那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

昨日「春名先生を囲む会」で語り合ったこと

2020年01月25日 | 春名先生を囲む会

集団ストーカーの被害者の方は次のurlを押してください。http://blog.goo.ne.jp/nadahisashi/e/21522a074264a7eb4afb4fd7df2e6531
http://w01.tp1.jp/~a920031141/haruna.html に最新の「春名先生を囲む会」の写真をアップロードしています。この会の趣旨と目的に賛同されるかたは毎月第三金曜日にの8時から誰でもOKですから夢庵西八王子店(平岡町)に来てください。正面を右に進むと座敷がありますからその座敷で待っています。手前のテーブルの場合もあります。なお、料金について変更があります。お酒の飲めない人は2千円にしましたので(現実には飲めても飲めなくても3千円になっています)。春名先生の講義を聞いたり、また積極的に講義をして下さい。医療だけでなく歴史や芸術についても講義できるようになりました。私は八王子五行歌会の代表です。賛同される方は私まで電話を下さい。042-634-9230。出ないときは留守電にメッセージを残して下さい。生死とは何か、善悪とは何か、魂や神仏は存在するか、等々本来は宗教者や科学者が総出で考えるべきことを、飲み食いしながら3千円で話し合えるのは「春名先生を囲む会」だけです。このブログ方も是非賛同者になって下さい。先月のテーマは「武道と東洋思想」でした。昨日のテーマはその続きで私が「道教の世界を解説」し、実践的な合気道を披露しました。このブログをご覧の皆様も是非賛同者になって下さい。


私が微笑禅の会(非宗教)を作ったのは日本に10人の見性者が生まれ、10人が協力し合えば世直しが出来ると思ったからです。(ちょうど日本に10人の坂本龍馬が居たら世直しが出来るように)
今後、微笑禅の会(非宗教)のネット会報は中止し、年に5千円の護持会費と数度の紙媒体での会報を出すことにします(メールで済ますこともあります)。私がロックフェラーほどの資産家であれば年に5千円の会費は無料にしますが、五行歌の会の主宰・草壁先生の言われる通り、お金を出さないと文化は育たないからです。本当に悟ってみたい人は次のurlをクリックして「見性体験記」をご覧ください。
 http://w01.tp1.jp/~a920031141/zen.html  入会された方には「微笑禅入門―実践篇」(DVD)を差し上げます。もちろん会員から質問があれば答えますので私のメルアドまで質問を下さい。レジュメも作らず睡眠時間4時間で即興で語っています。DVDはボリュームを目一杯に上げて聞いて下さい。wasaburo@hb.tp1.jp (クリックしてもメールが開かないのでコピーして宛て先に入れて下さい)なお、微笑禅の会の口座番号に変更があります。入会手続き入会金なし。会費は年に5千円とし、ゆうちょの以下の振替口座 00130-7-447671 名称「微笑禅の会」に振り込んでください。その際は住所氏名他連絡先、男女の区別を明記してください。退会は自由ですので、私にメールか電話をください。

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昨日は太極拳の指導者の資格を持つ渡辺さんが、体調不良で休まれました。そこで、いつもの春名先生と後藤さんと私の3人で夢庵西八王子店の和室で私が後藤さんに合気道の技をかけることにしました。が、中央線の事故で30分遅れるとの知らせがあり、先に、道教の話を私が春名先生に話しました。

 これは玄侑宗久さんが勧めてくれた「道教の世界」(学生社、窪徳忠という東大教授が書いた本です)。この人は論文を書かせたら上手いのかもしれませんが、一般向けに書いたために、編年体(通時的)ではなく、テーマ別に書いてあるので、今の道教と初めの道教が入り乱れ、分かりにくい本です。そこで私は各章を纏めてメモして春名先生に説明しました。

 玄侑宗久さんに言わせると儒教道徳で息苦しい中での毒消しの役が道教だった。玄侑宗久さんも道教の修行をしようと思ったが、中国語を覚えるため忙しくて出来なかったそうです。一言で道教のユニークさを纏めると、あの世、浄土、天国で不老不死の存在を認める宗教はいくらでもあるが、この世で不老不死を実現するのが道教ということになります。

道教は(私は中国をシナと呼ぶのでこれからもシナと呼びます)、シナの民間宗教だった。陰陽論は昔からあった。シナでは人や動物が死んでも、身代わりを作ると再生し、生きている人間に祟ると考えられていました。これはアニミズムの考え方です。あの世から再生した不遇な魂を鎮めるために道士は、お祓い、呪い、お守り、祈祷、呪文そしてポエ(貝合わせ=占い)などをします。(映画「キョンシー」を見てください)。

また、日本の場合は126代続く天皇家があるので、歴史が継続しますが、これは特殊な例外で、他国では皇帝が変わるために歴史が途絶えます(例:焚書坑儒 )。特にシナは乱世が続いたので、観音信仰(法華経の一部=浅草寺がこれで有名です)が、シナに限らずアジアでは一番人気があります。私は法華経に詳しいので解説しました。以前「中央義士会会員」だったので、いわゆる観音経「観世音菩薩普門品第二十五」には有名な次のような一説があります(赤穂義士を称える泉岳寺は、禅宗の寺ですが、12月14日の赤穂義士法要の時は観音経を唱えます)。例えば悪党に崖の下に投げられても、観音の名前を唱えると、月のように空中で留まる、首を切られそうな時に(同様)刀が3段に折れる(日蓮の龍ノ口の法難の時に同じ現象が起きたのは有名です)、また「還著於本人」と言って、敵が呪いや毒物で殺そうとしたとき、逆にブーメランになってそれが敵に向けられる。などはよく知られています。(某カルト宗教がこの言葉を多用しますが、ありえません。彼らは法華経の信者でも日蓮の信者でもない、会長本仏論だからです)

民間信仰が道教の元になった一つの例として、あまり根拠も普遍性もない言い伝えが信じられています。例えば、日本ではお目出度い時は赤と白を好みますが、シナでは赤は縁起がいいが、白は縁起が悪い、と信じられているので、結婚式などのパーティに白いスーツで出かけると大変なことになります。

