いろいろバタバタしていて時間経ってしまいました。
もう5月だし、世間はGWですね。
あの人もこの人もすごく忙しいみたいだし、おまけに腰痛やら風邪やらでとてもブログ更新する余裕がないのかと思ってたら、更新してないのは腰痛でも風邪でもない僕だけみたいです。
電王戦もいろいろ話題を振りまいたけど、終わってもうずいぶん経つし、残り香の話題も消えそうというのに想定外の展開でまだ続けてます。(そんなにこのネタ好きなのか?)
今年の電王戦についてのもやもやを書いた記事はこちら。
<作戦間違い@電王戦>
<その2>
<その3>
<その4>
<その5>
<その6>
全然まとまりもないし、煮詰まっちゃってるし、堂々巡りしているし、読み返すとひどいのだけど、初めての方も含め、いろんな方からコメントいただきました。
すっかり遅くなってしまいましたが、先ほどレスさせてもらいました。
これに懲りずにまたよろしくお願いします。
さて、その後の関連記事もいろいろ。
英さんは続々と更新。
電王戦雑感 その4「羽生将棋とコンピュータ将棋の類似点」
電王戦雑感 その5「コンピュータ将棋の傾向と対策」
電王戦雑感 その6「電王戦のシステムなど」
電王戦雑感 その7「棋力」【終】
九鬼さんも取り上げていましたが、山本一成さんのブログから、
コンピュータとラッダイト運動
続・コンピュータとラッダイト運動
さらに開発者同士の対談。
共に電王戦出場、世界最強の“同僚”――コンピュータ将棋ソフト開発者 一丸貴則さん・山本一成さん(前編)
(後編)
片上理事の
電王戦終わる
そしていろいろな総括記事。
電王戦は“終わった”のか? 単純な「勝ち負け」を超えたその先の勝負へ
第3回将棋電王戦全5局を総括。「1勝4敗」の意味するものとは?
将棋の電王戦 現役タイトル保持者が出ぬ一因に新聞社の存在
羽生善治三冠 人間がCOMに負けると1996年に予想していた
コンピュータが将棋を完全解明したら? 羽生善治三冠の回答
まあ、面白おかしくも含め、人類対コンピュータ、将棋の本質、科学技術の本質論まで飛び交っています。
そう、とてもじゃないけど短期的には処理できそうもないので、しっかりした総括とか、まとめの記事はもう書けそうにありません。
今後このネタに関してはひとつの僕の長期的レギュラー“もやもや”テーマとして、頭の中で転がしていければと思っています。
こんな本も徐々に読んでいこうと思っています。
コンピュータの読みの特徴とか、そっちよりもこういうテーマがとても興味深いです。
棋界と機械の奇怪な競争ですね。
人間は何を、どの部分を機械にまかせるのか?
どこまで機械をあてにするのか?
機械はどんどん優秀になり任せられる範囲も増えてくるけど、じゃ、人間は何をするのか?
人間しかできない、機械には絶対にできないこととは何なのか?
人間って何なのか?
何のために生きてるのか?
機械がどんどん進化してきたからすっかり競争するようになってしまったけど、もともと機械は人間が作り出したものじゃなかったのか?
いつから機械の方が大きな顔するようになったのか?
人間が楽しようとしてどんどん任せていって、油断してるうちに、ウサギとカメみたいになったのじゃないのか?
どれだけ進化して人間を越えていったところで、要は上手に使うことじゃないのか?
使いきれなくなったり、暴走したりするようになったら何のために作ったのかわかりゃしない。
人間が機械に使われるようになる日が来るのかもしれない。
Under Control。
制御不能になってはいけないと思う。
科学技術の進化も、人間がきちんとコントロールしながら進めていかないと、知らないうちに人工知能に制御されるようになるかもしれない。
お金だってそう。
人間が、あった方がいい、良かれと思って作り出したものなのに、いつのまにかお金のために人間たちが這いずり回っているこの風景。
どんどん話は大きくなっていってしまう。
機械と人間がうまく付き合うにはどうすればいいのか。
機械均等。
デジタル化とアナログの部分。
そのバランス。
羽生世代が強いのも、そのバランスのせい。
『コンピュータとどう付き合っていくか?が、21世紀の人類の大きなテーマ、とは川上会長の言葉ですが、コンピュータ将棋とどう向き合うか、プロ棋士以上に、考えるべき人々はいません。』
片上理事が頼もしくこう語ってくれています。
話はあっちこっち行ってしまったけど、今回の僕らの危惧を払拭するような明るい未来へ向けての次の一手を、連盟はしっかり指してくれると信じています。
もう5月だし、世間はGWですね。
あの人もこの人もすごく忙しいみたいだし、おまけに腰痛やら風邪やらでとてもブログ更新する余裕がないのかと思ってたら、更新してないのは腰痛でも風邪でもない僕だけみたいです。
電王戦もいろいろ話題を振りまいたけど、終わってもうずいぶん経つし、残り香の話題も消えそうというのに想定外の展開でまだ続けてます。(そんなにこのネタ好きなのか?)
今年の電王戦についてのもやもやを書いた記事はこちら。
<作戦間違い@電王戦>
<その2>
<その3>
<その4>
<その5>
<その6>
全然まとまりもないし、煮詰まっちゃってるし、堂々巡りしているし、読み返すとひどいのだけど、初めての方も含め、いろんな方からコメントいただきました。
すっかり遅くなってしまいましたが、先ほどレスさせてもらいました。
これに懲りずにまたよろしくお願いします。
さて、その後の関連記事もいろいろ。
英さんは続々と更新。
電王戦雑感 その4「羽生将棋とコンピュータ将棋の類似点」
電王戦雑感 その5「コンピュータ将棋の傾向と対策」
電王戦雑感 その6「電王戦のシステムなど」
電王戦雑感 その7「棋力」【終】
九鬼さんも取り上げていましたが、山本一成さんのブログから、
コンピュータとラッダイト運動
続・コンピュータとラッダイト運動
さらに開発者同士の対談。
共に電王戦出場、世界最強の“同僚”――コンピュータ将棋ソフト開発者 一丸貴則さん・山本一成さん(前編)
(後編)
片上理事の
電王戦終わる
そしていろいろな総括記事。
電王戦は“終わった”のか? 単純な「勝ち負け」を超えたその先の勝負へ
第3回将棋電王戦全5局を総括。「1勝4敗」の意味するものとは?
