那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

大西マジックの思い出

2010年12月07日 | スポーツ、武道、格闘技など
それにしても、楽しかったこと二つ。
①ハンカチ王子は、高校野球で優勝したときに巨人に3億詰まれたけど、無視して、私が早大に入って、六大学の黄金時代を作りますと宣言し実行した。で、技巧派だったけど150キロ超える豪腕になり、条件も出さず北海道に行ったよ。
 水由さん、北海道の人は善良だから行くのが楽しみだって。日ハムですか、あんなマイナー球団にね。さすが群馬県の郷士の出身でした!

②さっき見ていたら、今日早稲田と明治のラグビーの試合があって、早稲田の楽勝でした。私はラッキーにも日本ラグビー理論の大成者大西鐵之祐の授業を受け、北島監督率いる黄金時代の明治との一戦を見ました。大西監督は70を超えていたけど特別臨時監督となって登場した。

明治は相変わらず重量フォアードで、パントしては前進、サインが3つしかない。大西監督は、学生の自主練習に任せ、サインが30前後あった。99対1ぐらいでスポーツ新聞jは明治有利と書いていた。大西先生は部下たちに「君たちはマスコミを信じるか。私を信じるか。必ず早稲田が勝つ」と言って、ユニフォームを渡すときに塩を撒いた。つまりグラウンドで死ね、と言う意味。
 で、見事に早稲田が勝った。大西マジックと言われたね。覚えてるだろK君。

で、今日のニュースで明治の監督が、涙目で「とにかく早稲田に勝て」とハッパをかけていた。僕は、ああ、明治の負けだな、とわかりました。勝て、倒せ、攻めろ、というのは敵に対する怨念と劣等感です。まるで朝鮮だ。指導者がこれではいけない。早稲田は伝統的に、相手に対する憎しみや勝ち負けは度外視して、黙々と稽古をする。体重が20キロ違っても、必殺のタックルを研究する。そして大西監督の世界一のラグビー理論、接近、展開、連続(展開、接近、連続だったかも)で、オープンに回し、小柄が大男に知恵で勝つ。
敵に勝つのではなく、自分に勝んだよ。だから試合が終わればside off 両者礼。敵も味方もない、でドロドロのユニフォームを交換する。

では大西先生の写真をアップ。もうこんな名物教授は早稲田にはいないだろうな。



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