シナ人の願望を一言でいえば「福禄寿」です(道教で強く希求される3種の願い、すなわち幸福(現代日本語でいう漠然とした幸福全般のことではなく血のつながった実の子に恵まれること)、封禄(財産のこと)、長寿(単なる長生きではなく健康を伴う長寿)の三徳を具現化したものである)。つまり、子宝、財産、長寿となります。端的に言えば、禅宗では見性し、仏の心を獲得し、我執が消え、天地と我と同根、という心境を目指しますが、この福禄寿の願望は、典型的な現世利益です。そこから風水などの半科学的学問が発達します(建築家に言わせると、相当当たっている部分があるようです。例えば鬼門)。

シナ人の宗教を大きく分けると、儒教、仏教、道教となりますが、儒教は宗教というより道徳です。仏教は中華思想によって、中国生まれと信じられています。残る道教だけが、中国独自の宗教となります。ここから太極拳の発生の話をしましたが、最後に纏めます。

道教にはアニミズムの考えがありますが、これは神道と共通しています。シャーマン(典型的な例が卑弥呼)、は天の声を聴いて民衆に伝える役割を持ちます。神が政治権力を持ったのが神道でもあり、卑弥呼でもあり政祭一致のシステムです。シナ人の願望「福禄寿」を簡潔に言えば不老不死=道教の目的となります。(道教は現世利益を求める非科学的要素の多い民間信仰ですが、シナ人の気質を最も端的に表している点で非常に興味深く、その現世利益追求の過程で、健康法、医学、気功、太極拳など様々な発明が生まれているのが、道教の最大の魅力だと思います)。

ここで道教の呪いを紹介します。1.九字を切る、「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」。これは道教の影響で修験道でも唱えられます。山伏:弁慶が危機を突破するときに唱えるのが九字です。2.歯を嚙合わせる。(これは類例が思い浮かびません。日本では歌舞伎に出てくるように、「睨む」ことで悪霊を鎮め、人を幸せにする方法があります、成田屋が、「ひとつ、睨んでご覧にいれましょう」と言いますが、名人に睨まれると一年無病息災で過ごせるといわれました。3.これも非情に稀な呪術です。ウサギ歩きと言われる歩き方です。相当に古い歴史と方法と効果があるようなので、ttp://square.umin.ac.jp/mayanagi/students/98ohira.htm を参考にしてください。

タオの話は前回しましたが、神道と同様、最高神が分からず、宇宙エネルギーの元と考えればわかります=ふつうは神仏と呼ばれているものです。道、玄、母、一、とも表現され、無為自然(そのままで全ての働きをするために、赤ん坊を大事にするという考え方に通じていきます)。紀元前6世紀から、釈迦、孔子、老子らが説いてきました(実在の人物かどうかは不明です)

神仙思想は紀元前4世紀からありました。仙人になることを目指します。仙人は不老不死、空を飛べる、普通は山にいるとされます。(空は飛べませんが、道教の影響で生まれた役行者が空を飛んだとされています。これは仏教でいう神通力の一つです。が、私は、判断力と行動力が素早くなって、一般人からは、まるで空を飛んでいるかのように素早く仕事をこなす、とみられたことから生まれた伝説だとおもいます。が、神秘思想を常識で測ると宗教を全て常識=既成概念で否定することになるので、そういう逸話もある、で留めておくのが賢明でしょう)。

道教の最大の魅力は、雑多な民間信仰、現世利益追求といっても、その過程で健康法や医学を産み出した点にあると書きましたが、次に述べるのが「神仙思想、長生法、養生法」の数々です。一つには「五穀を食べない」ことで腸を綺麗にする。小食、火を使った料理をしない。自然食、と言っても五穀を全て食べないとエネルギーが生まれないので、一部五穀をとりいれながら、クコ、レイシ、松の実、松脂、ナツメ、菊の花が落ちた水などを専らに食します。次いで、岩石、草木など多くの材料で作った薬を飲みます。さらに、「気を養う」方法として腹式呼吸などの呼吸法が開発されます。(ここでいう腹式呼吸はたぶん丹田呼吸のことでしょう。以前の会で私の密息を見せましたが、見たい人はいつでも見せるので第三金曜日8時に夢庵西八王子店に来てください。一言でいえば、1時間でも呼吸をしないでいられる呼吸法です。ごくごく細い息をしているのでしょうが、鼻や口の前に釣ったティッシュペーパーは全く揺れません)。面白いのは、紀元前4世紀ごろから呼吸法が発達し、いわゆる気功が生まれます。気功師に言わせると、スプーン曲げは出来て当たり前とのことです(以前の会に、春名先生の知り合いの整体師のような人がゲストで来られたときに、ユリゲラーが折ったスプーンの断面図は、力で折ったものとは全く違っていると力説されたことを思い出します)。さらに導引法と呼ばれる、ヨガや按摩が発達します。様々な体の動かし方があり、その一つの産物として「太極拳」が生まれます。日本の養生法のほとんどが道教の影響を受けています。有名な貝原益軒の「養生訓」(接して漏らさず、という性交法で有名ですが)も道教の影響下に生まれたものです。次いで、後で春名先生が解説してくれますが、「房中術」も発達します。紀元前4世紀から様々な性交テクニック,体位、が研究され、一時は乱交パーティーにまで及び、道教が邪教扱いされたこともあるほどで、その内容の複雑さはカーマスートラ以上と言われます。こういう話を続けると、女性の賛同者が引くので(実は性欲は男性より女性のほうが強いことを、春名先生が立証してくれたので、女性が引くというのは、それほど興味があることの裏返しですが)、日本で古くから伝わる「48手」などは可愛いものでしょう。以下、wikipediaからの引用

『カーマ・スートラ』は、7部35章に渡って書かれており、その内訳は以下の通り。第2部は赤裸々に性行為について綴ってあるため、特に有名である。 
1.導入部(全四章) 一般的な愛について。
2.性交について(全十章) 接吻、前戯、性的絶頂、 88手の性交体位のリスト、 オーラルセックス、スパンキング、 変態性欲、三人婚、インド版九状(玉茎の動かし方)、性器の種類と大きさ。
3.妻を得るには(全五章) 求愛 と 結婚
4.妻について(全二章) 妻の適切な行為
5.人妻について(全六章) 主に婦女誘惑の方法。
6.娼婦(妓生)について(全六章) 妓女必須の64芸に巧み。特に演劇に詳しいことを求める。最高位はガニカー。
7.他人を惹き付けるには(全二章)

