七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

大山祇神社

2006年07月29日 | 大三島での生活
「 本日、大山祇神社で”薪能” 開演前に、”奉納舞”があります。」
「皆様、お越しください」

大三島では、農協、役場、警察etc のお知らせや火事、台風などの緊急情報は、
スピーカーで、放送される。
各家庭は、スピーカーを設置している。
我家はないので、屋外スピーカー(農作業中にも聞こえる配慮)で聞く。
転居当事は、
朝6時の 「皆様おはようございます。今日は・・・・です」 の放送に、
びっくりして飛び起きたものだ。

大山祇(おおやまずみ)神社は、由緒ある大きな社で、
天然記念物の大クスノキと、
国宝級の鎧・甲の8割が展示されていること
で有名である。

神社では、季節ごとに、
昔ながらの祭典(鶴姫祭り、お田植え祭、収穫祭など)が催される。
我々も楽しみに出かける。

”大山祇神社薪能”は、

”能楽界最高峰の「人間国宝」が、大楠を背景に 繰り広げられる幽玄な能舞台”
”シテ方に観世喜之師と観世喜正師(観世流)、
 ワキ方に宝生閑師(下掛宝生流・人間国宝)、
 囃子方に藤田大吾郎師(笛一噌流・人間国宝)、
 狂言方に三宅右近師(和泉流)”

 ということらしいので、入場料¥6000也。


 でも ”奉納舞” なら、きっと”無料”に違いない。

夫が、「久しぶりに、雅楽の生演奏を聞きたい」と、言い出した。

大山祇神社に着くと、

大クスノキ前に設置された能舞台で、リハーサルが行われていた。


ポスターによると、実演される本物の舞台は、こんな感じ。


拝殿で、ご祈祷が行われており、その後拝殿前の舞台で、”奉納舞”が行われた。
見物人は、チラホラで、ほとんどが観光客のようである。


ゆっくり、じっくり、雅楽の演奏も、珍しい能のリハーサルも見れて良かった。

「二人で、入場料¥12、000 得したな」
訳の解らない計算をして、満足して、帰宅した。





コメント (2)
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