ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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今日はハロウィン!

2008-10-31 01:48:56 | 日々のつれづれ


*なんだかんだで日本にも定着した「お化けのお祭り」

え~、相変わらず1ヶ月遅れのネタを黙々とUP中のおいし~生活でありますが、適度にタイムリーな記事も織り交ぜてお送りしようと思います。



というわけで、ハロウィンです。
数千年前の古代ケルト民族の祭り(Samhain)が起源と言われています。
古代ケルトの暦では11月1日が新年で、それまでは夏季を意味するため、10月31日が夏の終わりとなります。
季節が入れ替わるこの日は生と死の境の日で、災いを引き起こす悪霊が人の住む地上界に下りてくると信じられていました。




仮装した子どもたちが練り歩き、民家の窓を叩き「Trick or Treat」と言ってお菓子をねだるお祭りとあって、お菓子売り場も賑やか。
ちなみにこの風習は中世時代のなごりで、祭り用の食料をもらって歩いた農民の様子をまねたもの。
アメリカでは子ども達の大晦日とも言われているとか。

お化けカボチャの伝説
「種火のウィル=ウィル・オー・ザ・ウィスプ」、「けちんぼジャック」などの寓話が由来とされています。

ウィル・オー・ザ・ウィスプはケルト地方の民話。
その昔、ウィルという鍛冶屋の男がいました。卑怯で口の巧いウィルは、死後、地獄の門にたどり着いた時に聖ペテロ(天国へ行くか地獄へ行くかを選定する者)を騙して生き返ります。
しかし生き返った後も反省することなく、最悪な素行は変わりませんでした。そのため、再び死後に死者の門を訪れた際、聖ペテロに「お前はもはや天国へ行くことも地獄へ行くこともまかりならん」と言われ、暗い闇の中を永遠に漂うこととなりました。それを見て哀れんだ悪魔が、地獄の劫火から轟々と燃える石炭を1つ取り、ウィルに明かりとして渡したというお話。

アイルランドでは、カブや他の植物でちょうちんを作っていましたが、アメリカではカブよりもカボチャの方がちょうちん作りに適しているとされて今に至ります。

アメリカではこの灯りをジャック=一般的な男の名前の角燈(ジャック・オ・ランタン)と呼んでいます。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』など映画からの影響もあり、種火のウィルよりこちらの方が圧倒的に有名。今ではすっかりハロウィンを象徴するキャラクターになっています。

カボチャに恐ろしい顔を刻み、その中にろうそくを入れて家の前に置くと、悪霊を追い払ってくれると信じられています。

〓Halloween(ハロウィン)とは〓
語源は、Hallow(神聖な)+een(even=evening)。
万聖節(キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日)の前夜祭。秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りです。万聖節はAll Hallow's。その前日である事からAll Hallow's Eveと呼ばれていたのが、Hallow E'enとなり、短縮されてHalloweenと呼ばれるようになったそうです。
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■SEA GUARDIANⅢ

2008-10-30 01:46:58 | 横浜・湘南のレストラン

シーガーディアンⅢ(Bar/横浜)

*ホテルニューグランドのメインBarが横浜そごう10Fに

大和屋 で優雅にディナーした後、同じフロアの此方で〆の1杯を。
デパートの飲食店フロアにしては重厚な佇まいに「おっ?」と思わず足が止まりました。
それもそのはず、なんと山下町のホテルニューグランドのメインBar SEA GUARDIAN の支店ではありませんか。

黒服のスタッフがお出迎えしてくれるエントランス

というわけで、迷わずIN!
暗いせいもあるけれど、見事に本家の雰囲気を再現出来ていて、居心地はなかなかいい感じ。

店内
カウンター以外は全てソファ席。大きな窓からは夜景が見えます。

ベイブリッジよりサッカー競技場が手前に見える景色は「最高!」というわけにはいきませんが、左手に見えるBay Quarterは夜になると煌びやかな灯りをまとい、暗い海辺に鮮やかな光を落としています。利用は断然夜がオススメです。

そうこちら、日中は「カフェ」としての利用が可。
クラシックホテルの格式高いBarともなれば、敷居が高くて1人で気軽には入りにくいものですが、ここなら昼でも夜でも臆せず1人でOKです。

