久比里はカワハギの聖地とも言われ、周年カワハギ船を出す船宿が平作川沿いに軒を連ねている。
いずれは訪れたいと思っていたけど、今回アマダイで初見参となった。
巳之助丸さんは船宿の隣に車2台分の駐車スペースがあるから、まずはそこに停めて荷物を下ろし、川を少々下った山天丸さん前の川沿いにある駐車場に停める。
(船は宿の前の護岸に係留されてます。)
船宿で受付ける前に、対岸に係留されてるアマダイ船に竿や荷物を置いて釣り座を確保する。
自分が駐車場に停めている間に、T1さんが席取り。右舷はみよしと大艫に先客がいたんで、その間を確保。結局、右舷4名、左舷5名の余裕の釣り座で楽ちんだった。アマダイもシーズンラストだからかな。
(テンビンは村越正海さん監修。頼みますよ、正海さん。)
タックルと釣り座のセッティングをしつつ、T1さんと釣り方のおさらいや疑問点を確認し合う。仲間との釣行は出船前のこの時間も愉しいな。
段々と釣ってやるぞーと、気持ちが盛り上がってくる。結果によっては、この時が一番愉しかったってこともあるけどね。
出船は7:50。一路、剣崎沖を目指した。
(途中ギリで橋の下をくぐるから竿を立ててると危険。)
エサはマルキューのオキアミを一箱配られる。頻繁にエサを付け替えたけど1日で充分の量だったな。
仕掛けは昨年、ピンクにコーティングされた真鯛ハリを使って仕立てた自作品。
両目が付いていて潰れてないオキアミを選んで、尾羽を取って真っ直ぐハリに付ける。
(電動リールとキーパーをレンタル。)
釣り場に着いたら「ポーン」とチャイムが鳴った。これが投入と巻き上げの合図らしい。
いつもは船長のアナウンスだから、キョロキョロと廻りを伺って悟ってからの第一投。
これまで浅場の釣りばかりだったんで、落とし込みがやたらと長く感じる。やっと着低したら水深70m越え。糸ふけを取ろうとすると、右巻きのリールなんで、いちいち左手に竿を持ち代えて巻かないといけないのが煩わしい。左巻きのリールしか持ってないから、すごく違和感がある。あまりの煩わしさに、右手で竿を握ったまま手をクロスして左手でハンドルを回して巻き取るようにした。
また、普段が10号とか重くても25号のオモリの釣りものだから、80号の深場の釣りが以外と負担に感じる。ギリ手持ちで1日頑張れるかな。LTに慣れたひ弱な釣り師には筋トレとして丁度良いかもな。
底を取ったら1mほどオモリを上げて、仕掛けとエサのオキアミを底から50cmぐらいと言われるアマダイのタナに漂わせる。
エビがピョンと跳ねるような誘いを演出するには、湾フグカットウ釣りを拡大した感じで優しく誘い上げ、優しく下げるようにした。アミエビが自然にタナに落ちていくのを想像してね。
電動リールもキーパーも使うのが、心が折れたヤリイカ釣り以来1年以上ぶりなんで、馴れるまでアタフタしながら誘い続けると、ククンというアタリ。軽く竿を立てて活性を確認してから巻き上げに入る。
アマダイの三段引きと聞くけど、そんな兆候は見せずに素直に巻き上がってくるから、こりゃゲストだな。
(1目めはトラギスでした。)
カワハギのゲストでも釣っていて、いつもはリリースだけど、今日はキープ。天ぷらでいただく予定。
T1さんは早々にホウボウを揚げて、美味しいゲストをキープしている。
ホウボウいいなー。
頻繁に底を取り直さないとタナボケするし、まめに仕掛けを上げてエサをチェックしないといつの間にか空バリということもある。
段々とこの釣りに馴れてきてペースが掴めてきた。
次に来たのは、
(2目めはキダイのダブル。)
キダイ。ちびっこだけどハリを呑まれちゃたんでキープ。
(リリースしてもこいつに狙われる。)
船の横には数羽のカモメが浮かんでて、誰かが釣り上げると「くれー!」と言ってるのか激しく鳴く。
まめに仕掛けを上げ下げするし、飽きない程度にトラギスが掛かってくれる。ちょっとタナが低いってことだな。
アタリはどれも小さいんで、魚の活性がイマイチなのかもしれない。
ある誘いの後の落とし込みで、ククンと小さくアタった。竿先をゆっくり上げてアワセると活性あり。そんなに重さを感じないからゲストだと思っていた。
電動で中速で巻き上げると、案外竿先が入ってる。ちょっと型が良いのかなと思ってると、竿先がググンと突っ込んだ。おやっ?
こちらに気付いたT1さんと顔を見合わせる。ひょっとして。
更に巻き上げが進み、取り込み直前になって再度の突っ込み。おおっ!
これが三段引きか?本命確定か?
水面に魚影が見えてくる。赤い魚だぞ。上がってきたのは期待通りのアマダイ!
