北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

カラフトキリギリス!

2013年08月30日 | 夏の散策日記
知床の帰り、カラフトキリギリスの生態写真を撮影するために小清水原生花園に寄り道しました。(7月31日)

原生花園をぶらぶら、人が多く駐車場には観光バスも多く止まっていた。
鳴き声がしても柵があり入れなく、もうどこ探せばいいかわからず苦戦。

原生花園を出て付近を散策。


近くにある濤沸湖の一部にはユリカモメが結構いました。


夏羽


冬羽
夏羽冬羽どっちも居て一気に撮影できたのでラッキーでした。
実は初見でした…嬉しい!

カラフトキリギリスが探せそうな場所がありました。
鳴き声を頼りに探します。

結構鳴いていて姿を見ることができますが、風が強く生態写真の撮影には大苦戦。
念のため採集して地面に置いてまずは保険的に撮影。


かっこいいですね!!

さて頑張ります。


いい位置に鳴いている個体を発見。
パシャリ!成功しました。
この場所で安定して鳴いているので動画も撮影しました。
でも載せ方忘れてしまいました。
いつかユーチューブにアップしますね

横の草をかき分けてゆっくりとキリギリスの横にカメラを移動。


撮れました!
ハネナガキリギリスよりもがっしりとしていて色が淡く、そして黒い模様がまっちしていてかっこいい。
顔つきも違いますね~
目標達成!



オオジュリン幼鳥
ここは草原性の野鳥も見れます。
その中のノゴマも狙いの一つでしたが、見られませんでした。



ハセガワヒメドロムシ
何と僕のカバンにくっついてきたのだ。
時々思うが僕はすごい強運の持ち主である。
この仲間自体初めてで、もちろん本種も初見である。

カラフトキリギリスのメスは見つかりませんでした。
でもオスが撮れてよかったです。
普通にキリギリス探す感覚で楽しかったです。
道東のバッタの代表格を抑えたところで、小清水町の帰り道を含めた知床散策は終了です。
遊びに行ったわけじゃないけど満喫も十分できました~
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ギンザンマシコ!

2013年08月29日 | 夏の散策日記
知床峠で惨敗したギンザンマシコを羅臼湖で見ることができました。(7月27日 羅臼湖)
峠から5分ほどの羅臼湖もハイマツ帯の広がる高山帯があります。
天気は曇りで霧がすごく見通しが悪い。
湖を見ての帰り、道を歩いていたところ偶然出くわしました。


ギンザンマシコ♂
感激です!!



ギンザンマシコ♀
メスもいました。


羅臼湖では少ないらしく、期待していなかったので見れて感激です!
知床を案内しているベテランガイドによると、実は羅臼湖にも多いとのことです。
今回あいにくの天気でしたが、ギンザンマシコは晴れている日よりも曇りの日の方が目にしやすいそうです。
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知床峠散策

2013年08月24日 | 夏の散策日記
知床に滞在していたときの散策です。(7月22日 知床峠)
ここへ来て、見たかった野鳥にギンザンマシコがあります。
ギンザンマシコの生息地である標高700メートル以上のハイマツ帯が広がる知床峠に行って来ました。

バスを使って向かい10時過ぎに到着。
天気は晴れ。


ウグイスがよく鳴きます。



道沿いのセイヨウノコギリソウに嬉しいことにフタホシヒゲナガハナアブが来ていた。
野幌で撮り逃した狙いのハナアブだったが、まさか知床のこんな高所で見られるとは思っていなっかったのでびっくりしました。



シララカハナカミキリも来ていた。
生態写真は初撮影。
流石高山ですね!


数人の野鳥カメラマンがいて、関西から来た人と雑談をしながら歩いていると…


ウソがいました。
ここで繁殖しているそうです。

お目当てのギンザンマシコはここ2日は来ていないそうです。



ヒオウギアヤメ
あまり見られない花もちょくちょく撮影。



シロオビヒメヒカゲが案外多く見られました。



知床峠付近を歩いてもギンザンマシコは見られませんでした。
結局この日は駄目でした…

もう一度チャレンジしましたが天気が悪く撃沈…
その後も晴れることはなく曇り気味の山。
しかし峠の近くでやっと見ることができました!!
その模様は後日。

知床国立公園は採集禁止。
知床峠も範囲に含まれていて昆虫などの採集は禁止です。
写真だけにしましょうね~
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庭に来た南方系な面々~

2013年08月22日 | 庭の出来事
8月7日、庭にちょくちょく出て昆虫観察をした。(札幌市厚別区)


翅の基部が黄色いナツアカネ
札幌ではお馴染み?となったトンボ。
温暖化で増えたのかな?



北海道では珍しいオンブバッタがシソの葉の上にて数頭確認できたのには驚いた。
札幌市では特に珍しいのではないだろうか。
まだまだ幼虫です。
最近は天気が悪くオンブバッタの姿が見当たりません。
居なくなってしまったのなら非常に残念です。
成虫が見たい!でも不安で仕方ありません。

家に生えているシソは5年位前(かなり曖昧)に植えて以降は自然に生えてくる形で子孫を残しています。
このシソに付いて北海道に入ってきたものが累代されて今に至るのか、そもそもの食草であるシソに自然分布していたオンブバッタが卵を産んだのかどっちなのでしょう。

オンブバッタはいろいろな古い図鑑から新しい図鑑までの分布に北海道が入っています。
本当に生息しているのかという疑問が解決された瞬間となりました。



イチモンジセセリ
これは本州から飛んできたもの。
北海道には生息していません。
庭では秋口に稀に見るセセリチョウですが、撮影に成功したのは今回が初です。



セマダラコガネ
こちらは普通にいる北海道の昆虫
超普通種の本種でも個体変異が面白いので最近よく撮影しています。



こちらも南方系ではないクサアリモドキ
女王蟻だと思われる。
森林性のアリはうちには棲めませんよ!

実は8月6日に庭でホウジャクの一種(スキバホウジャク系ではない方)が目の前を通り過ぎたのが見えたので、この日一日そのホウジャク狙いで庭に出たのでした。
結果はボロボロでしたがいろいろ見つかったのでよかったです。
ちなみに8月21日に恵庭市でもホウジャクの一種を確認しました。
ホシホウジャクは長沼で撮影済みですので「ホウジャク」だと望みを持ってまた再チャレンジしたいです。
コメント (4)
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アオヤンマにカラカネイトトンボ!

2013年08月18日 | 夏の散策日記
結構前の事だが6月30日、友人さちの誘いでアオヤンマなどのトンボを見に行った。(苫小牧市)


カラカネイトトンボ
僕が目標にしていたカラカネイトトンボの生態写真を撮ることができた。
小型のトンボでも、沢山いるので見つけるのは容易でした。





交尾体


同交尾体



ギンイチモンジセセリ
湿地脇で数個体確認。



ヒラシマネクイハムシ
スウィーピングで1頭だけ入った。
他には多数のイトトンボ類が入ったが目ぼしい昆虫は他に入らなかった。



全体的な目標のアオヤンマは2個体しか確認できなかった。

他にはエゾイトトンボ、オゼイトトンボ、コサナエ、ヨツボシトンボ、シオカラトンボ、シオヤトンボが見られた。

今はマダラヤンマの時期ですね!
今年も確認しに行こうと思います!!
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