ベリーニ(1,900円)

アレキサンダー(1,500円)

私がシャンパン+桃リキュールのカクテル「ベリーニ」、連れはブランデーベースの「アレキサンダー」をオーダー。
ニューグランドと同じものが出て来ますが、お値段も同じ(やや高め)。スタッフ、バーテンダーともに本家に負けない素晴らしいサービスなので、強気なお値段はたいして気になりません。

意外なところに「オトナ仕様のBar」がありました。
これからは横浜で酒を飲むならここね。
クローズが早めなのが惜しいかな。 

SEA GUARDIANⅢ
□11:00~23:00
□不定休(そごうに準ずる)
□横浜市西区高島2-18-1 横浜そごう10F
□045-465-5995
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■大和屋

2008-10-29 00:46:43 | 横浜・湘南のレストラン

やまとや(日本料理/横浜)

*大阪の老舗 南地大和屋 の関東1号店

大阪の宗右衛門町で創業して130余年、上方文化と料亭文化を継承した名店が関東初登場。
国賓をはじめ政財界の重鎮たちに愛された(らしい)大阪の老舗が 上方料理 大和屋 として横浜そごう10Fダイニングパーク(名店・老舗ゾーン)にオープンしたのは3年前。
先月、スマコンのプラチナチケットを手渡すため、地元の友人と会社帰りに横浜で待ち合わせ。
駅の近くで夕食でも―ということで、久しぶりの再訪となりました。



店内は思いの他モダンで、老舗の飲食店にありがちな堅苦しさは全くありません。まだ新しいお店ゆえ明るく清潔感に溢れているところもいいですね。

夜の「献立」は、お酒の肴として軽く楽しめる焼き物料理がメインの4,988円のコースから、事前に予約が必要な13,650円の会席まで5種類。
私はメイン料理が選べる「千成」(せんなり)なる7,350円のコースをオーダー。


食前酒
スプマンテをハーフボトルで。
カペッタのバレリーナブリュット(イタリア)は、スッキリとした辛口で和食にピッタリ。

  
旬菜              シャブリ

先付は白胡麻豆腐、日本料理ならではの繊細なテイスト。
海老の切り身、食用菊、銀杏、山葵が乗っています。

吸物
松茸と白身魚のしんじょ入り、柚子風味。こちらにも食用菊が彩りを添えています。香り高いゆずに負けない松茸は、ほんの一切れでもさすがの存在感。 

お造り
お刺身は本鮪とアオリイカ。
赤身の鮪の美しさに思わずため息…、イカはすごい歯応えなのに柔らかい。表面に細かく包丁を入れた丁寧な仕事のおかげ?
銀杏型の飾り切りは大根、ちょこんと紅をさしているのは梅肉です。私はツマよりこっちの方が好き。 

メイン(魚か肉を選択)登場~!

紀州牛のステーキ温野菜添え
焼き加減が絶妙!のステーキ(サイコロ状に細かく切ってあります)。量的には男性には少なすぎるかも。

ステーキはお醤油ベースのあっさりソースと大根おろしでいただきます。黒胡椒はお好みで。赤ワインをグラスでいただきました。

たっぷり温野菜
旬の秋野菜を素揚げにして付け合せに。
彩りがとても美しく、茄子が最高に美味!
 



釜ご飯、汁物、香の物

ビックリしたのは〆の白飯の美味しいこと!
こちらのご飯、へっつい(木製のフタがついているデッカイお釜)で炊くんですよね。ピカピカに光ったご飯粒が立っていて、おかずなしでガンガンいけそうなほど、ホントに美味いです(ありがたいことにおかわり自由)。
汁物は野菜がゴロゴロ入った具だくさん、白菜、きゅうり、蕪の浅漬けは塩味控えめの上品なお味。


水物

旬の栗を使ったアイスクリーム。実の粒々の食感が楽しめます。
添えられていた煎茶もこれまた結構で大満足。
食事の最中と食後に出すお茶が違うところに細かな気配りが感じられます。