後を素早くまとめると、道教は太平道の2世紀から始まりました。論理漬けと権威付けのために道教の改組を老子としています。12世紀になると、中国仏教の最大の開花と言える禅の影響を受け入れます。「真理、タオ、は言葉では説明できない」などは不立文字そのものです。禅は5世紀に達磨が少林寺にもたらしたと言われています(私見ですが、達磨もまた実在したかどうかは不明です)、その少林寺で生まれたのが少林拳ですが、少林寺拳法は(本山は徳島にあると記憶します)、そお少林拳を日本人が洗練発達させたものです。(ブルースリーが自分の拳法を、シャオリンジ拳法、と映画で述べているのは、史的事実を間違えているか、翻訳の間違いでしょう)。次いで、陰陽説は(五行説と合体すると陰陽五行説になります)シナで生まれましたが、陰陽道(安倍晴明など)は日本で特殊に発達したものです。

最後に、太極拳はいつ生まれたかについて、「道教の世界」は網羅的なうえに、起源について多くを語っていません。ネットで調べると面白い結論が出ました。図説や本を辿っていくと、紀元前2世紀ごろには生まれています。

このような道教の世界の解説の途中で後藤さんが中央線の事故で遅れて現れました。今回は私が後藤さんに合気道、と逮捕術から生まれた連行法を相互に掛け合うことにしました。ますは小手返しです。立ち上がってもらいました。立ってもらわないと、「腰を切る」意味と効果がわからないからです。かりにヤクザや酔っ払いが、胸倉をつかんだとしましょう。私の左の胸を後藤さんが右手でつかんで引き寄せた場合、私が逃げようとすると、手を離されたら私は後ろに倒れ、後は蹴られたり、相手の思う壺に入ります。その場合は、(私は瞬時に相手の鼻を狙って裏拳を入れますが)、相手の掴んで右手を小手返しで倒すのは分かっているので、怖いのは左手のほうです。油断していると、左手のパンチが飛んできます。そういう時は、私が右手で後藤さんの左肩を抑え、「喧嘩は止めませんか」と言いながら、後藤さんが握った右手の小指と薬指の間のある一点を、右手の親指で押さえます。この瞬間に小手返しをしますが、腰を切らないと手投げになって、利きません。腰を切るというのは股間を占めて体をコンクリートのように固め、同時に(この場合は私の右の足の親指で、床を蹴り、つまり自分の体重+地球の重さをその一点に集中して)、相手を頭から後ろに落とします。合気道は最小の力で最大の打撃を与える方法です。逆に操体の三浦寛先生が教えてくれたのは、最小の力で最大の癒しを与える方法は、「快」(快感)の力です。壊す方法と癒す方法も、方法は逆向きですが、最小の力で最大の効果を目指します。

次に胸倉を両手で持ってもらいました。同様私が逃げようとすると、相手は手を放し私が倒れるでしょう。そこで、私は後藤さんが料胸倉を掴むと、後藤さんの上に飛び乗るようにしました。(合気道では掛け合うので同じ動作を後藤さんにもしてもらいました)。相手はヒルみます。胸倉を掴み殴ってやろうと思っているところに、相手が自分から飛び乗ってくると、相手は後ろに倒れるしかありません。これで勝負ありです。マウンティング状態になったので、あとは殴りまくるとか、腹の上に飛び乗るとか、こちらが自由に動けます。(ちなみに昨日は本当は渡辺さんが来て、合気道の打撃を見たいのというので、危険なので自分でポーズだけを見せました。養神館の創始者塩田剛三は、技の7割が打撃と言われています。簡単にyoutubeで見ることができます。あのレベルになると、相手が8人同時にかかってきます。それを倒すには、ひとさし指を固くしてナイフのように突き立て「喉差し」で一発で相手は倒れます。次に人差し指の付け根の部分を固くする稽古をして、相手の顎を打ちます。これを聞くとそんな程度で利くのかと思われるかもしれませんが、釘で奥歯を叩かれたらどうなるでしょう。パスカルの原理で、同じ圧力なら接触面が小さいほど重い打撃を与えます。この技は、奥歯が2~3本折れるので、今では禁じ手になっています。

次いで、後藤さんが両手で胸倉を掴んだ場合の返し技として、四方投げ、側面入り身投げ、連行法2種類を掛け合いました。最後に、一番痛い4ケ条の関節技を相互に掛け合いました。これは後藤さんが私の左手を掴んだ時に、私の左手の親指と人差し指でその腕を吊り上げ、そのまま、後藤さんの左手を右手に持ち替え、手首を肘を同時に折る技です。これはどこかで以前書いたので繰り返しませんが、本当に痛くなる前に、「痛い」と言ってもらわないと、かけているほうが相手の痛さがわからないので、本当に、手首と肘を折ります。慣れている人だと、自分から床に膝まずき、畳をタップして、参った、と言います。本当の4カ条抑え技になると、さらに相手をひっくり返し、肩の骨を折ります。お互いに掛け合って、後藤さんも「腰を切る」重要さを分かったでしょう。腰を開いて同じ技をかけても効果はありません。後藤さんがいいことを言いました。こういう状況にならないように、あらかじめ、そういうチンピラのいるような場所に行かないようにすればいい、といった内容ですが、君子危うきに近づかず、ですから、それが一番賢明な方法です。わたしが、相手が喧嘩を売ってくるのを楽しみにしているような愚かな癖があります。(半年か1年か忘れましたが、飛び級で、養神館の3級になり、稽古の後、師範と共に、こういう場合どうするか、で研究会を開き、いまでも、毎日、裏の縁で、基本動作等を稽古しているのは、とっさの時に実践ができるかどうか、だからです)

それを見ていた春名先生が、電車の中でチンピラが女性を挑発しているときに、柔道の得意な春名先生が助けてあげようと近づいたときに、別の二人も近づき、結局チンピラは退散しましたが、二人とも空手の使い手だった、と言われました。武道をしている人同士では喧嘩になりません。構え方ですぐにわかるので、やっていますね、道場はどこですか?で無駄な喧嘩になりません。

(ちなみに、合気道対打撃系=空手、ボクシング、キックボクシング、との闘いかたを簡単に説明します。師範が教えてくれたのは、間合いを外す方法です。簡単に言えば、距離を取り、相手のパンチやキックが届かない場所に常に身を動かし、相手が打ち疲瞬間飛び込んで技をかける、でした)。これは映画にもなっています。が、これは、バカのように体力、持久力のある相手だと、逃げ回っているうちにこちらも疲れてきます。ですから、私は、相手が打撃系の場合、絶対に逃げず、ガードを固めて、相手に2~3発殴られも、接近します。相手の体に接触すればこちらの勝ちですから。

