昨年、政治家の失言による辞任が多々あり、言葉狩りという暴力という記事を書きましたが、今日はこの↓記事について。
「子供」より「子ども」が正しい!?差別用語狩りより、美しい日本語を残していくことに知恵を絞るべき
部分的に引用させてもらいます。
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以前、ある学校で「子育て」に関しての講演をしたとき、レジュメに「子供」という言葉を書いたら、「子ども」に変えてほしいと言われた。「供」という字は従者などといった付き従う人間を指すので、ときに嫌がる保護者がいるという説明を聞いて、びっくり!
そんなことに尖がる親が本当にいるのかどうかわからないが、いるとすれば碌な親ではないだろう。他にも、あらゆるところで不毛なイチャモンを付けているに違いない。だいたい、文字面の感じは「子ども」よりも「子供」の方がすっきりしている。
------------------------(引用終わり)-------------------
「子供」はけしからんので「子ども」にしろ、だって?
ほんと、不毛ないちゃもんが偉そうに横行しちゃって、そういうのを一喝してふざけんな!って言えない社会になっちゃってるから、ますます図に乗って増徴しちゃう。
素晴らしきコンプライアンス社会の成せる業です。
このことはいつも頭に来てるので過去いろいろ書いてます。
天下の悪法
かなり深刻なコンプライアンス病の蔓延
極力文句をつけられないように、問題の起きないように、細かいところまで気を配って念には念を入れて右往左往する姿勢。
その風潮がどんどん蔓延し、増徴し、本末転倒の不毛で無駄な作業になっていく。
結果として誰もHAPPYでなくなっているのが目に見えているのに、誰もおかしいとも言えない。
こんなことを是正できない社会は借金がどんどん膨らんで行くのと同じようにますますこの国を蝕んでいく。
(再び引用)---------------------------------------------
洗濯機や冷蔵庫のコマーシャルに女性だけを起用するのもまずい。「主婦」役が必ず女性だと、これも差別なのだ。ということは、主婦という職業が差別されていることに他ならない。しかし、男が洗濯機を回したからといって、いったい何が変わるのだろう?!
また、たとえば病院のパンフレットは、一番お給料の高そうな職、つまり医者のモデルには黒人の女性を起用し、一番お給料の安そうな職、つまり看護師(この言葉も看護婦が差別用語だからということで作られた言葉だ)には屈強な白人の男性、そして、患者は多種多様な肌の色の大人やら子供を混ぜて作る。差別と言われる可能性を限りなく小さくしていくと、そういうキャスティングになるらしい。しかし、これも私の目には、「アメリカにはちゃんと人種差別がありますよ!」と念を押しているように見える。
日本には、もう「肌色」という色もないそうだ。黒人の肌はいわゆる肌色ではないから差別用語だというが、これでは、いわゆる肌色が褐色の肌よりも良いみたいだ。そんなことを考える日本人男性は、一度ドイツに来て、黒人男性のモテ方を見れば、考えが変わるに違いない(ひょっとすると黒人も差別用語か?)。
また、「乞食」も「浮浪者」も全部だめ。では、何と呼ぶかというと、「ホームレス」。何のことはない、英語にしただけだ。これで段ボールの住人のプライドが満たされるわけでもないだろう。ちなみに「タコ部屋」は、「窮屈な作業員宿舎」だとか。「タコ部屋」は、美化せずに「タコ部屋」でいいと思う。改良が必要なのは言葉ではなく、労働条件。
身体障害に関する言葉に神経質なのは、もちろん日本もアメリカと同じ。うっかり原稿に「つんぼ桟敷」と書くと、校閲係の人がちゃんと「蚊帳の外?」などと訂正してくれる。「めくら滅法」もそうだ。これらの言葉をパソコンで書いても、今のパソコンはもう漢字変換しない。ところが、まだ「耄碌」や「デブ」や「バカ」は差別されず健在。でも、なぜこれは差別用語にならないのだろう?
------------------------(引用終わり)-------------------
洗濯機のCMに女性ばかりはだめなのか。
肌色って言葉もなくなったのか。
何でもかんでも差別用語。放送禁止。弱者を傷つける。
だめだめだめってできるだけ広いところまで網をかけて縛る。
そんなこと言ったら法律や条令に違反しますよ。
罰金とか処罰ですよ。
人を傷つけるのはよくないのは当たり前だし、皆で思いやりを持って、心配りをしながら生きていくべきなのは当然だけど、なんでもかんでも規制すればいいってもんじゃないだろってつくづく思うわけです。
これじゃあ、人はどんどん無口になって行っちゃうよ。
なんか話すと知らないうちに罰則規定の言葉を言ってしまう恐怖。
人に見られるような文章だって気になって書けなくなってしまう。
以前も同じような趣旨の記事をこんなに書いてます。
アンリトゥンルール
いたちごっこの行方
法規制ブーム
和の心
ほんと世の中の方向がおかしいです。
自分が直接被害を受けたわけでもないのに、大きな声でいちゃもんつけて、言葉狩りする。
鬼の首取ったように大げさに騒ぎ立ててバッシングする。
鬼の首?なんてやばいかもしれないな。
鬼に似てる人からクレームがくるかもしれない。
首の病気の人から訴訟が起きるかもしれない。
やばい。怖くて何も言えない。
ブログなんて危険極まりないからいっそのこと止めた方がいいかもしれない。
何を言ってもなんかしら引っかかって危なっかしくて何も言えない世の中。
さあ、皆で無口になろう。
誰も傷つけたりもせず、静かで平和で健全な世の中になること請け合いです。
「子供」より「子ども」が正しい!?差別用語狩りより、美しい日本語を残していくことに知恵を絞るべき
部分的に引用させてもらいます。
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以前、ある学校で「子育て」に関しての講演をしたとき、レジュメに「子供」という言葉を書いたら、「子ども」に変えてほしいと言われた。「供」という字は従者などといった付き従う人間を指すので、ときに嫌がる保護者がいるという説明を聞いて、びっくり!