お椀の蓋に施された柄も見事 楊枝もひと味違います

「上方料理は美しくおいしい、食べ物の芸術でございます」と豪語?するだけのことはあり、どれも素晴らしく美味しかったです。
また器の見事なこと! 舌だけではなく目の保養になりました。
一品ごとの量は少なめだし、全体的にさっぱりしたお料理(でも味のメリハリは効いている)の割には満腹感があります。

連れは「あしべ」なる4,980円のコースをオーダー、スパークリングワイン(ハーフボトル、1,200円)、シャブリ(ハーフボトル、2,800円)、グラスワインの赤(600円)を追加して、18,884(私の支払いは11,088円)でした。これはなかなか優秀なCPではないでしょうか(お酒が良心的なお値段で好感度大)。



デパート内の飲食店ということもあり、創業130年という重厚感を感じることは出来ませんが、飛び込みできちんとした日本料理がいただけて、お値段も手頃。横浜駅周辺には「使えるお店」がほとんどないので、こういうお店は貴重です。L.Oは21:30ですが、営業時間は23:00までなので急かされずに食事出来るのもありがたい。

ちなみに、11:00~19:00は全席禁煙、その後は分煙となるようです。

大和屋
□11:00~23:00
□不定休(そごうに準ずる)
□横浜市西区高島2-18-1 横浜そごう10F
□045-465-5958
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Tomorrow

2008-10-28 00:03:52 | 地元の風景

涙の数だけ強くなれるよ

アスファルトに咲く花のように

見るものすべてに怯えないで

明日はくるよ君のために
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夜のイタリア街(ヴィータ・イタリア)

2008-10-27 01:58:54 | 帰宅の風景

La Loggia-ラ・ロッジア-のテラス(2008/09/19 07:04pm)

*ハリボテっぽさが目立たなくなっていい感じ!

夜のイタリア公園で写真を撮った後は、再び高架線の下をくぐって「ヴィータ・イタリア」へ。
すっかり日が暮れたイタリア街をゆっくりと歩いてみました。

Bar Mile Fiore-バール ミッレ フィオーレ-

edificio TOKO(エディフィチオ トーコー)
汐留シオサイトイタリア街の入口のカラフルなビル。
1Fはファミリーマート、2Fはカフェ?


トップ画像のイタリアンレストラン La Loggia の入口と、edificio TOKOの2Fのアーチ型の窓。

ヴィータ・イタリアの個性的なビルは、ほとんどがオフィスビル。
機能的なハイテクビルとは一味違う趣?があり、こんな空間で働くのもチョト面白そう。

前回訪問時にはビルの写真をたくさん撮ったので、今回は裏に回ってみました。


縦長ビルの非常階段

整然と並んだ非常灯の明りがキレイ。
表側の窓は明かりが点いていたり消えていたりまちまちだけど、裏側には全フロアに点いているのね。
  

カーザ ベルソーレの裏口

「賃貸入居者募集中」の貼り紙がありました。
天井にはシャンデリア、非常口のドアまで半円形、非常階段の手すりには繊細な細工が施してあります。

ウインズ汐留
夜はライトアップ。JRAのマークが見えなければまるで神殿のよう(爆)

いや~、けっこうフォトジェニックな場所ではないですか!
明るい時間だといかにもテーマパーク的なあざとさが鼻につきますが、暗くなると粗も目立たずそれなりの雰囲気が出ていました。
雑誌の撮影やドラマロケが多いというのも頷けます。
少々不便で都心の割に平日でも人が少ないし。
これは近いうちにエリア内のレストランでディナーしてみたいですね。
気軽に1人利用出来そうなところからチャレンジするつもりです。

□港区東新橋2
□03-3433-6727(コムーネ汐留)
□アクセスは、
新橋駅烏森口下車、第一京浜を浜松町方面に進み、大東京信用組合を左に入る。
※前回のヴィータ・イタリアは こちらレストラン編
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夜のイタリア公園

2008-10-26 14:53:42 | 帰宅の風景

限りなく空に近い?高層マンション「アクティ汐留」
(2008/09/19 06:46pm)

*ライトアップされたイタリア公園へ(その2)