ここから春名先生が性交術の科学的裏付けをしてくれました。性交で男女が元気になるのは、セックスの時に余った電子をお互いに与え合うからだとのいつもの解説です。余った電子という解説は分かるようで分かりにくいのは、素人はオゾンO3を想像するかラでしょう。オゾンは有毒と教科書レベルでは教えられるからです。そこで、私が勝海舟が体が弱ったときに、庭の(勝の屋敷は大豪邸で、下男が草刈りをしていると、「草を刈るな、草を刈ると虫の住処がなくなるじゃないか」と説教した逸話があります)。そういう広大な住まいには大木があります。海舟はこういう時に木の下で横たわる、と述べています。また大樹を抱きかかえると元気になる、という話も聞きました。これも春名先生の話だと、同様、余った電子をそれらの植物が与えてくれる、との説明になります。覚えていれば、電子が余った状態を科学記号で聞こうと思います。

これから酒も回り、雑談になりました。私の顔の色を見て、春名先生が明らかに栄養失調だと言われました。先月血液検査をしたので、何かの数値がでるでしょうが、常に私は赤血球不足の結果が出ます。私は小食健康法のつもりで一日一食ですが、確定申告が終われば、一日二食に変えようと思います。(以前はそうしていましたが、もともと小食なのと、一食は薬を飲まないのでそれが不安で一食に戻したのでした。が、自分でも異常に疲れを感じるので、二食を試してみます)の。

気功の話を受けて、後藤さんが、レイキを仕事にしている、個人映像作家の話をしたのには驚きました。長い間アメリカにわたり、ドキュメンタリー(記憶では、ジョナス・メカスのような日記映画、日常の微細な風景を撮り続けている地味な作家で、本職ですらあまり知りません)作家ですが、葉のかみ合わせから体調を壊し、レイキの施術法を学び、今はそれを生業にしている人です。

それから、法律が変わり今年の3月から、「家族以外の複数の従業員のいる飲み屋=居酒屋、スナック、キャバクラも含め」では禁煙になります。私は五行歌を詠むときは、酒と煙草で左脳を麻痺させて、リラックスして右脳を活発にます。そうしないと理屈ばかりになり、詩歌が生まれません。そこで、どこで五行歌を詠もうと悩んでいました。居酒屋もそれなりに考えるでしょうから、どちらにしてもどこかでは酒と煙草を吸いながら五行歌が詠めそうです。

本当はヤバイ話ですが、書いておきましょう。これは確実に春名先生が言われました。先生は飲みに行くほうなので捕まらないでしょうが、いわゆる密造酒の話でした。ビールも日本酒も、材料を揃えて発効させれば自家製アルコールが造れます。事実、少し前まで、農家の人はそうやって自分で酒を造っていました。そういう「友の会」的なサークルがあり、うまい具合に抜け道があるそうです。(私が以前までよく飲んでいた映像作家も、同じことをしていましたが、最近名前を聞きません。体を壊しているのだろうと思います)

多分、開運の方法をテーマにしたときのことを後藤さんが覚えていたのでしょう。中村天風の話に話題が飛ぶと、絶対的積極性と私が行ったのをスマホにメモされていました。絶対的積極性は、なりたい自分になれる、ことを全面的に信じる、それだけです。これは、アフォーメーションの実践例です。成功した後の自分を想像して、前もって喜んでおく、という方法です。絶対に成功することを、イチミリ疑わない、その心理が潜在意識にまで貫くと、自分以外の世界(万法)が勝手に動いて、思ったようになる、という気の力で運命を変える方法です。

春名先生の提案で次回のテーマは「不思議な話」になりました。これはブログの読者におすすめです。友達を連れて来月の第三金曜8時に夢庵西八王子店に集まってください。

前置きとして話された内容も驚きでした。春名先生は理科系のプロですが、シャーマン的な力があるようです。エクトプラズマを手で掴んだ話だけでなく、運転をしていていつも気になる場所があり、そこへ行くと、目が曇って見えないのに、ある時、見えたら、(ある事件が起こっていた)ことが分かったとか、何かが部屋を通過したイメージが浮かび、それが結果的に当たっていたとか、神秘体験を多数されています。

私は、「見性体験記」の一説「あなたは超常現象を信じますか」の部分に様々な不思議な体験を書きました。また、長女も不思議な子供で、物体記憶で超能力者のようでしたが、面白がって、問題を出し続けているうちに、高校生ぐらいになると、そういう質問には答えたくないと拒むようになりました。

春名先生が「多重世界論は世界共通の現象」と言われました。道教の世界で語ったように、あらゆる宗教が魂の不滅を説くのは、ただ死の恐怖から逃げたいだけではなく(量子力学者にも相当の数魂の不滅を説く人もいます)、何等かのナラティブベースの共通体験があって、それを、再現可能なまでに、実証していないだけだと思います。最初道教の世界を教えてくれたのは玄侑宗久さんだと書きました。おそらく、玄侑宗久さんほど死生観がニヒルな人はいないでしょう。禅者で仏教徒なのに、死後の魂は宇宙に溶け込みゼロになると公言されています。が、その玄侑宗久さんでさえ、彼岸わたる前までは、この世とあの世の中間にあって、魂は死の実感が持てず、往復すると言われています。玄侑宗久さんの小説のテーマはほぼこれにつきます。

そういうわけで、次回は、魂の不思議です。私は自分や知っている話をするだけでいいのですが、最終的にこういう不思議な世界に秩序を見つけ、再現性を持たせたら、次のブログは大げさに言えばノーベル賞ものでしょう。規約を私が勝手に決め、飲んでも飲まなくて3千円にしましたので、是非とも、神秘の中に潜む方程式を知りたい人は来月夢庵西八王子店に集まってください。


