七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

ゴーヤは、みやすい。

2006年08月21日 | 野菜畑
息も絶え絶えだった苗も人も、台風の影響の雨で 息ついた(元気になった)。  
これから、ようやく、ナスやトマトが一杯食べれるかなあ 
我家の野菜は、みかん同様に、無農薬、有機栽培である。

福岡正信氏著書「自然農法 わら1本の革命」 に感銘を受け、
農業を志した夫である。
夫は、自家採取で、種から苗を育て、といろいろ試みるが、 
なかなか、好結果が伴わず、
まだ存分に夏野菜が食べれていない。 

「苗作りの時期に、モンシロチョウにやられた」
「風で、根が動いた」
「苗床の土に栄養分がなかった」
などと、いろいろ分析、反省、講釈をする。 

「うちの畑の土のほうが、ずーっと、いいのに」
「化学肥料は魔法やな」
「尿素で、いくらでも太るからな」
と、悔しがり、不思議がりもする。 

土作りの為、生ゴミと草の堆肥を、毎年、畑に 入れている。 

左; 草刈した雑草は、堆肥ボックスに積む
右: 生ゴミは、特製ブロック作りのコンポーストに捨てる。


「どや、有機栽培の野菜の味は、濃いやろ」
「尿素太りの野菜より、ずっと歯ごたえがいい」
ようやく採れた野菜や果物は、自画自讃の講釈つきで、味わう。 

なかなか思うように、収穫できない夏野菜であるが、
毎年必ず、大豊作で、夏中毎日食卓に上るのが、ゴーヤである。 
トーフ、豚肉、ちりめんじゃこ、カツオ節、ちくわ、卵と脇役は変わるが、
主役はゴーヤのゴーヤチャンブルが続く。
酢の物、サラダ、てんぷら、漬物、佃煮もゴーヤである。



どんどんできて、食べきれない分は、ゴーヤ茶にする。
夫は、「糖尿じゃないから、ゴーヤ茶は、苦いし、いらない」と言う。
しかし、麦茶に混ぜ込み、こっそりと飲ませる。 



家で飲み切れないゴーヤ茶は道の駅に出荷する。



九州出身の友人は、子供の頃 
赤く熟したゴーヤの種が甘くて、おやつだったそうである。
これだけは、まだ我家でも、定着していない。



今年も、お陰様で夏中、ゴーヤ三昧である。

「ゴーヤは  みやすい (簡単に育つ) のう」 

大三島のお百姓さんの定説である。





コメント (6)
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