9/30 の記事で「汐留の高層ビル、マンションと、夜の公園とのコントラストや、近くのイタリア街で撮影した夜景は後の記事でじっくりご紹介します」と書いてから、すでに1ヶ月近く経ってしまいました
ブログネタ、溜まり過ぎていてすっかり忘れていました~(汗)。

浜松町(2008/09/19 06:36pm)
JR浜松町駅(竹芝口)から線路沿いに新橋方面へ向かうと、目に飛び込んでくる汐留の高層ビル群。
再開発前は空が見えるだけだったので、ガラリと景色が変わりました。



高架下の天上の低いトンネルをくぐると、すぐ正面がイタリア公園。



アクティ汐留の足元の広場に上る階段にはブルーのLEDが仕込んであって、辺りが暗くなると控えめに輝き出します。

しかし、こんなマンションによく住めるなぁ。
人間って、基本的には地面に足が着いている状態が一番落ち着く生き物だと思うんですね。
空に近づけば近づくほどストレスを感じるのではないのでしょうか。

それにしても、最近の新宿(西口エリア)や汐留の夜景を目にすると、26年も前にシド・ミードが作り上げた『ブレードランナー』のヴィジュアルが現実化しつつあることを痛感します。

ライトアップされている彫像の中に、1人だけおじさんをハケーン(・∀・)! 他の12体は全て若々しい娘さんなのに。
ミロのヴィーナスのパクリみたいなのもありますね。

この公園、初めて写真を撮ったこの日以降も帰宅ルートに加えて度々訪れています。10月も後半となったこの頃では、定時で会社を出ても到着した時にはすでに真っ暗。闇に白く浮かび上がる13体の彫刻以外には何も見えない公園は、馴れてみると不気味さも薄れ、逆に妙に落ち着ける空間に変わりました。

噴水の水音、虫の声。ひっきりなしに電車の音が聞こえるのは、まー線路の脇だから仕方ないですね



線路の向こうにはイタリア街「ヴィータ・イタリア」の建物が見えます。夜の街並みを撮影してみよう。
というわけで、夜のイタリア街は次の記事で。

■港区立イタリア公園
□港区東新橋1-10-20
□03-3578-3131(地区活動推進課土木係)
※前回のイタリア公園は こちら
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千疋屋で秋パフェ♪/いちじく

2008-10-26 11:28:20 | グルメ

せんびきや(フルーツ専門店、ケーキ、カフェ/東京)

*フルーツ専門店ならではのマニアックなパフェ

だっていちじくですよ。旬の果物であることは間違いないけれど、スイーツで主役を張るキャラじゃない。
ピンでパフェを作ってしまうとは、さすが老舗のフルーツ専門店!

いちじくのパフェ(1,470円)
大粒のいちじくを贅沢に使ったボリューム満点のパフェ。

中央のシャーベットもいちじく、パフェグラスにも細かくカットした果肉がギッシリ詰まっています。
思えばいちじくをこんなにフレッシュな状態で食べるのはずいぶん久しぶり。乾燥させたものや、ジビエやフォアグラのソース、飲む酢エキスプレ・スでエンジョイビネガーとかではおなじみだったけど。
いちじくは味が淡白なので、あっさりとしたデザートが好みの人向けかな? 私には少々インパクト不足(見た目はかなりアピールしますが)に感じられました。

ちなみに、いちじくのワッフルやサンドイッチもありました。

千疋屋 丸ビル店
□千代田区丸の内2-4-1 丸ビルB1F
□03-3201-0650
※前回の千疋屋 丸ビル店は こちら
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■メインバー(東京會舘)【移転】

2008-10-25 12:32:08 | 東京のレストラン

メインバー(Bar/日比谷)
移転しました

*伝統のカクテルに初チャレンジ!

