ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

■La Loggia 【閉店】

2009-02-28 15:36:55 | 東京のレストラン

ラ ロッジア(イタリア料理/汐留) 閉店しました 

*再訪してぜひきちんとコースをいただきたいイタリア街のリストランテ

1/16に青山で花組芝居の『泉鏡花の夜叉ヶ池』を観劇後、汐留はイタリア街の La Loggia に初訪問を果たしました。2008/08/14の記事 で「24:00までの営業時間が魅力」と紹介していたお店です。

2時間ほどの演目なので21時過ぎに表参道駅から銀座線に乗っても新橋までなら15分ほど。汐留までは少々歩くけれど、ラストオーダーは23時なので、22時過ぎの訪問になっても余裕―のはずでした。
ところが、芝居の方は途中の余興?(観客を数名舞台に上げて一緒に踊ったり記念写真を撮る演出)が長引いたせいか約30分押し。新橋に到着した時には既に予約時間の22時になってしまいました。
おまけに「体調がすぐれないので寒い地上を歩きたくない」という連れと地下道を利用したら、地上に出た時はどこにいるのかサッパリわからないという事態に!

ケータイでお店に詫びを入れ、連れには冷たい目で睨まれながら(平謝りの上、今日は私が奢るからと言わざるを得ない雰囲気だった)、ようやくサンマリーノ汐留に辿り着いたのは22:30。

サンマリーノ汐留
電話で親切にナビして下さったスタッフさん、どうもありがとうございました。

お店に到着~
裏口からコッソリと。遅くなってすみません




メインホール
天井が高く開放感溢れるスペース。
金曜の夜なのにガラガラでした(24時まで営業しているのにもったいない)。


とりあえず食前酒を
私がキールロワイヤル(1,000円)、連れはスパークリングワインをグラスで(800円)。

アミューズ
大きなお皿にちょこんと乗って登場。

前菜2品
上:平目のカルパッチョ(1,800円)、下:ジュエリーBOXサラダ(2,500円)

終電の時間を計算するとコース料理は厳しいので、各自前菜とパスタを1品ずつ(私はドルチェも)いただくことに。
築地に程近い立地のおかげか、お魚が新鮮で美味しい。
平目は肉厚で食感もプリプリ、これにはちょっと驚きました。
旬の野菜と食材を盛り込んだサラダは魚介、生ハム、鴨肉まで入ってかなり食べ応えあり!
ヘルシーでボリューム満点の「人気No.1メニュー」だとか。

フォカッチャ
オリーブオイルは極上品。フォカッチャの塩気がちょっと強めなので必要なかった。
あまりにもったいないのでパンを追加オーダーしました。



お酒もグラスで、と思っていたら「さっきのスパークリングが美味しかったからフルボトルで」と連れ(ハァ) 来る前は「体調が悪いからそんなに飲めない」なんて言っていたくせに~! 

奢りって言ったら「フルボトル」かい

■ANTEO Martinotti Lungo
アンテオ マルティノッティ・ルンゴ

アンテオのカンティーナは、オルトレポーの小高い丘の上、サン・ミケーレ・アルカンジェロ教会(17世紀建造)が聳え立つ「ロッカ・デ・ジョルジ」という地区にあり、南西向きの斜面を利用してピノ・ネーロ種が栽培されています。標高380m、街からも道路からも離れた丘陵地に広がる葡萄畑は、太古の昔海の底だったそうです。
今も貝殻があちらこちらに見られるミネラルたっぷりの土壌で育った葡萄から、素晴らしいスプマンテが生まれます。

メトド・マルティノッティ(一般名称はシャルマー方式)で造られるスプマンテです。気密型、温度調整可能なステンタンク内で最低9ヶ月(規定では6ヶ月以上)の長期熟成を行います。1907年にシャルマー(フランス人)が特許を取る12年も前に、ピエモンテ州出身のマルティノッティがこの醸造プロセスを実現していたという事実に、アンテオが同じイタリア人として敬意を表し「メトド・マルティノッティ」と呼んでいるそうです。

グラスに注ぐと、勢いよくはじける泡と共にフレッシュな香りが溢れる華やかなスプマンテ。空気に触れると、香りが徐々にエレガンスに変化してバランスのとれた味わいに。乾杯用としてはもちろん、食事と合わせても飲みやすい。ボトル5,500円というお値段も魅力。

産地:ロンバルディア州ロッカ・デ・ジョルジ/イタリア
生産者:アンテオ
ブドウ品種:ピノ・ネーロ種70%、シャルドネ種30%
D.O.C. スプマンテ


パスタとリゾット
フェットチーネ牡蠣の魚醤ソース(1,800円)と、渡り蟹と山芋のリゾット(2,500円)を2人でシェア。

取り分けた状態でサーブしていただきました。
牡蠣は大きくて旨み十分、いい出汁が出ているリゾットはオーダーの後炊いてくれます。
どちらも食材の選び方にちょっとマニアックな遊び心が覗く魅惑的なお料理です。


追加オーダーしたパン
プレーン、イカ墨、トマトの3種類。サイズが小ぶりでとっても可愛い。
(ちなみに会計には含まれていませんでした)


林檎のトルタ バニラのジェラート添え(800円)
ドルチェは私だけオーダー。

横江直紀シェフはフレンチからイタリアンに転向、イタリアでの修行も経験したそうです。
メニューに目を通すと、素材の味わいを活かしたシンプルなスタイルながら、若いシェフらしい斬新さが散りばめられている感じ。
味はもちろん、見た目にも楽しい料理を目指すという意気込みが感じられます。





シェフ自身のセレクトだという個性的な食器やセンスのいい小物。
デザイナー志望だっただけのことはありますね~。
メニューやワインリストもオリジナリティに溢れていてとっても素敵でした。

支払いはコペルトが800円/1人付いて19,300円でした。
一番高いディナーコースが5,800円なので、アラカルトは割高になります。
次回はゆっくりとコースをいただきに伺いたいと思います。

La Loggia
□11:30~15:00 18:00~24:00
□日曜・祝日定休
□港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留1F
□03-5403-0013
 

関内にあるイタリアワインと食材のお店 イル・カーリチェ とは系列店なのですね。
アンテオのスプマンテも取り扱っています。
2007年6月、フードリンクスで横江シェフが紹介されています(記事は こちら

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