ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

朋あり、遠方より来たる。

2009-04-03 21:59:51 | 思い出
このブログに、ちょくちょくコメントをくれる湘南いるかさんが、法事で藤沢から帰省した。
二人は中学1年のとき同じクラスになって友達になった。

今日はねこ吉と会うために三宮に来てくれた。

震災の翌年に会ってから、かれこれ13年ぶりかな・・・。
メールなどで連絡は取り合っているけど、顔を見るのは久しぶり。

JR三宮駅の改札で待ち合わせた。

「わぁー!久しぶり。」

懐かしい顔、思わずウルッ!

「何処でランチしよ?」
「ねこ吉さんに任すわ!」



二人にとって懐かしい「バラライカ」に行くことにした。ボルシチとピロシキのセットにした。

二人が若い頃、バラライカがまだ三宮の駅の近くにあったとき、同じメニューを
食べたことがある。
そう、あれは山口百恵と三浦友和の「絶唱」を観に行った帰りに食べに来た。

ねこ吉といるかさんは中学生の頃、舟木一夫と和泉雅子の「絶唱」も観ている。
当時、ねこ吉は舟木一夫のファン、いるかさんは渡哲也のファン。
「絶唱」と「愛と死の記録」の2本立て。
「愛と死の記録」には吉永小百合と渡哲也が出ていた。

二人とも「絶唱」で手放しで泣き、あまりに泣いたもので、「愛と死の記録」では
泣き疲れて寝てしまった。

あのときのように、また泣けるのかと観に来たけど、大人になったねこ吉は、
さすがに泣けなかった。

映画館では、画面の三浦友和に手を振っている子、号泣している子、みんな中学生ぐらいだった。



これはピロシキ。

30?年前きたとき、ねこ吉は「おむすびコロリン、スットントン。」
いや、「ピロシキ、コロリン、スットントン。」
ねこ吉は、一口も食べていないピロシキを床に落としてしまって、食べられず悔しい思いをした。

いるかさんに話したら、
「へぇー、そうやったんや。」

バラライカに来るたび、落としたピロシキを思い出すねこ吉は、
やっぱり食い意地がはってるんやろか・・・。



トアロードのカフェに場所を変えて、またしゃべる。ケーキセットを注文。
デザートは別腹だもんね。
思い出話は、汲んでも汲んでも湧き出る泉のように尽きることがない。

いつもいつも二人で笑ってた。何があんなに可笑しかったのか・・・。
二人とも中学生のあのころに戻っていた。
ツーといえばカーの二人だもの。



この紅茶の入った取っ手のないカップは何? ドンブリ? 抹茶茶碗?
これを見て、二人ともまた笑う。笑いのツボが一緒なんだね。

朋あり、遠方より来たる。また楽しからずや。

ああ、楽しい時間は、どうしてこんなに早く過ぎるの!

お互い子育ても終わり、夫は定年を迎えたり、すでに迎えたり・・・。

昔、話したよね。お互い子育てが終わったら一緒に旅行しようねって。

今、そのときを迎えたよ。絶対行こうよね。

また昔みたいに一晩中、話したいよ。でも体力なくて寝てしまうかな・・・。

今日は、会いに来てくれて有難う!