日比谷の第一生命本社S階にてお酒のテイスティングイベントが催された9/16、お開きの後立ち寄ったのはすぐ近くの東京會舘。
かつて海外のVIPたちが愛した本格Bar、メインバー で、マッカーサー元帥がお気に入りだったという伝統のオリジナルカクテルをいただこうと、第一生命のSさんと共に初訪問です。

東京會舘
相変わらず夜は電飾キラキラで派手ですなぁ。


1Fには2つのBarがあります こちらがメインバーの入口

毎日丸の内を通過して帰宅する私が、何故このBarを訪れる機会に恵まれないかというと、東京會舘の2つのBar、いずれもクローズが22:00なんですよ~! 本格Barなのに、こんな早く終わっちゃうってどゆこと!? ディナーの後の2軒目利用なんて、よっぽどのことがない限り不可能です。

昨年は2Fのレストラン プルニエ でディナーの機会があったので、ここぞとばかりに訪問しました。が、その時食後酒営業中をいただいたのはお隣のバー・ロッシニ。クラシックスタイルの英国パブ風内装がフォトジェニックだったからなのですが。

意外とこぢんまりとした造りのカウンター

ずっしりとした重厚感のある佇まい。老舗のBarならではの「オトナの雰囲気」が漂い、カウンターで1人グラスを傾けてもゆったりと寛げます。

父親が現役サラリーマンだった時に頻繁に足を運んだお店なので、こんな場所で酒が飲める歳になったのね~としみじみ。
バーテンダーさんは気さくに声をかけてくれるし、お値段もびっくりするほど高いわけじゃないし、別に臆することはないのですが、やはり歴史を感じさせる格式高い雰囲気は、小娘小憎にはプレッシャーだと思います。

というわけで、ついに會舘オリジナルのカクテルをいただきました。

會舘ジンフィズ(左)
マッカーサー元帥のお気に入りだったことで有名なカクテルですが、もとはGHQ時代、昼間にコッソリお酒を飲む将校たちのためにバーテンダーが気を利かせて作ったのが誕生のきっかけ。
「牛乳をジンフィズに―!?」となかなか手が出せずにいたものの、せっかくなので思い切ってオーダー。
あらら、全然ミルクの味はしませんでした。もともと私、フィズ系のカクテルは甘すぎて苦手なのですが、ミルク効果なのか程好くマイルドな口当たりになっていて、思ったよりも美味しかった!

マティーニ・オンザロック(右上)
その昔イギリス人客が好んでオーダーしたというカクテル。
「マティーニを氷で薄めるってどうなの!?」と二の足踏んでいたのですが、飲んでみたらかなりいける(爆)。っていうか、すごく飲みやすい!
S女史がミルク入りジンフィズ1杯で帰ってしまった後、1人で居座った私はこのカクテルを2杯いただいてしまいました。
今でも常連の間ではこのスタイルのマティーニが主流なのだとか。


カレーまで食べちゃった…
だってイベントではほとんど食べていないし~。
ちなみにシーフードカレーです(2,520円)。

東京會舘の2つのBarはランチタイムに営業しているくらいなので、フード系がかなり充実しています。
クローズも22:00と早めなので、1軒目に食事で利用する人もいるようです。しかしレストランに比べればかなり割高。

支払いは、カレーにカクテル3杯(3,885円)、サービス料10%が付いて7,045円。この界隈のBarとしてはまっとうなCPといったところでしょうか。

スウィートプラザの前にいた牛さん
9/5~10/19まで開催されていたパブリックアートの祭典「カウパレード東京 丸の内2008」で丸の内をジャックしていた73頭の牛さんのうちの1頭です。
石川智弥氏による、闘牛士ならぬ「とうぎゅううし」。
来る人を威嚇するような迫力ある表情の黒い牛さんは、金色の刺繍ペイントが施された水色い闘牛士の衣装をまとい、肩や脊には金糸のモールやカラーストーンが。ピンクの靴下が可愛い!

メインバー
□11:30~22:00
□日曜・祝日定休
□千代田区丸の内3-2-1 東京會舘 1F
□03-3215-2113

※カジュアルスタイルのバーロッシニは こちら

【2017年7月追記】 
東京會舘(本館)立て替えに伴い、内幸町の富国生命ビルにて移転営業中です。

https://www.kaikan.co.jp/restaurant/bar/ 
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丸の内で「お酒を楽しむ会」

2008-10-23 01:56:20 | イベント


*焼酎、日本酒、梅酒が約120種類、1,000円で飲み放題!

