北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

雨の日のチョウ

2011年07月17日 | 夏の散策日記
今日は1日中弱い雨。
風は弱く寒くもない。
自然散策の他にこれといって趣味がないので家にいても暇、ということで雨の中散策に出ることにした。


外灯の柱にミミズクがいた。
うまい具合に溶け込んでいる。


人工物に擬態するための色彩としか思えない。



ミミズクがいた外灯の横でニホンザリガニのハサミが3つも落ちていた。
横は落ち葉などが沢山沈んでカワニナが多い沢になっているが、そこから上がってきたのだろうか。
外灯横にあるのでそこでは溺れたシャクガが常に浮いている。



メスアカミドリシジミ
光の差す斜面でゼフが沢山飛んでいるが、足場が悪く雨ですべり撮影できたのはこの個体のみ。
アカシジミやミズイロオナガシジミなどもいて未見種も混ざっていると思われる。



トラフシジミもいた。
少しの雨くらいならチョウは気にせずに飛んでいることがわかった。



ミヤマクワガタが歩いていた。
この個体は41ミリあった。
コクワガタのメスも歩いていた。



クリの花にイチモンジチョウが来ていた。
2010年の4月のイチモンジチョウの記事を今日見直したら、そのチョウがアカマダラであることがわあった。
訂正してアカマダラが知見種になり、今回のイチモンジチョウが初見となった。
嬉しい成果である。



ヒョウモンチョウ
コヒョウモンではない純粋な個体。

クリの木にはヒロオビトンボエダシャクが多いが、それを軽くしのぐほどキバネセセリが多く100個体以上は見られた。
ハナアブはベッコウハナアブ類が多かったがカミキリムシは来ていなかった。



クサフジの花にヒメシジミとコチャバネセセリが多い。
コキマダラセセリも居て、普段多いキバネセセリはこの花には来ない。



ヒヨドリソウにはヒメウラナミジャノメが多い。
ヒョウモンチョウ類はまだまだ代表的な種が出てこず、数か少ない。



ミズイロオナガシジミ
最後に最初にゼフ類を沢山見た場所へ行くと本種のみがポツンと葉上で休んでいた。
コメント (2)
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