昨日「春名先生を囲む会」で語り合ったこと

2020年01月25日 | 春名先生を囲む会

集団ストーカーの被害者の方は次のurlを押してください。http://blog.goo.ne.jp/nadahisashi/e/21522a074264a7eb4afb4fd7df2e6531
http://w01.tp1.jp/~a920031141/haruna.html に最新の「春名先生を囲む会」の写真をアップロードしています。この会の趣旨と目的に賛同されるかたは毎月第三金曜日にの8時から誰でもOKですから夢庵西八王子店(平岡町)に来てください。正面を右に進むと座敷がありますからその座敷で待っています。手前のテーブルの場合もあります。なお、料金について変更があります。お酒の飲めない人は2千円にしましたので(現実には飲めても飲めなくても3千円になっています)。春名先生の講義を聞いたり、また積極的に講義をして下さい。医療だけでなく歴史や芸術についても講義できるようになりました。私は八王子五行歌会の代表です。賛同される方は私まで電話を下さい。042-634-9230。出ないときは留守電にメッセージを残して下さい。生死とは何か、善悪とは何か、魂や神仏は存在するか、等々本来は宗教者や科学者が総出で考えるべきことを、飲み食いしながら3千円で話し合えるのは「春名先生を囲む会」だけです。このブログ方も是非賛同者になって下さい。先月のテーマは「武道と東洋思想」でした。昨日のテーマはその続きで私が「道教の世界を解説」し、実践的な合気道を披露しました。このブログをご覧の皆様も是非賛同者になって下さい。


私が微笑禅の会(非宗教)を作ったのは日本に10人の見性者が生まれ、10人が協力し合えば世直しが出来ると思ったからです。(ちょうど日本に10人の坂本龍馬が居たら世直しが出来るように)
今後、微笑禅の会(非宗教)のネット会報は中止し、年に5千円の護持会費と数度の紙媒体での会報を出すことにします(メールで済ますこともあります)。私がロックフェラーほどの資産家であれば年に5千円の会費は無料にしますが、五行歌の会の主宰・草壁先生の言われる通り、お金を出さないと文化は育たないからです。本当に悟ってみたい人は次のurlをクリックして「見性体験記」をご覧ください。
 http://w01.tp1.jp/~a920031141/zen.html  入会された方には「微笑禅入門―実践篇」(DVD)を差し上げます。もちろん会員から質問があれば答えますので私のメルアドまで質問を下さい。レジュメも作らず睡眠時間4時間で即興で語っています。DVDはボリュームを目一杯に上げて聞いて下さい。wasaburo@hb.tp1.jp (クリックしてもメールが開かないのでコピーして宛て先に入れて下さい)なお、微笑禅の会の口座番号に変更があります。入会手続き入会金なし。会費は年に5千円とし、ゆうちょの以下の振替口座 00130-7-447671 名称「微笑禅の会」に振り込んでください。その際は住所氏名他連絡先、男女の区別を明記してください。退会は自由ですので、私にメールか電話をください。

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昨日は太極拳の指導者の資格を持つ渡辺さんが、体調不良で休まれました。そこで、いつもの春名先生と後藤さんと私の3人で夢庵西八王子店の和室で私が後藤さんに合気道の技をかけることにしました。が、中央線の事故で30分遅れるとの知らせがあり、先に、道教の話を私が春名先生に話しました。

 これは玄侑宗久さんが勧めてくれた「道教の世界」(学生社、窪徳忠という東大教授が書いた本です)。この人は論文を書かせたら上手いのかもしれませんが、一般向けに書いたために、編年体(通時的)ではなく、テーマ別に書いてあるので、今の道教と初めの道教が入り乱れ、分かりにくい本です。そこで私は各章を纏めてメモして春名先生に説明しました。

 玄侑宗久さんに言わせると儒教道徳で息苦しい中での毒消しの役が道教だった。玄侑宗久さんも道教の修行をしようと思ったが、中国語を覚えるため忙しくて出来なかったそうです。一言で道教のユニークさを纏めると、あの世、浄土、天国で不老不死の存在を認める宗教はいくらでもあるが、この世で不老不死を実現するのが道教ということになります。

道教は(私は中国をシナと呼ぶのでこれからもシナと呼びます)、シナの民間宗教だった。陰陽論は昔からあった。シナでは人や動物が死んでも、身代わりを作ると再生し、生きている人間に祟ると考えられていました。これはアニミズムの考え方です。あの世から再生した不遇な魂を鎮めるために道士は、お祓い、呪い、お守り、祈祷、呪文そしてポエ(貝合わせ=占い)などをします。(映画「キョンシー」を見てください)。

また、日本の場合は126代続く天皇家があるので、歴史が継続しますが、これは特殊な例外で、他国では皇帝が変わるために歴史が途絶えます(例:焚書坑儒 )。特にシナは乱世が続いたので、観音信仰(法華経の一部=浅草寺がこれで有名です)が、シナに限らずアジアでは一番人気があります。私は法華経に詳しいので解説しました。以前「中央義士会会員」だったので、いわゆる観音経「観世音菩薩普門品第二十五」には有名な次のような一説があります(赤穂義士を称える泉岳寺は、禅宗の寺ですが、12月14日の赤穂義士法要の時は観音経を唱えます)。例えば悪党に崖の下に投げられても、観音の名前を唱えると、月のように空中で留まる、首を切られそうな時に(同様)刀が3段に折れる(日蓮の龍ノ口の法難の時に同じ現象が起きたのは有名です)、また「還著於本人」と言って、敵が呪いや毒物で殺そうとしたとき、逆にブーメランになってそれが敵に向けられる。などはよく知られています。(某カルト宗教がこの言葉を多用しますが、ありえません。彼らは法華経の信者でも日蓮の信者でもない、会長本仏論だからです)

民間信仰が道教の元になった一つの例として、あまり根拠も普遍性もない言い伝えが信じられています。例えば、日本ではお目出度い時は赤と白を好みますが、シナでは赤は縁起がいいが、白は縁起が悪い、と信じられているので、結婚式などのパーティに白いスーツで出かけると大変なことになります。

シナ人の願望を一言でいえば「福禄寿」です(道教で強く希求される3種の願い、すなわち幸福(現代日本語でいう漠然とした幸福全般のことではなく血のつながった実の子に恵まれること)、封禄(財産のこと)、長寿(単なる長生きではなく健康を伴う長寿)の三徳を具現化したものである)。つまり、子宝、財産、長寿となります。端的に言えば、禅宗では見性し、仏の心を獲得し、我執が消え、天地と我と同根、という心境を目指しますが、この福禄寿の願望は、典型的な現世利益です。そこから風水などの半科学的学問が発達します(建築家に言わせると、相当当たっている部分があるようです。例えば鬼門)。

