北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ベニシジミ後翅の青紋

2018年04月15日 | チョウの仲間

ベニシジミの春型の後翅には青紋列が出る個体がいます。
この特徴は春型でよく見られますが、恥ずかしながら僕は今まで気づきませんでした。



ベニシジミ夏型である第2化
夏型は色が暗くなります。



秋に出現する第3化
春型に近い。


街中にも居る極ありふれたベニシジミ。
鮮やかなオレンジに目を奪われ、ひっそりと覗く瑠璃有の存在に気づかなかった。
今年の春、じっくりこの美しい蝶を鑑賞しようと思います。
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春のクジャクチョウ

2018年04月07日 | 庭の出来事
実は先週までインフルエンザにかかっていて大変でしたが、ようやく元気を取り戻しました。
しかしその影響で糖蜜の時期を少し逃してしまったのが悔しいです。
そんな中、庭にてささやかな春を見つけました。(2018年3月31日 札幌市厚別区)


午前中、日光浴をするクジャクチョウを見つけました。
庭の越冬タテハと言えば何時もはエルタテハですが、クジャクチョウもたまに見られます。



続いて車庫で越冬中のフサヤガ。
越冬するフサヤガ(12月初旬)
光を当てると翅をゆっくりと上下に動かすので生存が確認できました。
見事越冬に成功した様です。

北海道の虫のシーズンはすでに始まっています。
僕ももうそろそろ動き出そうと思います!


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自宅の蛾 2017 色々

2018年04月05日 | 庭の出来事
自宅の蛾をヤガ科、シャクガ科以外で載せます。(北海道札幌市 自宅)

2017年の自宅の蛾
ヤガ編
シャクガ編


ウスヅマシャチホコ


オオクワゴモドキ
自宅ではシャチホコガ類は少なく7種のみ。





ブチヒゲヤナギドクガ
とてもかわいい蛾。
幼虫には毒があるのでしょうか?
成虫には癒し効果があるので手載せをお勧めします。



クロシタアオイラガ
昔家にあったサクランボの木に大発生してしまいサクランボの木ごと切ってしまったそうです。
幼虫に刺されたらとても痛い様です。



クロオビシロフタオ
標準図鑑には記されていませんでしたが、「北海道の蝶と蛾」によると昼行性らしいです。
寄主植物はガマズミ。
面白い止まり方をする小型のフタオガで、初見でした。






カマフリンガ
秋口によく飛来してくれました。



おそらくアカマエアオリンガ
この仲間ではこのタイプばかり多い。



マツノゴマダラノメイガ
3度確認しました。
コメント (2)
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自宅の蛾 2017 シャクガ類

2018年04月02日 | 庭の出来事

前はヤガ編でしたが今回はシャクガ編。
自宅での観察は、最も身近な種を知ることができるのが魅力ですね。(北海道札幌市 自宅)

2017年の自宅の蛾


リンゴツノエダシャク



オオバナミガタエダシャク



オレクギエダシャクの一種
車庫の前にいました。
LEDライトがあり、たまに蛾がいます。



モンキシロエダシャク
かなり地味なエダシャク。
色を白くするとオレクギエダシャクになる?ならない?



コヨツメアオシャク
かわいい感じですね。



ベニスジヒメシャク
多いヒメシャク。
牧草地の横にある水たまりで集団吸水しているのを見たことがあります。



ヨツメヒメシャク
擦れてなかったら結構好きな蛾でした。
でも蛾の擦れは今まで頑張ってきた証拠です。



ルリオビナミシャク
8月に見られました。



ヒメキンオビナミシャク
この仲間は結構見られました。



フタシロスジナミシャク
草原でライトをやるとよく飛来するナミシャク。



トビスジヒメナミシャク
常連。



フタトビスジナミシャク
常連になりつつあります。

自宅ではマツ属に付くフタヤマエダシャクなどを期待しておりましたが、そううまくはいきませんね。

追加:2018.4.2 ウスバミスジエダシャク フタシロスジナミシャク・フタトビスジナミシャクを訂正しました。
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