるでしょ。ベタといえばベタだけど・・・。
夜に灯が入れば綺麗だろうな。
これは「御衣黄」という黄色というか黄緑の桜。これだけは名前とセットで写してきたよ。
珍しい色だネェ・・・。最近流行の色でもあるね。
流れに任せて歩いてきたら、出口に近づいてきた。
枝垂桜が満開だ。
「オジサン、あなたは誰?」
綺麗な桜に囲まれて、お幸せですね。
面倒臭がりで、文句言い、言い、ついてきたねこ吉だけど、たぬ吉に引っ張ってこられなければ、
今年も見ることもなかっただろうな・・・。
世の中のお花見のほとんどがソメイヨシノを見るけど、造幣局の桜は八重桜だから、花の盛りが4月半ば過ぎになる。
ねこ吉は、例年ニュースを見て「今年もはじまったなぁ~。」と思っていた。
そんなに遠い訳でもないのに、見に行かない。
ねこ吉が「造幣局の通り抜け」に行ったのは、8歳くらいのこと。
父親に連れられて、八重桜の横でまぶしそうに顔をしかめて写したモノクロのピンボケ写真が、アルバムに残っている。
それ以来だから、半世紀以上、何と呆れるほど月日が流れてしまったんだろう・・・。
たぬ吉に「行こう、行こう~。」と言われてしぶしぶ家を出たのは12時前。
たぬ吉は、高校卒業までこの地域で育った。
友人の中には造幣局の官舎に住んでいた人もたくさんいるらしい。
懐かしい地域にやってきて、あちこちを指差しねこ吉に説明する。
興味のないねこ吉の頭には、たぬ吉の話は右から左に通り抜けている。
まさに、「話の通り抜け」だわ・・・。
枝もたわわに重たげに・・・。中には地面につきそうなものもある。
今年の桜は「天の川」だとか・・・。
多分写真を写したんだろうけど、どれがどれか判らなくなってしまって・・・。
立派なカメラを持った人たちが、しきりに写真を写してる。
係りに人は、「立ち止まらずにゆっくり進んでください。」とメガホンで叫んでる。
人、人、人・・・。
桜に雪洞・・・。
なかなか決まってるでしょ。ベタといえばベタだけど・・・。
夜に灯が入れば綺麗だろうな。
これは「御衣黄」という黄色というか黄緑の桜。これだけは名前とセットで写してきたよ。
珍しい色だネェ・・・。最近流行の色でもあるね。
流れに任せて歩いてきたら、出口に近づいてきた。
枝垂桜が満開だ。
「オジサン、あなたは誰?」
綺麗な桜に囲まれて、お幸せですね。
面倒臭がりで、文句言い、言い、ついてきたねこ吉だけど、たぬ吉に引っ張ってこられなければ、
今年も見ることもなかっただろうな・・・。