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現代人が心を完全に操縦できないで
招かなくともよい不幸や苦悩を味わ
っているのは、あまりに実在意識を
過重視し、潜在意識の存在をおろそ
かにするため、潜在意識の運用が
不完全になっているかである。
ちょうど、馬術の心得の乏しい人が
駿馬に乗った時、馬の静穏の時は
ともかく、何かの拍子で馬が暴れ
出すと、たちまち混乱に陥り、
完全にそれを操縦するどころか
しまいには振り落とされてしまう
のと似ている。
人生は心の操縦を完全にすることが
先決である。
中村天風
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ほぼ一か月ほど前のことだろうか、秋篠宮真子内親王が在日のナンパ小僧と婚約し、のちに破断になって手切れ金10億円を払ったという報道が流れた。このブログでは触れなかったが、どう考えても可笑しい。皇室を警護するSPも公安も、一般人とは違い遥かに強化されており、そのような不埒な人物が近づいたら、直ぐに宮内庁を通して秋篠宮殿下に注意するはずである。
このように考えると、この事件は、日本の皇室の権威を貶めようとする大きな勢力が働いており、ナンパ小僧一人の行動ではなかったと考える方が自然である。
以前も書いたように、今の皇太子妃雅子には父型も母型も共に問題があり、皇室に入るべき人間ではなかった。そこで、愛国者の多くが、次の天皇は、浩宮を飛ばして秋篠宮になることを期待していた。いわば、皇太子雅子は遊び好きなヤンキーと見られていたが、今回の事件で、秋篠宮真子内親王も脇の甘いオネエチャンと思われるようになった。つまり、今回の事件で、皇室の尊厳が消えたのである。この結果から推理して、皇室の尊厳が失墜するのを一番喜ぶのはどの勢力が推理出来る。
1.自公民政権
安部内閣が憲法改正で近い将来行おうとしているのは、天皇よりも総理大臣の権力と権威を上にすることである。(facebookを毎晩見ていると詳しく解説されている)。さらに、私が以前過激なブログで、「昭和天皇をバカと言った池田大作、全国の愛国者よ立ち上がれ」とのタイトルで、証拠を張り付けたとき、ほぼ一晩の内にタイトルごと削除されたことがある。NTTのリモートサポーターに聞いたところによると、他人のブログを改竄する程度のことはSEならだれでもできるとのことだった。(普通の人間は良心が咎めてしないだけである) とすると、ナンパ小僧の裏には自公民政権があると考えるのが自然である。
2.アメリカの思惑
今の自公民政権はアメポチと言われて久しい。またそれだけでなく、大東亜戦争で戦ったアメリカ軍が一番恐れていたのは日本人の皇国史観だった。そのために占領軍は神道の力を弱めるために、宗教法人法を異様に緩くした。かなりデララメな宗教が乱立することで、相対的に神道の力を貶めるためである。パーマ店が「パーマネント教」を作ろうとしたこともある。まさに公明党の支持母体創価学会もその流れの中で生まれた。さらに、本来は日蓮正宗の信徒集団であったのが、独立した宗教法人「創価学会」を作り、さらに、教えを受けていた日蓮正宗から破門されたにも拘わらず与党になるまで勢力を伸ばしているのは宗教法人法が「分派の自由」を認めているからである。驚くべきことに、創価学会は弘安二年に日蓮が認めたと言われる板本尊を「幸福製造機」と名付け、祈れば病気も治り、貧乏人は金持ちになると言って、「折伏大行進」を行い、一時期は一千万票もの集票力を誇ったものだが、今は、「火事になれば焼けてしまう本尊など意味がない」と教えている。これら一連の流れを見ると、アメリカの思惑と自公民政権の思惑は一致して、天皇の存在を貶めようとしていると推理するのが妥当だろう。
私の雑談的解決法
まず、このような事態を察して安部内閣を批判しているのが、日本で一番和歌が巧みな美智子皇后である。先日も記者会見で、安倍内閣を批判すると思われる憲法堅持の意志を表示られた。皇室がことあるごとに憲法9条を持ち出されるのは政権批判に異ならない。特に現自衛官、自衛官OBに聞きたいが、あなたたちは(言うまでもなく、愛する家族と国家のために死ぬ覚悟だろうが)、安部に命じられてアメリカの傭兵として死にたいのか、それとも、皇軍として祖国のために死にたいのか、どちらを選ぶのか聞いてみたい。いうまでもなく後者を選ぶだろう。また、信頼を墜落させた秋篠宮文仁親王は、かつての髭の殿下のようにより積極的に政治的発言をするべきだと思う。そのことにより、失墜した皇室の尊厳は取り戻されるだろう。
以下は個人的な思い出である。私が大学生の時、昭和天皇が崩御された。危篤状態になられてから、歌舞音曲の類は廃止され、夜遅くなると、パチンコ屋や大手の飲み屋は閉店する様になったが、当時私が通っていた高田馬場にあった(客が5人も入れば一杯になる飲み屋)確か「チャコ」は営業していた。飲み終わり、私が外に出ると、澄んだ月明かりの中に深々と雪が舞い降りてきた。私は直観的に今上陛下が崩御されたことを感じ、涙ながらに家に帰ってテレビをつけたところまさにその通りだった。昭和天皇は、あのロスケのアレキサンドル・ソクーロフが映画にするほど、英明な方であり、昭和大帝と呼ぶにふさわしい。ご存命中、原爆投下について、「戦争中のことだから致し方ない」と言われた一言を取り上げて批判する人もいるが、その内心はいかばかりだったか、昭和天皇は玉音放送の中で次のように語られている。「加之(しかのみならず)敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ 頻(しきり)ニ無辜(むこ)ヲ殺傷シ惨害ノ及フ(ぶ)所(ところ) 真(しん)ニ測ルヘカラサ(ざ)ルニ至ル」
また、話が飛ぶが、日蓮正宗の法主上人猊下で創価学会の独立宗教法人を認め、のちに批判の急先鋒となられた日達猊下が遷化されるのも元旦の「大百蓮華」を読んでいて分かった。「春名先生を囲む会」の記事をご覧の方は納得されると思うが、ある種の信号(波動)を感じるからである。
我が世の春を謳っているように思える現政権だが、本当に支持している人がどれぐらいいるだろう。大雑把に言えば、有権者の2割が、自公民政権に投票し、あとの8割は野党か棄権票である。今時代は変化している。例えばfacebookで、自公民政権を支持したり、創価学会を賛美すると、いわゆる「炎上」する時代になった。現政権は間違いなく、2年も持たない、と私は類推する。
在日のナンパ小僧の話から、話題が紆余曲折して飛んでもない方向へ膨らんでしまった。最後は最近作った五行歌で〆ることにしよう。
内憂は自公 外憂はアメリカ 祖国の開放は 政治と軍事の 独立