タモが遠いし、サイズ的にも大丈夫だろうと一気に抜き上げた。
(3目めで本命33cmをゲット!)
初のアマダイをじっくり見るととても綺麗で気品も感じる。高級魚というのも頷ける。おしいかな、これで顔がもっとキリッとしてたら文句なしだろうに。
鑑賞が済んだら血抜きしてクーラーへ。
その後も美味しいゲストが多々掛かってくれる。
(4目めはムシガレイ。)
ムシガレイが掛かるとなるといよいよタナが低いんだろう。意識して高めにキープするのを心がける。
するとまた小さなアタリ。アワセて巻きに入ると竿の入り方がそれなりのサイズを予感させる。
が、期待を込めて竿先を見つめていても突っ込みはこない。
ゲストだな。と諦めて水面を見ると、ゆらゆらと見えてきたのはオレンジ色の魚影。期待してなかったところに現れたのは、
(オニ!5目めの33cm。)
オニカサゴ!うれしい裏本命!
T1さんが先にオニを揚げてたから羨ましかったんだけど、もう満足。
忘れずに持ってきたキッチンハサミで毒のヒレを切り落としてクーラーへ。
その後に良型のヒメを揚げて6目め。
良型のアマダイとオニカサゴが釣れたから十分満足して、あわよくばもう1匹というモードになっていた。
そろそろ筋トレに疲れてきてたしね。
沖上がりまで30分という頃に仕掛けを入れ替えたら直後の誘いでアタった。
巻き上げると、そこそこの重さで途中でググンと突っ込みも見せた。
最後にまた来ましたか?アマちゃんが。
ほくそ笑んでると突っ込みにT1さんが気付いて、また来たの?とヤられたって顔をする。残念ながらT1さんはまだ本命を見れていない。
でも揚がったのは、
(7目と8目めのダブル。)
カイワリとアカボラのダブル。
食べてみたかったアカボラに、予想してなかったゲストのカイワリ。本命のアマダイじゃなかったけど、それに匹敵するほど嬉しいな。
直ぐさま血抜きしてクーラーへ。
これで終了。
本命に裏本命を交えて8目、17匹。
多彩なゲストで愉しい釣りだった。
また来シーズン乗りたいな。
・アマダイ : 1
・オニカサゴ : 1
・カイワリ : 1
・アカボラ : 1
・ヒメ : 1
・ムシガレイ : 2
・キダイ : 4
・トラギス : 6
(オキ、クラカケ含む)
中潮
船中0~7
🐡
いずれは訪れたいと思っていたけど、今回アマダイで初見参となった。
巳之助丸さんは船宿の隣に車2台分の駐車スペースがあるから、まずはそこに停めて荷物を下ろし、川を少々下った山天丸さん前の川沿いにある駐車場に停める。
(船は宿の前の護岸に係留されてます。)
船宿で受付ける前に、対岸に係留されてるアマダイ船に竿や荷物を置いて釣り座を確保する。
自分が駐車場に停めている間に、T1さんが席取り。右舷はみよしと大艫に先客がいたんで、その間を確保。結局、右舷4名、左舷5名の余裕の釣り座で楽ちんだった。アマダイもシーズンラストだからかな。
(テンビンは村越正海さん監修。頼みますよ、正海さん。)
タックルと釣り座のセッティングをしつつ、T1さんと釣り方のおさらいや疑問点を確認し合う。仲間との釣行は出船前のこの時間も愉しいな。
段々と釣ってやるぞーと、気持ちが盛り上がってくる。結果によっては、この時が一番愉しかったってこともあるけどね。
出船は7:50。一路、剣崎沖を目指した。
(途中ギリで橋の下をくぐるから竿を立ててると危険。)
エサはマルキューのオキアミを一箱配られる。頻繁にエサを付け替えたけど1日で充分の量だったな。
仕掛けは昨年、ピンクにコーティングされた真鯛ハリを使って仕立てた自作品。
両目が付いていて潰れてないオキアミを選んで、尾羽を取って真っ直ぐハリに付ける。
(電動リールとキーパーをレンタル。)
釣り場に着いたら「ポーン」とチャイムが鳴った。これが投入と巻き上げの合図らしい。
いつもは船長のアナウンスだから、キョロキョロと廻りを伺って悟ってからの第一投。
これまで浅場の釣りばかりだったんで、落とし込みがやたらと長く感じる。やっと着低したら水深70m越え。糸ふけを取ろうとすると、右巻きのリールなんで、いちいち左手に竿を持ち代えて巻かないといけないのが煩わしい。左巻きのリールしか持ってないから、すごく違和感がある。あまりの煩わしさに、右手で竿を握ったまま手をクロスして左手でハンドルを回して巻き取るようにした。
また、普段が10号とか重くても25号のオモリの釣りものだから、80号の深場の釣りが以外と負担に感じる。ギリ手持ちで1日頑張れるかな。LTに慣れたひ弱な釣り師には筋トレとして丁度良いかもな。
