妙齢乙女の純情つれづれ

妙齢って本当は若いお嬢さん。身も心も乙女☆で純情一直線な…でも微妙なお年頃のアタクシが“恋愛・結婚”について思うコト。

すごいこと。

2016-08-30 22:38:36 | 日記
とある、催しに行きました。
前回、この催しに足を運んだのは、年末でした。
つい、この間のことのようなのに。
月日が経つのって、早い。。

ふと、考えるに。
ということは。
あのときのことを、こんなに明確に覚えていて、まるで先月のことのようなのに。
あのときは、彼と…再会していなかったんだ。
ちょうど、彼からお誘いを受けはじめていた時期だ。
残念ながら日程が合わず、お断りしたけれど。
振り返ってみれば、結果オーライだったと思う。
あの時に、彼の誘いに応じていたら、きっと普通のお友達どまりだった。
いまみたいに、当たり前のように二人で会う関係にはならなかっただろう。
だから、良かった。
すべて運命の巡り合わせだ。
彼もこの前、呟いていたっけ。
『まさか、こうなるとは』
こうなる、を詰問、いや尋問したい気持ちを抑えることができた私を褒めてあげたいけれど。

あの時は、彼との再会もひかえて、ウキウキしていた頃かな。
もともと、年末が一番好きな季節だ。
きっと来年いいことあるさ、とその時、誰かと笑いあっていたっけ。

いいこと、あった☆
私にとって、彼と再会できたことは、たとえ現在がどんな関係であろうと『いいこと』なのです。
彼と出会えたことが嬉しかった、出会えた奇跡に感謝すらしていた私にとって、彼との再会はこの上もなく『いいこと』で。
彼とお友達になれたら、と願っていた私を彼が女性として求めてくれたことは嬉しい誤算で。
ただ乙女で頭でっかちな私が疑心暗鬼にかられて彼との関係に二の足も三の足も、地団駄まで踏んでしまっただけの話で。
彼と、今日に至るまでの数ヵ月、本当に楽しくて、夢のように嬉しい記憶ばかり。
不安に苛まれることも多かったけれど、それは私が望み過ぎたからいけないのだ。
年末がついこの前のように感じるのに、彼との時間は随分長く感じられて…今年に入ってからの数ヵ月だなんて信じられない。
この数ヵ月の間に、一人の人をこれだけ想えるようになるってすごいな、って。
その神秘に感動したの。
彼のことをとても大事だと思うし、彼の幸せを願ってやまない。
成功を祈ってやまない。
私のこと、本気で想ってくれなくても、なんの見返りもなくても、この気持ちは変わらない。
彼に出会えたことが嬉しいし、仲良くしてもらえていることが嬉しいし、こうして、彼の幸せを祈ることができて幸せだ。
そんな感情を、わずか数ヵ月で抱けるってすごいな、と思って。
純粋に、出会いの神秘を感じた。

私がこう想うのに、彼は想ってくれない、と考えることがおこがましいのだ。
執着だ。
だから、妄想と呼ぶのかもしれないけれど。
私は必死に、この前の彼との甘い時間を思い出す。
つとめて、思い出す。
本当は余計、抱き締めてほしくなるし、口付けてほしくなるし、堪らなく寂しくなる…傷口に塩を刷り込むような行為ではあるけれど。
でも記憶の中の私は至福の時を過ごしている。
彼の腕の中は、どこよりも心地がいい。

たった数ヵ月で、私にとって、どこよりも心地よくなってしまった彼の腕の中。
たった数ヵ月で、誰よりも近しく感じてしまう、この感情。
たった数ヵ月で…私は彼になら、なんでも話せると思うの。
これが、いわゆる深い仲というやつなのかもしれない。
隠し事がいらない、この感覚。
唯一、私の彼への、この好意以外は。
本当はいくらだって告白したい。
そして告白するチャンスはいくらだってある。
だって、常に二人で会っているんだもの。
でも、好意を伝えていいのか、がわからない。
だって、彼に牽制されてしまったようなものでしょう?
都合のよい女でいるべき私が、彼に思いの丈をぶつけてしまって良い…のかどうか、わからないのだ。
彼が、受け止めてくれる気がない以上、余計なボールを打ったら迷惑じゃない?
彼が静かに癒しを求めているとしたら、いらぬキャッチボールで彼を煩わせたくない。
私に、できることは、好意を伝えないこと、それしかない。
隠すことはできないだろうけれど、想うのは自由だと思うから。
伝える、ということは、ある意味私が満足したいからじゃないのか?
彼に受け止めてもらいたい、とか、はっきりさせたい、とか、伝えて楽になりたい、とか。

彼を癒してあげたい。
この思いに矛盾する行動を慎むこと、それが私にできること。
彼が煩わしいと思うようなことを言わない。
連絡を控えること。
でも、彼の幸せを祈ること。
成功を祈ること。
それしかできない。
いいえ、これができることを、感謝しよう。
だって、再会できていなかったら、それすらも難しかったのだから。
再会できた、この『いいこと』を幸せに思おう。
大事にしよう。
こんな気持ちをくれた彼に感謝しかないのだから。

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