シナ人の宗教を大きく分けると、儒教、仏教、道教となりますが、儒教は宗教というより道徳です。仏教は中華思想によって、中国生まれと信じられています。残る道教だけが、中国独自の宗教となります。ここから太極拳の発生の話をしましたが、最後に纏めます。

道教にはアニミズムの考えがありますが、これは神道と共通しています。シャーマン(典型的な例が卑弥呼)、は天の声を聴いて民衆に伝える役割を持ちます。神が政治権力を持ったのが神道でもあり、卑弥呼でもあり政祭一致のシステムです。シナ人の願望「福禄寿」を簡潔に言えば不老不死=道教の目的となります。(道教は現世利益を求める非科学的要素の多い民間信仰ですが、シナ人の気質を最も端的に表している点で非常に興味深く、その現世利益追求の過程で、健康法、医学、気功、太極拳など様々な発明が生まれているのが、道教の最大の魅力だと思います)。

ここで道教の呪いを紹介します。1.九字を切る、「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」。これは道教の影響で修験道でも唱えられます。山伏:弁慶が危機を突破するときに唱えるのが九字です。2.歯を嚙合わせる。(これは類例が思い浮かびません。日本では歌舞伎に出てくるように、「睨む」ことで悪霊を鎮め、人を幸せにする方法があります、成田屋が、「ひとつ、睨んでご覧にいれましょう」と言いますが、名人に睨まれると一年無病息災で過ごせるといわれました。3.これも非情に稀な呪術です。ウサギ歩きと言われる歩き方です。相当に古い歴史と方法と効果があるようなので、ttp://square.umin.ac.jp/mayanagi/students/98ohira.htm を参考にしてください。

タオの話は前回しましたが、神道と同様、最高神が分からず、宇宙エネルギーの元と考えればわかります=ふつうは神仏と呼ばれているものです。道、玄、母、一、とも表現され、無為自然(そのままで全ての働きをするために、赤ん坊を大事にするという考え方に通じていきます)。紀元前6世紀から、釈迦、孔子、老子らが説いてきました(実在の人物かどうかは不明です)

神仙思想は紀元前4世紀からありました。仙人になることを目指します。仙人は不老不死、空を飛べる、普通は山にいるとされます。(空は飛べませんが、道教の影響で生まれた役行者が空を飛んだとされています。これは仏教でいう神通力の一つです。が、私は、判断力と行動力が素早くなって、一般人からは、まるで空を飛んでいるかのように素早く仕事をこなす、とみられたことから生まれた伝説だとおもいます。が、神秘思想を常識で測ると宗教を全て常識=既成概念で否定することになるので、そういう逸話もある、で留めておくのが賢明でしょう)。

道教の最大の魅力は、雑多な民間信仰、現世利益追求といっても、その過程で健康法や医学を産み出した点にあると書きましたが、次に述べるのが「神仙思想、長生法、養生法」の数々です。一つには「五穀を食べない」ことで腸を綺麗にする。小食、火を使った料理をしない。自然食、と言っても五穀を全て食べないとエネルギーが生まれないので、一部五穀をとりいれながら、クコ、レイシ、松の実、松脂、ナツメ、菊の花が落ちた水などを専らに食します。次いで、岩石、草木など多くの材料で作った薬を飲みます。さらに、「気を養う」方法として腹式呼吸などの呼吸法が開発されます。(ここでいう腹式呼吸はたぶん丹田呼吸のことでしょう。以前の会で私の密息を見せましたが、見たい人はいつでも見せるので第三金曜日8時に夢庵西八王子店に来てください。一言でいえば、1時間でも呼吸をしないでいられる呼吸法です。ごくごく細い息をしているのでしょうが、鼻や口の前に釣ったティッシュペーパーは全く揺れません)。面白いのは、紀元前4世紀ごろから呼吸法が発達し、いわゆる気功が生まれます。気功師に言わせると、スプーン曲げは出来て当たり前とのことです(以前の会に、春名先生の知り合いの整体師のような人がゲストで来られたときに、ユリゲラーが折ったスプーンの断面図は、力で折ったものとは全く違っていると力説されたことを思い出します)。さらに導引法と呼ばれる、ヨガや按摩が発達します。様々な体の動かし方があり、その一つの産物として「太極拳」が生まれます。日本の養生法のほとんどが道教の影響を受けています。有名な貝原益軒の「養生訓」(接して漏らさず、という性交法で有名ですが)も道教の影響下に生まれたものです。次いで、後で春名先生が解説してくれますが、「房中術」も発達します。紀元前4世紀から様々な性交テクニック,体位、が研究され、一時は乱交パーティーにまで及び、道教が邪教扱いされたこともあるほどで、その内容の複雑さはカーマスートラ以上と言われます。こういう話を続けると、女性の賛同者が引くので(実は性欲は男性より女性のほうが強いことを、春名先生が立証してくれたので、女性が引くというのは、それほど興味があることの裏返しですが)、日本で古くから伝わる「48手」などは可愛いものでしょう。以下、wikipediaからの引用

『カーマ・スートラ』は、7部35章に渡って書かれており、その内訳は以下の通り。第2部は赤裸々に性行為について綴ってあるため、特に有名である。 
1.導入部(全四章) 一般的な愛について。
2.性交について(全十章) 接吻、前戯、性的絶頂、 88手の性交体位のリスト、 オーラルセックス、スパンキング、 変態性欲、三人婚、インド版九状(玉茎の動かし方)、性器の種類と大きさ。
3.妻を得るには(全五章) 求愛 と 結婚
4.妻について(全二章) 妻の適切な行為
5.人妻について(全六章) 主に婦女誘惑の方法。
6.娼婦(妓生)について(全六章) 妓女必須の64芸に巧み。特に演劇に詳しいことを求める。最高位はガニカー。
7.他人を惹き付けるには(全二章)

後を素早くまとめると、道教は太平道の2世紀から始まりました。論理漬けと権威付けのために道教の改組を老子としています。12世紀になると、中国仏教の最大の開花と言える禅の影響を受け入れます。「真理、タオ、は言葉では説明できない」などは不立文字そのものです。禅は5世紀に達磨が少林寺にもたらしたと言われています(私見ですが、達磨もまた実在したかどうかは不明です)、その少林寺で生まれたのが少林拳ですが、少林寺拳法は(本山は徳島にあると記憶します)、そお少林拳を日本人が洗練発達させたものです。(ブルースリーが自分の拳法を、シャオリンジ拳法、と映画で述べているのは、史的事実を間違えているか、翻訳の間違いでしょう)。次いで、陰陽説は(五行説と合体すると陰陽五行説になります)シナで生まれましたが、陰陽道(安倍晴明など)は日本で特殊に発達したものです。