9/16(火)、18:30~20:00、日比谷の第一生命本社S階にて、第一生命都心総合支社主催の「お酒を楽しむ会」というイベントがありました。



焼酎では貴重な甕壷仕込み「蔵の師魂」や、プレミアム焼酎の元祖「伊佐美」。清酒では朝日酒造の最高峰であり年1回の限定品「得月」や、新潟を代表する「〆張鶴」。梅酒ではなかなか手に入らない「八海山の梅酒」、幻のお酒ともいえる昭和37年醸造の46年熟成梅酒「渾然」などなど、酒飲みには堪えられない銘酒がズラリとリストに名を連ねています。
これはスティーブ@茅ヶ崎先生にもお声をかけねば―と、早速メール。当日第一生命本社のエントランスで18時に落ち合う約束をしました。

会場となった第一生命本社S階
社員食堂のことだったのですね。
それにしてもなんと立派(しかも広っ!)な社食なのでせう
天井が高く、中央には木が植えられていて、ビルの中にいながらとても開放的な空間。大きな窓からは皇居の日比谷濠を一望、まるで展望レストランなみの景観です。

何気に一番楽しみだった梅酒のコーナー
窓の外には丸の内の夜景が
お酒は全て1本勝負。焼酎60、日本酒30、梅酒30の計120本が美しい夜景をバックにズラ―ッと横一列に並ぶ様は壮観。珍しいものばかりなので、好みのものに的を絞って攻めないとあっという間に空になってしまいます。

当日は全銘柄の一覧表が配布されたのですが、主催者のご挨拶そっちのけ(スミマセン)で真剣にチェックしてしまったことは言うまでもありません。

いちご梅酒
見た目もかわいらしいピンクの梅酒は、荒濾過果汁がたっぷりのほとんど「いちご酒」。ほんのり甘い口当たりの良さにグイグイいけてしまいます。ゲストが久保田の萬寿に群がっているスキにたっぷりいただいてしまいました
産地:和歌山
蔵元:中野BC
度数:12

ちなみに当日堪能した銘柄はトップ画像をご参照のこと。
ラベルしか撮らなかったわけは、飲み比べイベントにつきテイスティングは全てミニサイズのプラカップ。
いくら中身が美味しいお酒でも全く画にならないのです。
とりあえず簡単にご紹介(銘柄をクリックするとラベル画像がご覧いただけます)。

蔵の師魂 極上(芋焼酎)①
甕壷仕込み、木樽蒸留、甕壷熟成。
人肌の伝わるやさしいテイスト。
産地:鹿児島
蔵元:小正醸造
伊佐美(芋焼酎)②
プレミアム焼酎健在。
甘みのあるまろやかな口当たりは、芋焼酎独特の風味が苦手な人(実は私です)にもオススメ。
産地:鹿児島
蔵元:甲斐商店
朝日山 得月(日本酒)③
9月限定発売。
「ゆきの精」を28%ほど磨いて仕込む、まさに中秋の名月のような凛とした味わい。
造り:純米大吟醸
産地:新潟
蔵元:朝日酒造

〆張鶴 純(日本酒)④
低温でじっくりと醸したお酒。米の香りが生きています。
造り:純米吟醸
産地:新潟
蔵元:宮尾酒造
八海山 うめしゅ(梅酒)⑤
個人的にはこの1本がイベント最大の「お目当て」。
取り扱えるのは全国でもごく限られた酒販店のみ、市場にはほとんど流通することのない幻の梅酒なのだ。
何故かあまり人気がなかったおかげで、多分私1人で半分は飲んだ
1,000円の参加費3倍くらいの価値があったかも~。
産地:新潟
蔵元:八海醸造
度数:14
久保田 萬寿(日本酒)⑥
久保田シリーズの最高峰はさすがに知名度No.1!
イベント開始と同時にみるみる長蛇の列が。まっさきにボトルが空になった銘柄です。
ちなみに私、このシリーズでは大吟醸生酒の「翠寿」が一番好き。
造り:純米大吟醸
産地:新潟
蔵元:朝日酒造