そんなことに尖がる親が本当にいるのかどうかわからないが、いるとすれば碌な親ではないだろう。他にも、あらゆるところで不毛なイチャモンを付けているに違いない。だいたい、文字面の感じは「子ども」よりも「子供」の方がすっきりしている。
------------------------(引用終わり)-------------------
「子供」はけしからんので「子ども」にしろ、だって?
ほんと、不毛ないちゃもんが偉そうに横行しちゃって、そういうのを一喝してふざけんな!って言えない社会になっちゃってるから、ますます図に乗って増徴しちゃう。
素晴らしきコンプライアンス社会の成せる業です。
このことはいつも頭に来てるので過去いろいろ書いてます。
天下の悪法
かなり深刻なコンプライアンス病の蔓延
極力文句をつけられないように、問題の起きないように、細かいところまで気を配って念には念を入れて右往左往する姿勢。
その風潮がどんどん蔓延し、増徴し、本末転倒の不毛で無駄な作業になっていく。
結果として誰もHAPPYでなくなっているのが目に見えているのに、誰もおかしいとも言えない。
こんなことを是正できない社会は借金がどんどん膨らんで行くのと同じようにますますこの国を蝕んでいく。
(再び引用)---------------------------------------------
洗濯機や冷蔵庫のコマーシャルに女性だけを起用するのもまずい。「主婦」役が必ず女性だと、これも差別なのだ。ということは、主婦という職業が差別されていることに他ならない。しかし、男が洗濯機を回したからといって、いったい何が変わるのだろう?!
また、たとえば病院のパンフレットは、一番お給料の高そうな職、つまり医者のモデルには黒人の女性を起用し、一番お給料の安そうな職、つまり看護師(この言葉も看護婦が差別用語だからということで作られた言葉だ)には屈強な白人の男性、そして、患者は多種多様な肌の色の大人やら子供を混ぜて作る。差別と言われる可能性を限りなく小さくしていくと、そういうキャスティングになるらしい。しかし、これも私の目には、「アメリカにはちゃんと人種差別がありますよ!」と念を押しているように見える。
日本には、もう「肌色」という色もないそうだ。黒人の肌はいわゆる肌色ではないから差別用語だというが、これでは、いわゆる肌色が褐色の肌よりも良いみたいだ。そんなことを考える日本人男性は、一度ドイツに来て、黒人男性のモテ方を見れば、考えが変わるに違いない(ひょっとすると黒人も差別用語か?)。
また、「乞食」も「浮浪者」も全部だめ。では、何と呼ぶかというと、「ホームレス」。何のことはない、英語にしただけだ。これで段ボールの住人のプライドが満たされるわけでもないだろう。ちなみに「タコ部屋」は、「窮屈な作業員宿舎」だとか。「タコ部屋」は、美化せずに「タコ部屋」でいいと思う。改良が必要なのは言葉ではなく、労働条件。
身体障害に関する言葉に神経質なのは、もちろん日本もアメリカと同じ。うっかり原稿に「つんぼ桟敷」と書くと、校閲係の人がちゃんと「蚊帳の外?」などと訂正してくれる。「めくら滅法」もそうだ。これらの言葉をパソコンで書いても、今のパソコンはもう漢字変換しない。ところが、まだ「耄碌」や「デブ」や「バカ」は差別されず健在。でも、なぜこれは差別用語にならないのだろう?
------------------------(引用終わり)-------------------
洗濯機のCMに女性ばかりはだめなのか。
肌色って言葉もなくなったのか。
何でもかんでも差別用語。放送禁止。弱者を傷つける。
だめだめだめってできるだけ広いところまで網をかけて縛る。
そんなこと言ったら法律や条令に違反しますよ。
罰金とか処罰ですよ。
人を傷つけるのはよくないのは当たり前だし、皆で思いやりを持って、心配りをしながら生きていくべきなのは当然だけど、なんでもかんでも規制すればいいってもんじゃないだろってつくづく思うわけです。
これじゃあ、人はどんどん無口になって行っちゃうよ。
なんか話すと知らないうちに罰則規定の言葉を言ってしまう恐怖。
人に見られるような文章だって気になって書けなくなってしまう。
以前も同じような趣旨の記事をこんなに書いてます。
アンリトゥンルール
いたちごっこの行方
法規制ブーム
和の心
ほんと世の中の方向がおかしいです。
自分が直接被害を受けたわけでもないのに、大きな声でいちゃもんつけて、言葉狩りする。
鬼の首取ったように大げさに騒ぎ立ててバッシングする。
鬼の首?なんてやばいかもしれないな。
鬼に似てる人からクレームがくるかもしれない。
首の病気の人から訴訟が起きるかもしれない。
やばい。怖くて何も言えない。
ブログなんて危険極まりないからいっそのこと止めた方がいいかもしれない。
何を言ってもなんかしら引っかかって危なっかしくて何も言えない世の中。
さあ、皆で無口になろう。
誰も傷つけたりもせず、静かで平和で健全な世の中になること請け合いです。