普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

私の新聞遍歴

2007-01-19 21:45:26 | 情報、マスコミ

<<朝日新聞>>
私は昨日のブログで父の時代から朝日新聞を取っていたのを止めたことを書いた。
朝日新聞については、インターネット上で色々批判があり、中でも「朝日新聞」、「捏造」で検索すると58万件もヒットするなどは有名な話だ。

私が止めた理由は、前にも書いたが、自社の主張に都合の悪い事実は極力報道しない事と、その主張に沿わない投書はほぼ絶対に載せないという不公平な報道姿勢に嫌気がさした事だ。
もっと正確に言うと、医者から血圧の薬を飲まされているのに、新聞を見るたびに血圧が上がっては身が持たないと思ったからだ。

<<新聞の選択>>
当時住んでいた地域で配達されていたのは、朝日、毎日、読売の三大全国紙と西日本新聞の地方紙だけだった。
毎日新聞は読んでみて、何故か知らないが弱く、頼り無い気がしたので対象から外した。
(今でもやはりこの傾向は続いているようだ。)

次は読売新聞であるが、一番の難点は読売ジャイアンツの親会社で、新聞を見る度に嫌いなジャイアンツの報道を読まされることだ。
ジャイアンツが嫌いと言ったがこれも正確に言えば、当時、巨人・大鵬・玉子焼きと言われるように、付和雷同的な巨人のファンが嫌いだったのだ。
巨人が強い時は視聴率が上がり、今のように低迷時には視聴率が下がると言うのがその証拠だ。
その点、弱い時も応援し、強い時はなおさら応援する阪神のファンと全く違っている。
つまり巨人のファンが嫌い→嫌いなファンが応援している巨人のことばっかり載っている読売新聞など見たくないという、誠にくだらない理由で、読売を落とした。

<<西日本新聞>>
結局、地方紙であるが西日本新聞が残った。
同紙を取って見て判ったことは、記事が朝日と違って公平で、世界のニュースも通信社から配信するものが主であるが、プロでもない人にとっては十分なものだった。

一番良かったのは、投稿欄で、政治からコミュニティーから家庭の事まで、バランス良く公平な取り扱われており、庶民の眼からみた、日本、社会、家庭の関心事や問題点を血圧を上げる心配もなく知る事が出来た。

ただ引っかかったのは、地方版の書き方が、とかく福岡市と比較した書き方だったことだ。
例えば北九州市に歩道橋が多いことを上げて、歩行者優先の福岡市を見ろと言わんばかりの書き方だ。
福岡市以外の人から見れば、鼻持ちならぬ福岡中華思想だ。

もう一つ気にいらなかったのは、福岡市中心の会社の広告ばかり載った新聞が、完全に商圏の違う北九州市まで配達されることだ。
勿論北九州市中心にある会社の広告は殆どないのだ。
新聞広告も読者にとって貴重な情報手段と考えている私にとって許せぬことだった。
決定的だったのは、福岡から遠く離れた長崎のホテルで見た同紙の広告が、いつもの福岡市中心のものばかりだった。
私もさすがに呆れて西日本新聞に、その名に相応しく、少なくとも主な配布地域の広告を載せるべきだと投書したが、当然のように何の反応もなかった。

<<読売新聞>>
そして、最後に残った(嫌いなファンが応援している巨人の親会社の)読売新聞に切り換え今にいたっている。
読売新聞についてもインターネットで色々言われているので省略するが、一つだけ言いたいのは、投稿欄の内容が同社の方針と思うが、小市民的な話題中心で、政治や、いじめ、教育問題などの全国的な緊急な問題が余りとり上げられないことだ。
多分これらの件で言いたいことが一杯ある人は多いの思うのだが。

それを聞いた家内は、余所様のように時々新聞を切り換えて、景品を貰うようにしろと言うが、地域の新聞は限られているので、いつもは唯々諾々の私もこれだけは頑として拒否している。
そして、新聞への投稿の代わりに、ブログを始めたのだがーーーー。

どうぞ今後ともよろしくご贔屓にお願います。

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