13年前ダンナちゃん姉宅の軒下で数匹の子ねこを出産したナオちゃん。
そのうちのサバトラ♂子ねこと一緒にわが家へやってきました。
サバトラ♂子ねこはピョンピョンはねるからぴょん吉と、名付けたのはじいじでした。
ぴょん吉くんはダンナちゃんが引き取り、アタシや子どもたちと9年間一緒に暮らしました。
だけどワクチンの存在を知らなくて猫白血病と猫エイズを発症し、母より先に旅立ちました。
ぴょん吉くんを埋める前にナオちゃんと会わせたけど、息子という認識があったかどうか?
家屋は徒歩3歩という近さですが、ナオちゃんにとってウチはなじみのないお宅なので。
ノラ出身ともあってなかなか凶暴で近寄れば引っかかれ、でもじいじにイチバンなついてたよ。
ナオーって鳴くからナオちゃんと、名付けたのもじいじでした。
3年前じいじが亡くなってからは、ばあばとふたりでお気に入りのこたつ布団。
2年前ナニかしらの傷から感染症を起こし、顔面半分腫れあがったときはもうダメかも?
と思ったけれど、瞳孔が開いても激ヤセしながらも少しずつ食べてたし。
去年後ろ足の体毛をストーブで焼いてしまって・・・ずっとハゲたまま
新しい毛が生えてこないのを見ると、ますます衰弱を感じました。画像は3月のものです。
今週に入ってダンナちゃんから「ナオちゃんがゴハンを食べんなった」と聞いて
撫でに行ったときは恐ろしいほどにやせ細り、サスガに写真とかよう撮らんかったけど
まだグルグルナオーって甘えるようにスリスリしてたの。
その翌日には外のミゾゴに落っこちたって。
そして昨日の朝、ばあば特製ちぐらの中で冷たくなっているのを見つけたそうです。
顔を上げ右前足をグーンと上へ伸ばした状態で固まっているナオちゃんを見て
ああ・・・じいじがお迎えに来たんだね。
じいじはナオちゃんが大好きだったから、寂しかっただろうね。
ナオちゃんもじいじに会いたかったがやお。
ぴょん吉兄さんにもヨロシクね。
涙が止まらないけど、じいじのお墓の前、ぴょん吉兄さんのお隣に埋めよう。
そして涙が止まらないまま仕事に行かなきゃいけないとか、社会人はツライ。
動物を飼うということは、この別れの辛さを覚悟の上で飼っているということだけど。
何度経験してもツラくてツラくて空を仰ぎます。今日も暑い夏空だ。
かしこ。