最後に、太極拳はいつ生まれたかについて、「道教の世界」は網羅的なうえに、起源について多くを語っていません。ネットで調べると面白い結論が出ました。図説や本を辿っていくと、紀元前2世紀ごろには生まれています。

このような道教の世界の解説の途中で後藤さんが中央線の事故で遅れて現れました。今回は私が後藤さんに合気道、と逮捕術から生まれた連行法を相互に掛け合うことにしました。ますは小手返しです。立ち上がってもらいました。立ってもらわないと、「腰を切る」意味と効果がわからないからです。かりにヤクザや酔っ払いが、胸倉をつかんだとしましょう。私の左の胸を後藤さんが右手でつかんで引き寄せた場合、私が逃げようとすると、手を離されたら私は後ろに倒れ、後は蹴られたり、相手の思う壺に入ります。その場合は、(私は瞬時に相手の鼻を狙って裏拳を入れますが)、相手の掴んで右手を小手返しで倒すのは分かっているので、怖いのは左手のほうです。油断していると、左手のパンチが飛んできます。そういう時は、私が右手で後藤さんの左肩を抑え、「喧嘩は止めませんか」と言いながら、後藤さんが握った右手の小指と薬指の間のある一点を、右手の親指で押さえます。この瞬間に小手返しをしますが、腰を切らないと手投げになって、利きません。腰を切るというのは股間を占めて体をコンクリートのように固め、同時に(この場合は私の右の足の親指で、床を蹴り、つまり自分の体重+地球の重さをその一点に集中して)、相手を頭から後ろに落とします。合気道は最小の力で最大の打撃を与える方法です。逆に操体の三浦寛先生が教えてくれたのは、最小の力で最大の癒しを与える方法は、「快」(快感)の力です。壊す方法と癒す方法も、方法は逆向きですが、最小の力で最大の効果を目指します。

次に胸倉を両手で持ってもらいました。同様私が逃げようとすると、相手は手を放し私が倒れるでしょう。そこで、私は後藤さんが料胸倉を掴むと、後藤さんの上に飛び乗るようにしました。(合気道では掛け合うので同じ動作を後藤さんにもしてもらいました)。相手はヒルみます。胸倉を掴み殴ってやろうと思っているところに、相手が自分から飛び乗ってくると、相手は後ろに倒れるしかありません。これで勝負ありです。マウンティング状態になったので、あとは殴りまくるとか、腹の上に飛び乗るとか、こちらが自由に動けます。(ちなみに昨日は本当は渡辺さんが来て、合気道の打撃を見たいのというので、危険なので自分でポーズだけを見せました。養神館の創始者塩田剛三は、技の7割が打撃と言われています。簡単にyoutubeで見ることができます。あのレベルになると、相手が8人同時にかかってきます。それを倒すには、ひとさし指を固くしてナイフのように突き立て「喉差し」で一発で相手は倒れます。次に人差し指の付け根の部分を固くする稽古をして、相手の顎を打ちます。これを聞くとそんな程度で利くのかと思われるかもしれませんが、釘で奥歯を叩かれたらどうなるでしょう。パスカルの原理で、同じ圧力なら接触面が小さいほど重い打撃を与えます。この技は、奥歯が2~3本折れるので、今では禁じ手になっています。

次いで、後藤さんが両手で胸倉を掴んだ場合の返し技として、四方投げ、側面入り身投げ、連行法2種類を掛け合いました。最後に、一番痛い4ケ条の関節技を相互に掛け合いました。これは後藤さんが私の左手を掴んだ時に、私の左手の親指と人差し指でその腕を吊り上げ、そのまま、後藤さんの左手を右手に持ち替え、手首を肘を同時に折る技です。これはどこかで以前書いたので繰り返しませんが、本当に痛くなる前に、「痛い」と言ってもらわないと、かけているほうが相手の痛さがわからないので、本当に、手首と肘を折ります。慣れている人だと、自分から床に膝まずき、畳をタップして、参った、と言います。本当の4カ条抑え技になると、さらに相手をひっくり返し、肩の骨を折ります。お互いに掛け合って、後藤さんも「腰を切る」重要さを分かったでしょう。腰を開いて同じ技をかけても効果はありません。後藤さんがいいことを言いました。こういう状況にならないように、あらかじめ、そういうチンピラのいるような場所に行かないようにすればいい、といった内容ですが、君子危うきに近づかず、ですから、それが一番賢明な方法です。わたしが、相手が喧嘩を売ってくるのを楽しみにしているような愚かな癖があります。(半年か1年か忘れましたが、飛び級で、養神館の3級になり、稽古の後、師範と共に、こういう場合どうするか、で研究会を開き、いまでも、毎日、裏の縁で、基本動作等を稽古しているのは、とっさの時に実践ができるかどうか、だからです)

それを見ていた春名先生が、電車の中でチンピラが女性を挑発しているときに、柔道の得意な春名先生が助けてあげようと近づいたときに、別の二人も近づき、結局チンピラは退散しましたが、二人とも空手の使い手だった、と言われました。武道をしている人同士では喧嘩になりません。構え方ですぐにわかるので、やっていますね、道場はどこですか?で無駄な喧嘩になりません。

(ちなみに、合気道対打撃系=空手、ボクシング、キックボクシング、との闘いかたを簡単に説明します。師範が教えてくれたのは、間合いを外す方法です。簡単に言えば、距離を取り、相手のパンチやキックが届かない場所に常に身を動かし、相手が打ち疲瞬間飛び込んで技をかける、でした)。これは映画にもなっています。が、これは、バカのように体力、持久力のある相手だと、逃げ回っているうちにこちらも疲れてきます。ですから、私は、相手が打撃系の場合、絶対に逃げず、ガードを固めて、相手に2~3発殴られも、接近します。相手の体に接触すればこちらの勝ちですから。