底を取ったら1mほどオモリを上げて、仕掛けとエサのオキアミを底から50cmぐらいと言われるアマダイのタナに漂わせる。
エビがピョンと跳ねるような誘いを演出するには、湾フグカットウ釣りを拡大した感じで優しく誘い上げ、優しく下げるようにした。アミエビが自然にタナに落ちていくのを想像してね。
電動リールもキーパーも使うのが、心が折れたヤリイカ釣り以来1年以上ぶりなんで、馴れるまでアタフタしながら誘い続けると、ククンというアタリ。軽く竿を立てて活性を確認してから巻き上げに入る。
アマダイの三段引きと聞くけど、そんな兆候は見せずに素直に巻き上がってくるから、こりゃゲストだな。
(1目めはトラギスでした。)
カワハギのゲストでも釣っていて、いつもはリリースだけど、今日はキープ。天ぷらでいただく予定。
T1さんは早々にホウボウを揚げて、美味しいゲストをキープしている。
ホウボウいいなー。
頻繁に底を取り直さないとタナボケするし、まめに仕掛けを上げてエサをチェックしないといつの間にか空バリということもある。
段々とこの釣りに馴れてきてペースが掴めてきた。
次に来たのは、
(2目めはキダイのダブル。)
キダイ。ちびっこだけどハリを呑まれちゃたんでキープ。
(リリースしてもこいつに狙われる。)
船の横には数羽のカモメが浮かんでて、誰かが釣り上げると「くれー!」と言ってるのか激しく鳴く。
まめに仕掛けを上げ下げするし、飽きない程度にトラギスが掛かってくれる。ちょっとタナが低いってことだな。
アタリはどれも小さいんで、魚の活性がイマイチなのかもしれない。
ある誘いの後の落とし込みで、ククンと小さくアタった。竿先をゆっくり上げてアワセると活性あり。そんなに重さを感じないからゲストだと思っていた。
電動で中速で巻き上げると、案外竿先が入ってる。ちょっと型が良いのかなと思ってると、竿先がググンと突っ込んだ。おやっ?
こちらに気付いたT1さんと顔を見合わせる。ひょっとして。
更に巻き上げが進み、取り込み直前になって再度の突っ込み。おおっ!
これが三段引きか?本命確定か?
水面に魚影が見えてくる。赤い魚だぞ。上がってきたのは期待通りのアマダイ!
タモが遠いし、サイズ的にも大丈夫だろうと一気に抜き上げた。
(3目めで本命33cmをゲット!)
初のアマダイをじっくり見るととても綺麗で気品も感じる。高級魚というのも頷ける。おしいかな、これで顔がもっとキリッとしてたら文句なしだろうに。
鑑賞が済んだら血抜きしてクーラーへ。
その後も美味しいゲストが多々掛かってくれる。
(4目めはムシガレイ。)
ムシガレイが掛かるとなるといよいよタナが低いんだろう。意識して高めにキープするのを心がける。
するとまた小さなアタリ。アワセて巻きに入ると竿の入り方がそれなりのサイズを予感させる。
が、期待を込めて竿先を見つめていても突っ込みはこない。
ゲストだな。と諦めて水面を見ると、ゆらゆらと見えてきたのはオレンジ色の魚影。期待してなかったところに現れたのは、
(オニ!5目めの33cm。)
オニカサゴ!うれしい裏本命!
T1さんが先にオニを揚げてたから羨ましかったんだけど、もう満足。
忘れずに持ってきたキッチンハサミで毒のヒレを切り落としてクーラーへ。
その後に良型のヒメを揚げて6目め。
良型のアマダイとオニカサゴが釣れたから十分満足して、あわよくばもう1匹というモードになっていた。
そろそろ筋トレに疲れてきてたしね。
沖上がりまで30分という頃に仕掛けを入れ替えたら直後の誘いでアタった。
巻き上げると、そこそこの重さで途中でググンと突っ込みも見せた。
最後にまた来ましたか?アマちゃんが。
ほくそ笑んでると突っ込みにT1さんが気付いて、また来たの?とヤられたって顔をする。残念ながらT1さんはまだ本命を見れていない。
でも揚がったのは、
(7目と8目めのダブル。)
カイワリとアカボラのダブル。
食べてみたかったアカボラに、予想してなかったゲストのカイワリ。本命のアマダイじゃなかったけど、それに匹敵するほど嬉しいな。
直ぐさま血抜きしてクーラーへ。
これで終了。
本命に裏本命を交えて8目、17匹。
多彩なゲストで愉しい釣りだった。
また来シーズン乗りたいな。
・アマダイ : 1
・オニカサゴ : 1
・カイワリ : 1
・アカボラ : 1
・ヒメ : 1
・ムシガレイ : 2
・キダイ : 4
・トラギス : 6
(オキ、クラカケ含む)
中潮
船中0~7
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