普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

柔道衰退の道か?みっともない柔道

2016-08-12 10:06:42 | スポーツ

リオのオリンピックで金メダルを取った大野選手とともに金最有力の候補と言われた永瀬選手が準準決勝で格下のトマ選手(アラブ首長国連邦)に破れました。
その試合の模様です。 試合開始してまもなく永瀬が技をかけるのを抱いたトマが同時に倒れた。最初は永瀬に「効果」が出たのに、トマの方に「効果」と逆転。それからのトマ選手の態度。永瀬選手が組もうとするのを振り払って逃げる。永瀬が組もうとするのを振り払う。逃げる。逃げるの繰り返しで試合終了まで。
見ているだけでイライラ。 この試合を見ている人は日本人は勿論、トマ選手の卑怯な逃げ腰の態度にアラブ首長国連邦の人を含む世界中の人たちがイライラし、終いには白けてしまったと思います。
トマ選手は勝つために、オリンピックの幾ら指導を貰っても最終的には「効果」~「技あり」が優先すると言う、オリンピックのルールに従っただけです。
しかしこんな試合を見ていて、若い人たちが柔道を始めようと思うでしょうか。
オリンピックを目指している若い選手のやる気が増すでしょうか。
それで私の提案です。
・ いくら「効果」をとっていてもも「指導」を4回取られたら「効果」は無しにして、今までの「得点」「注意」無視のゴールデンルールの最終戦に持ち込む。
・今までの消極的試合態度への「注意」に加えて、長く相手の手や袖口を取っている時は「注意」を与える。相手の手や袖口を取って技がかかることはほとんどない、つまり相手を倒す意志はない消極的な試合態度ですから。
・自分の有利な態勢に持ち込むだけにあまり長い時間(たとえ試合時間の半分以上)がたっても技がでないときは、視覚障害者の柔道のように両者をに正式に組ませて、試合を再開させる。
 素人目の私の提案の問題点はこのやり方では柔道王国の日本がはるかに有利になるので他国の承認が得られるかどうかです。
 しかし今では足取りの一発敗退や、片側ばかり持っての技かけの禁止など、日本側の主張ががかなり採用されています。
 これを見ると私の提案も一考の余地があると思うのですが。

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