ここから春名先生が性交術の科学的裏付けをしてくれました。性交で男女が元気になるのは、セックスの時に余った電子をお互いに与え合うからだとのいつもの解説です。余った電子という解説は分かるようで分かりにくいのは、素人はオゾンO3を想像するかラでしょう。オゾンは有毒と教科書レベルでは教えられるからです。そこで、私が勝海舟が体が弱ったときに、庭の(勝の屋敷は大豪邸で、下男が草刈りをしていると、「草を刈るな、草を刈ると虫の住処がなくなるじゃないか」と説教した逸話があります)。そういう広大な住まいには大木があります。海舟はこういう時に木の下で横たわる、と述べています。また大樹を抱きかかえると元気になる、という話も聞きました。これも春名先生の話だと、同様、余った電子をそれらの植物が与えてくれる、との説明になります。覚えていれば、電子が余った状態を科学記号で聞こうと思います。

これから酒も回り、雑談になりました。私の顔の色を見て、春名先生が明らかに栄養失調だと言われました。先月血液検査をしたので、何かの数値がでるでしょうが、常に私は赤血球不足の結果が出ます。私は小食健康法のつもりで一日一食ですが、確定申告が終われば、一日二食に変えようと思います。(以前はそうしていましたが、もともと小食なのと、一食は薬を飲まないのでそれが不安で一食に戻したのでした。が、自分でも異常に疲れを感じるので、二食を試してみます)の。

気功の話を受けて、後藤さんが、レイキを仕事にしている、個人映像作家の話をしたのには驚きました。長い間アメリカにわたり、ドキュメンタリー(記憶では、ジョナス・メカスのような日記映画、日常の微細な風景を撮り続けている地味な作家で、本職ですらあまり知りません)作家ですが、葉のかみ合わせから体調を壊し、レイキの施術法を学び、今はそれを生業にしている人です。

それから、法律が変わり今年の3月から、「家族以外の複数の従業員のいる飲み屋=居酒屋、スナック、キャバクラも含め」では禁煙になります。私は五行歌を詠むときは、酒と煙草で左脳を麻痺させて、リラックスして右脳を活発にます。そうしないと理屈ばかりになり、詩歌が生まれません。そこで、どこで五行歌を詠もうと悩んでいました。それに(酔っぱらっていたので、こういう詳しいことを春名先生が話したのかわかりませんが、後藤さんの話でしょうか)、今は煙草屋の制度が変わり、以前は煙草屋があればそこから(例えば100メートル以上離れていないと煙草屋開業禁止でしたが)、今はどこでも開業できるので、キャバクラ兼煙草屋にして、(おそらく煙草屋として喫煙自由という言い訳が効くのでしょう)、酒を煙草OKにできるようです。春名先生がこういう裏情報に詳しいのは驚きですし、後藤さんは物知りなので後藤さんの話でしょうか。どちらにしてもどこかでは酒と煙草を吸いながら五行歌が詠めそうです。

本当はヤバイ話ですが、書いておきましょう。これは確実に春名先生が言われました。先生は飲みに行くほうなので捕まらないでしょうが、いわゆる密造酒の話でした。ビールも日本酒も、材料を揃えて発効させれば自家製アルコールが造れます。事実、少し前まで、農家の人はそうやって自分で酒を造っていました。そういう「友の会」的なサークルがあり、うまい具合に抜け道があるそうです。(私が以前までよく飲んでいた映像作家も、同じことをしていましたが、最近名前を聞きません。体を壊しているのだろうと思います)

多分、開運の方法をテーマにしたときのことを後藤さんが覚えていたのでしょう。中村天風の話に話題が飛ぶと、絶対的積極性と私が行ったのをスマホにメモされていました。絶対的積極性は、なりたい自分になれる、ことを全面的に信じる、それだけです。これは、アフォーメーションの実践例です。成功した後の自分を想像して、前もって喜んでおく、という方法です。絶対に成功することを、イチミリ疑わない、その心理が潜在意識にまで貫くと、自分以外の世界(万法)が勝手に動いて、思ったようになる、という気の力で運命を変える方法です。

春名先生の提案で次回のテーマは「不思議な話」になりました。これはブログの読者におすすめです。友達を連れて来月の第三金曜8時に夢庵西八王子店に集まってください。

前置きとして話された内容も驚きでした。春名先生は理科系のプロですが、シャーマン的な力があるようです。エクトプラズマを手で掴んだ話だけでなく、運転をしていていつも気になる場所があり、そこへ行くと、目が曇って見えないのに、ある時、見えたら、(ある事件が起こっていた)ことが分かったとか、何かが部屋を通過したイメージが浮かび、それが結果的に当たっていたとか、神秘体験を多数されています。

私は、「見性体験記」の一説「あなたは超常現象を信じますか」の部分に様々な不思議な体験を書きました。また、長女も不思議な子供で、物体記憶で超能力者のようでしたが、面白がって、問題を出し続けているうちに、高校生ぐらいになると、そういう質問には答えたくないと拒むようになりました。

春名先生が「多重世界論は世界共通の現象」と言われました。道教の世界で語ったように、あらゆる宗教が魂の不滅を説くのは、ただ死の恐怖から逃げたいだけではなく(量子力学者にも相当の数魂の不滅を説く人もいます)、何等かのナラティブベースの共通体験があって、それを、再現可能なまでに、実証していないだけだと思います。最初道教の世界を教えてくれたのは玄侑宗久さんだとかきました。おそらく、玄侑宗久さんほど死生観がニヒルな人はいないでしょう。禅者で仏教徒なのに、死後の魂は宇宙に溶け込みゼロになると公言されています。が、その玄侑宗久さんでさえ、彼岸わたる前までは、この世とあの世の中間にあって、魂は死の実感が持てず、往復すると言われています。玄侑宗久さんの小説のテーマはほぼこれにつきます。

そういうわけで、次回は、魂の不思議です。私は自分や知っている話をするだけでいいのですが、最終的にこういう不思議な世界に秩序を見つけ、再現性を持たせたら、次のブログは大げさに言えばノーベル賞ものでしょう。規約を私が勝手に決め、飲んでも飲まなくて3千円にしましたので、是非とも、神秘の中に潜む方程式を知りたい人は来月夢庵西八王子店に集まってください。


「春名先生を囲み会」は一週間伸びました

2020年01月18日 | 春名先生を囲む会

全て省略します。

 

武道と東洋思想を知りたい方は今月の第4金曜日午後八時から、夢庵西八王子店に集まってください。おそらく、和室で行います。

私が後藤さんに合気道の技をかけ、東洋思想と武道について語ります。後藤さんが怪我をするのを見たい人は夢庵に来てください。