以下の3銘柄はスティーブ先生のお墨付きであります。
獺祭 50(日本酒)⑦
芳醇な上立ち香、純米らしいふくよかな味わいに大地の豊かさを感じます。
造り:純米吟醸
産地:山口
蔵元:旭酒造
菊姫 加陽菊酒(日本酒)⑧
大吟醸同様の仕込みによる大吟醸タイプの吟醸酒(笑)。
要するに「いいとこどり」のお酒。
造り:吟醸
産地:石川
蔵元:菊姫合資会社
八海山(日本酒)⑨
厳選された高度精白の酒造好適米で造られた年2回限定発売品。
造り:大吟醸
産地:新潟
蔵元:八海酒造

私のイチオシ
渾然(梅酒)
この1本に出合えただけでもイベントに参加した意義がある!と断言しても過言ではない究極の銘酒。
製造はなんと昭和37年、46年熟成の梅酒ですよ
プラカップが画にならなくても、このお酒だけは撮っておくべきだったと激しく後悔しています
色、味、香り、全てが梅酒の領域を超えているのです!
ラベルが黒く汚れている? 汚れじゃないんです!
これ、このコールタール(ブラックコーヒーなんて生やさしいものではない!)のように真っ黒なシミこそ、46歳の梅酒の色なのです。
香りだけで酔ってしまいそうな強烈なアロマ、それとは対照的にまろやかでマイルドな口当たり、しかし飲み干すまでねっとりと口の中に広がる余韻がハンパない。
今まで体験したことのない魅惑的な味わいでした。
年代物の紹興酒と貴腐ワインを足して2で割ったような…。
黄金色のシルクを敷き詰めた桐箱入りでしたわ~
またいつかどこぞで出合うことが出来るかしら?
産地:山梨
蔵元:シャトー酒折ワイナリー
度数:15



こんな豪華なツマミもありました!

いや~、それにしても素晴らしいイベントでした。
こういうことがある度に「酒が飲めて良かった~」としみじみ思いますなぁ。
しかし、少量ずつ何種類もの酒を飲むということはけっこう危険なので、強い自制心が必要でもあります。
自分で思っているよりも飲み過ぎているので要注意。
なーんて言いながら、イベントお開きの後、「丸の内のバールに取材に行く」というスティーブ先生と別れた私は、第一生命のS女史と東京會舘のメインバーへハシゴ。
ずっと飲んでみたかったミルク入りジントニックとマティーニオンザロックにチャレンジという暴挙に出たのでした(爆)。
上機嫌で東京駅まで歩いて横須賀線に乗ったまではいいけれど、ものの見事に寝過して久里浜まで行っちゃいました
下りの終電には3本早い時間だったものの、上りの電車がすでになく、タクシー代6,490円の散財となりますた
しかしまー、あれだけ高価な酒を飲みまくって会費1,000円だったことを思えばこれでもお釣りが来るよね(良しとしよう)。

東京會舘の メインバー での記事は後ほどUPします。
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秋アレルギー?

2008-10-22 01:54:20 | 日々のつれづれ

今年はあっという間に散ってしまった金木犀(ご近所の大木)


*いつまでも涼しくならない妙な陽気ですが…

読者さまたち(最近はなんとコンスタントに200人超えのご訪問をいただいています)におきましては、お体にご不調なくお元気にお過ごしでしょうか?
私は全然ダメですが…
もしかして秋アレルギー(ブタクサ)発症してしまったかも
杉のシーズンよりはずっと楽なものの、鼻がグスグスムズムズ、目もなんとなく痒い気がするし。。。

あっ、いただいたコメントのレスが遅れていてスミマセン
ここ2~3日、帰宅時間が遅く、DVD / HDDレコーダーの録画チェックなども立て込んでいてブログの方がチョト疎かになっておりやす(汗)。
メッセージも数件いただいているのですが、返信はもうしばらくお待ち下さいませ。

10/9(ルイちゃんが入院した日)に撮影した金木犀画像、UPしておきます。



それにしても、食べログ。
最近は2ちゃんねるに専用スレッドまで立ち、しかもすごいレスの応酬です。まるでかつての東レスを彷彿とさせる勢いですわ。
今がまさに過渡期?なのかも知れません。
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