将棋の電王戦 現役タイトル保持者が出ぬ一因に新聞社の存在
羽生善治三冠 人間がCOMに負けると1996年に予想していた
コンピュータが将棋を完全解明したら? 羽生善治三冠の回答
まあ、面白おかしくも含め、人類対コンピュータ、将棋の本質、科学技術の本質論まで飛び交っています。
そう、とてもじゃないけど短期的には処理できそうもないので、しっかりした総括とか、まとめの記事はもう書けそうにありません。
今後このネタに関してはひとつの僕の長期的レギュラー“もやもや”テーマとして、頭の中で転がしていければと思っています。
こんな本も徐々に読んでいこうと思っています。
2045年問題 コンピュータが人類を超える日 (廣済堂新書) | |
クリエーター情報なし | |
廣済堂出版 |
機械との競争 | |
クリエーター情報なし | |
日経BP社 |
コンピュータの読みの特徴とか、そっちよりもこういうテーマがとても興味深いです。
棋界と機械の奇怪な競争ですね。
人間は何を、どの部分を機械にまかせるのか?
どこまで機械をあてにするのか?
機械はどんどん優秀になり任せられる範囲も増えてくるけど、じゃ、人間は何をするのか?
人間しかできない、機械には絶対にできないこととは何なのか?
人間って何なのか?
何のために生きてるのか?
機械がどんどん進化してきたからすっかり競争するようになってしまったけど、もともと機械は人間が作り出したものじゃなかったのか?
いつから機械の方が大きな顔するようになったのか?
人間が楽しようとしてどんどん任せていって、油断してるうちに、ウサギとカメみたいになったのじゃないのか?
どれだけ進化して人間を越えていったところで、要は上手に使うことじゃないのか?
使いきれなくなったり、暴走したりするようになったら何のために作ったのかわかりゃしない。
人間が機械に使われるようになる日が来るのかもしれない。
Under Control。
制御不能になってはいけないと思う。
科学技術の進化も、人間がきちんとコントロールしながら進めていかないと、知らないうちに人工知能に制御されるようになるかもしれない。
お金だってそう。
人間が、あった方がいい、良かれと思って作り出したものなのに、いつのまにかお金のために人間たちが這いずり回っているこの風景。
どんどん話は大きくなっていってしまう。
機械と人間がうまく付き合うにはどうすればいいのか。
機械均等。
デジタル化とアナログの部分。
そのバランス。
羽生世代が強いのも、そのバランスのせい。
『コンピュータとどう付き合っていくか?が、21世紀の人類の大きなテーマ、とは川上会長の言葉ですが、コンピュータ将棋とどう向き合うか、プロ棋士以上に、考えるべき人々はいません。』
片上理事が頼もしくこう語ってくれています。
話はあっちこっち行ってしまったけど、今回の僕らの危惧を払拭するような明るい未来へ向けての次の一手を、連盟はしっかり指してくれると信じています。
初めまして、ですよね?コメントありがとうございました。
>あなたがいうところの将棋ソフトの「暴走」・「制御不能」、人間が「人工知能に制御される」とは、具体的にはどうような状況を指しているのでしょうか?非常に興味ありますので、どうぞ説明していただけませんか?
将棋ソフトは暴走したり、制御不能になったりはしないと思います。危惧しているのは、コンピュータとか、科学技術とかの話で、よくSFなどに出てくる話ですが、人間が支配されてしまったり、地球が破壊されてしまったりとかの話です。
最近話題になってるこの記事でも書かれてますね。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO70594530Q4A430C1X12000/
あなたは作戦間違い@電王戦その6の最後のほうで「大局観や理念もなく技術開発を進めていくと制御不能になったり、管理できなくなることが起こりはしないのだろうか?
」ともお書きになっていますが、こちらも将棋ソフトのことではないのでしょうか?
レス遅くなり申し訳ありません。
>あなたは作戦間違い@電王戦その6の最後のほうで「大局観や理念もなく技術開発を進めていくと制御不能になったり、管理できなくなることが起こりはしないのだろうか?」ともお書きになっていますが、こちらも将棋ソフトのことではないのでしょうか?
ここの話も基本的には文明とか、原発とかにつながる科学の技術開発のことを想定して書いています。
でも将棋ソフトの暴走とか、制御不能という意味のことで言えば、その2で書いたように、観る将棋ファンの楽しみが奪われるようになりはしないのだろうか、大丈夫なのだろうか、という疑問、心配のことがあります。
そのためには開発者側のことでなく、棋界(連盟)がソフトときちんとした付き合い方をしていくことが重要なのではないか、と思っています。
そして、その3でも書いたように、そもそも何のために強いソフトを作るんだろう、という素朴な疑問があることも確かですしずっともやもやしているのも事実です。(ソフトのことだけでなく科学の技術開発のことも然り。)
画期的な技術革新が起こると、人間っていうのは弱いものだし、影響力を受けてしまうし、慣れていって変わってしまうし、悪用されることもあるし、自戒の意味を込めて人間がしっかりチェックしていかないと怖いことになる気がしてなりません。
わかりにくい文章ですみませんでした。